焼き鳥の定番メニューとしておなじみの「鶏皮」。
鶏皮を含め、お肉類はとてもデリケートな食材です。誤った方法で保存するとあっという間に鮮度が落ち、おいしさが損なわれてしまいます。
焼き鳥の定番メニューとしておなじみの「鶏皮」。
鶏皮を含め、お肉類はとてもデリケートな食材です。誤った方法で保存するとあっという間に鮮度が落ち、おいしさが損なわれてしまいます。
そこで今回は鶏皮の正しい保存方法をご紹介します。傷みやすい鶏皮だからこそきちんと保存して、最後まで安全においしくいただきましょう。
肉や魚類の保存で一番大切なのは「鮮度」です。
鮮度を保つために、チルド室もしくはパーシャル室などの「特定保存室」内で冷蔵保存、もしくは冷凍室で冷凍保存するようにしましょう。
ただし、冷蔵・冷凍保存ともにパックのままでの保存はNG。酸化が進み、傷みやすくなってしまいます。パックから出し、出来るだけ外気に触れさせないように保存すると、傷みにくくなりますよ。
それでは、鶏皮の正しい保存方法をご紹介します。
・冷蔵保存する場合
①パックから取り出し、キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取る
②薄く平らに伸ばした鶏皮をラップでぴったりと包む
③空気が入らないようにジッパー付保存袋に入れる
④冷蔵庫のチルド室、もしくはパーシャル室などの特定低温室で保存する
【ポイント】
・消費期限を守って出来るだけ早く食べきりましょう。
・お肉の水分は傷みや生臭さの原因となるため、丁寧に拭き取ります。ラップで包む際は空気が触れないようにぴったりと包み、ジッパー付保存袋の中の空気もしっかり抜きましょう。
・肉類は傷みが早いため、チルド室もしくはパーシャル室などの「特定低温室」で保存します。特定低温室の温度は、冷蔵室よりも低く冷凍庫よりは高く設定されているため、肉類や魚介類の鮮度をより長く保つことが出来ます。
・必ず加熱調理をしてお召し上がりください。
・冷凍保存する場合
①パックから取り出し、キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取る
②薄く平らに伸ばした鶏皮をラップでぴったりと包む
③空気が入らないように冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
【ポイント】
・冷蔵保存のときと同様、傷み防止のため、お肉の水分は丁寧に拭き取りましょう。空気を遮断するようにラップでぴったりと包み、冷凍用保存袋の中の空気もしっかり抜いてくださいね。
・必ず加熱調理して、お召し上がりください。
今回は鶏皮の保存方法をご紹介しました。
鮮度が落ちやすい鶏皮ですが、適切な方法で保存すれば、新鮮な状態を長持ちさせることが出来ます。ポイントを押さえながらきちんと保存して、最後までおいしくいただいてくださいね。
クラシルでは鶏皮の選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。