最高のやわらかさと、口に広がるジューシーな旨み。
比較実験の結果をもとにした、究極の仕上がり。
《BONIQ設定》
60℃
2:05(2時間5分)
※低温調理 加熱時間基準表(鶏肉):https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
手順
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1 低温調理器 BONIQをセットする
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鍋やコンテナに水を入れ、本体を挿す。
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60℃ 2:05(2時間5分)に設定する。
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※肉、魚(生食用を除く)は種類と厚みに応じて加熱設定を変更する。参照:「低温調理 加熱時間基準表」
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https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
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※食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
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※高温・長時間調理時は蒸発による水位減少を防ぐため、最大水量を用意する。
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※BONIQ 深型ホーロー鍋はこちら:https://boniq.store/products/boniq-enamelpot
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※BONIQ 低温調理コンテナ&コンテナアクセサリー(ラック、トレー、フタ、ジャケット)はこちら:https://boniq.store/products
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2 耐熱袋に投入する
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鶏むねの皮をはぎ、余分な脂を切り落とす。
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耐熱袋に鶏むね、白ねぎの青い部分、しょうがの皮、ごま油を入れる。
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※ここではまだ塩は入れない。
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※BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」はこちら:https://boniq.jp/recipe/BONIBAG_Recipe
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3 BONIQに投入する
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設定温度に達したら袋を湯せんに入れ、低温調理をする。
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※袋内に気泡が残らないよう湯せんに入れながらしっかり空気を抜き、密封する。
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(参考:動画「低温調理用バッグの密封方法」、
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https://youtu.be/N-t1ox7mox0
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記事「ベストなバッグ密封の仕方 比較実験」
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https://boniq.jp/recipe/?p=19616
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※鍋底に卵を勢いよく落とさないよう、お玉やトングなどを使ってそっと沈める。
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※食材全体が湯せんに浸かるようにする。浮いてくる場合は耐熱性の瓶や重しを乗せて完全に沈める。
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※高温・長時間調理時は湯せんにカバーをする。(鍋:ラップ、コンテナ:フタ)
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4 ねぎしょうがソースを作る
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しょうが、白ねぎをみじん切りにし、サラダ油、ごま油、塩、こしょうと混ぜ合わせる。
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5 袋に塩を投入
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら袋を取り出して塩を投入し、再び空気を抜いて口を閉めておく。
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すぐに食べる場合にも、最低30分はそのまま置いて塩をなじませる。
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すぐに食べない場合は、塩を投入後に袋ごと氷水につけて完全に冷却する。
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6 仕上げ
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鶏むねを取り出してスライスし、ねぎしょうがソースをかけたら出来上がり。
投稿者からのコメント
《一食あたりの栄養素》
・カロリー:312 kcal
・糖質:0.4 g
・タンパク質:33.5 g
・脂質:18.3 g
・食物繊維:0.2 g
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ(ボニーク)
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※低温調理器 BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
《作る際のポイント》
以前に「60℃ 蒸し鶏のねぎしょうがソース」
https://www.kurashiru.com/recipe_cards/89c65d3e-f888-4079-9d48-1a41ecf5a06b
のレシピを作成しましたが、「60℃ 鶏胸肉 低温調理 塩タイミング比較実験」
https://boniq.jp/recipe/?p=4045
の比較実験結果を踏まえ、今回改訂版のレシピを作成しました。
以前は鶏むね肉に塩で下味をし、その後耐熱袋に入れてBONIQで調理していましたが、上記の実験結果から、BONIQでの調理後に袋に塩を入れて味を含ませた方が、よりやわらかくジューシーに仕上がるということが判明しました。
一度袋を開けて塩を入れ、最低30分は塩が浸透するのを待つため、以前のレシピよりも工程が増えることになります。しかし、究極の仕上がりを求めるなら、塩をBONIQ後に入れる方法をおすすめします。
《作った感想》
以前の方法でも充分美味しいと思っていたのですが、今回のBONIQ後に耐熱袋に塩を入れて味を含ませる方法で、究極の仕上がりになりました。
これ以上にやわらかくてジューシーな蒸し鶏はないんじゃないか、というくらいのクオリティです。
もう蒸し鶏は何度も作った、という方も、ぜひこの方法で違いを感じてみてください。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
長ねぎと生姜を鶏むね肉と低温調理することで臭み消しになります。
鶏むね肉は安価なうえ、低脂質・高タンパクな食材です。そのうえ糖質はほぼゼロなので筋肉量を増やすためのタンパク質補給に最適な食材です。
筋肉量が増えることで、代謝が高まり太りにくい体を維持することができます。また、代謝が良くなると体温も上がり、免疫力の強化にもつながります。
鶏むね肉には運動後に体の回復力を高める「イミダペプチド」という成分が多く含まれています。イミダペプチドは抗酸化作用を持ち、体の疲労をやわらげる働きや、脳の老化を防ぐ働きを期待できます。
このように、鶏むね肉には悪い点がないと言ってもいいほど優れた食材です。しかし、健康を維持するためにはバランスの良い栄養摂取が必要なことを忘れずに。鶏むね肉に含まれていない種類のビタミンやミネラルは、野菜などの他の食材から摂取することを心掛けましょう。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。