非常食としておなじみの「乾パン」。缶に入ったものであれば5年ほどの賞味期限があり、保存食としてストックしておくと安心です。ただ、実際は幸せなことに活躍の場面はなく、期限を迎えてしまうものも多いでしょう。そこで今回は、賞味期限が近づいた乾パンを、おいしく食べれるようなアレンジレシピをご紹介したいと思います。そのままでは硬くてちょっと食べづらい乾パンも、アイデア次第では立派な料理に大変身しちゃいますよ!
【乾パン】をおいしく食べるコツ、おすすめ活用レシピ5選
保存食の乾パンは、おいしくアレンジしちゃいましょう
温めた牛乳で食べやすく。ミルク乾パン
まずご紹介するのは、硬い乾パンをやわらかくしたミルク乾パンです。こちらのレシピなら簡単にでき、小さいお子さまや年配の方でも食べやすいのが魅力。乾パンを電子レンジで温めた牛乳に浸すだけですが、すぐにやわらかくなります。冷蔵庫で冷やしてもおいしくいただけますよ。
カリッとした食感に、手が止まらないおつまみ乾パン
お次は乾パンの硬さを活かしたレシピです。粉チーズをかけてオーブントースターで焼くことで、ひと口サイズのおつまみになります。黒こしょうやカレー粉、バジル、チリパウダーなど、お好みのスパイスで風味を付ければ、カリッとした食感も手伝ってついついお酒がすすんじゃいますね。
キャラメルの風味が香ばしいキャンディ乾パン
乾パンをキャラメルでコーティングした「キャンディ乾パン」は、キャラメルの香ばしい風味とサクサクした乾パンの食感がクセになるおいしさです。材料も砂糖と水だけで簡単にお作りいただけますよ。飴は砂糖を焦がしすぎないように注意しましょう。
ティラミスの土台に使う技アリ乾パン活用術
こちらは乾パンをティラミスの土台にする技アリのレシピです。作り方は普通のティラミスと変わらず、土台に乾パンを使うだけです。お子さまやお酒の苦手な方は、シロップにブランデーを使わなくてもOK。とろっとしたマスカルポーネのクリームがからんで、乾パンとは思えないおいしさになります。
もちもち食感の「乾パングラタン」
こちらのレシピでは、乾パンを牛乳でやわらかくし、ホワイトソースをかけてグラタンに仕上げました。この「乾パングラタン」は、乾パンがもちもちの食感で、普通のパンとはまた違った味わい。お好みの具材やソースと組み合わせて作ってみてください。
乾パンは手を加えればおいしくて食べやすくなる
乾パンは非常食としてそのまま食べるだけではなく、少し手を加えることで様々な料理にアレンジすることが出来ます。簡単に作れるおやつやおつまみから、乾パンを使っているとは思えないレシピもありましたね。乾パンは非常袋に入れて常備しておくと忘れがちですが、きちんと期限をチェックしておくのも大切ですよ。ぜひクラシルのレシピを参考に、おいしくアレンジして食べてみてくださいね。