鮮やかな緑色が食卓を彩る「そら豆」。ほっくりとした食感と強い豆の味わいがおいしいですよね。塩ゆでしてお酒のおつまみにはもちろん、炒め物やスープ、お菓子まで幅広く楽しむことができるのも魅力です。
そら豆の保存方法|長持ちのコツ|冷凍保存がおすすめ
春から初夏にかけてが旬ですが、そら豆は収穫してから3日で鮮度が落ちると言われるくらい日持ちがしないため、スーパーなどで見かける時期が限られてきます。そんな貴重なそら豆を無駄にしないためには、どのように保存すればいいのでしょうか?
今回は、そら豆のおいしさを長持ちさせる保存方法をご紹介します。
「冷凍保存」でおいしさをキープ
そら豆は買ってきたその日のうちに食べるのがおすすめですが、冷凍保存することもできます。冷凍保存する場合は、新鮮なうちに冷凍するのがポイントですよ!
■生のままさやごと冷凍保存
さやがついたまま冷凍保存が可能です。さやつきなので場所は取りますが、そのまま冷凍できるので簡単。しかも、さやがあることで鮮度や風味を保つことができます。
【手順】
①さやがついたまま冷凍用保存袋に入れる
②できるだけ空気を抜いて密封する
③冷凍庫で保存する
【解凍方法】
凍ったままさやごとグリルで焼くのがおすすめですが、豆を出して調理することもできます。その場合は、自然解凍あるいは電子レンジの解凍機能で様子を見ながら少しずつ解凍します。さやから豆を取り出したら、凍ったまま塩ゆでや炒め物などさまざまな料理に活用できます。
※解凍しすぎると水っぽくなるので、中の豆まで解凍しないように気を付けましょう。
■さやから豆を出して生のまま冷凍保存
場所を取らずに保存できます。
【手順】
①さやから豆を取り出す
②薄皮に包丁で切り込みを入れる
(加熱時に破裂する恐れがあるので、破裂防止に切り込みを入れます)
③冷凍用保存袋に平らになるように入れる
④空気を抜いて密封したら冷凍庫で保存する
■ゆでて冷凍保存
固めにゆでておくことで、調理するときに時短になります。
①さやから豆を取り出す
②薄皮に包丁で切り込みを入れる(破裂防止)
③固めに塩ゆでする(1分程度)
④ざるに移して水気を切ったら、そのまま冷ます
⑤残っている水分を拭き取って冷凍用保存袋に入れる
⑥空気を抜いて密封したら冷凍庫で保存する
【解凍方法】
生もゆでたものも、凍ったまま塩ゆでや炒め物などさまざまな料理に活用できます。
冷凍保存でおいしさ長持ち!
短い間しか楽しむことができないそら豆ですが、冷凍保存することでおいしさを無駄にせず味わうことが出来ます。今回は3パターンの冷凍方法をご紹介しました。用途に合わせてお好みの方法で保存してくださいね。
また、クラシルではそら豆の選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。