■保存期間
冷蔵4日/冷凍1か月
■紹介文
今日は、グリーンカレーのレシピをご紹介します。
具だくさんのグリーンカレーです。水は使わずたっぷりと加えた野菜の水分と、ココナッツミルクで煮込んで仕上げます。
クリーミーで甘みがあるのにあとひく刺激的な辛さ、ナンプラーの風味がクセになります。
お好みの具材を加えたり差し替えたりご飯などにかけるだけではなく、具だくさんスープとしてもおいしくいただけます。ぜひお試しくださいませ。
手順
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【1】ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り、7mm幅(人差し指の半分の幅目安)の細切りにします。この作業は、手順6~10でグリーンカレーペーストや鶏肉、なす、パプリカを加熱している間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。親指でヘタを外側から押すようにすると、パキッと取れます。ヘタと種を取ってから、きれいに水洗いしておくとよいです。大ぶりのピーマンなど、長さが長い場合は、さらに縦半分に切るか、斜めに細切りにするとよいです。
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【2】パプリカは縦半分に切り、ヘタと種を取り除いて7mm程度の幅(人差し指の半分の幅目安)に縦に切ります。この作業も、手順6~9でグリーンカレーペースト、鶏肉、なすを加熱している間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。親指でヘタを外側から押すようにすると、パキッと取れます。ヘタと種を取ってから、きれいに水洗いしておくとよいです。大きいパプリカの場合は、長さを半分に切るか、縦ではなく、斜めに切るとよいです。
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【3】なすはガクを取り除き、ひと口大の乱切りにします。この作業も、手順6~7でグリーンカレーペーストを加熱している間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。鉛筆を削るように、斜めに包丁を入れると、無駄なく使えます。ガクを取り除いたあとは、きれいに洗い、トゲを残さないようにしましょう。乱切りは「回し切り」ともいいます。親指と人差し指でOKを作ったサイズを目安に、回しながら切っていくとよいです。なすは切ったらすぐに水につけて10分ほど置いてアクを抜くと良いですが、切ってすぐに使うときは水にさらさなくても構いません。
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【4】鶏肉はひと口大に切ります。この作業も、手順6~8でグリーンカレーペーストを加熱している間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。鶏肉は、水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。鶏もも肉はキッチンバサミを使うと切りやすいです。血合いや黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので、取り除くことをおすすめします。白い筋がある場合は、取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
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【5】ここまでの手順で鶏肉に付着しているカンピロバクターが飛散しています。食中毒を防ぐため、シンク、まな板はしっかりと洗浄し消毒しましょう。鶏肉を洗った際にシンクに飛び散ったり、まな板に付着していますので、しっかりと洗い、消毒しましょう。消毒は熱湯を回しかけるか、手軽で確実なアルコール消毒がおすすめです。
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【6】フライパンか鍋にサラダ油を薄くひき、グリーンカレーペーストを入れてふたをせずに弱火で熱します。8人分を作る際は、5リットル以上の大鍋を使いましょう。
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【7】4~5分ほど経ち香りが立ってきたら、グリーンカレーペーストを軽くほぐし、ココナッツミルクを4人分大さじ4、8人分大さじ8加えて、のばすように全体をよく混ぜ合わせます。火加減は弱火のままです。
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【8】手順4の鶏肉を加え、全体を混ぜ合わせて中火にし4~5分ほど加熱します。ふたはしなくて構いません。全体を混ぜ合わせたあとは、放置で構いません。
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【9】手順3のなすを加えて全体を混ぜ合わせてふたをし、なすから水分がにじみ出るまで4~5分ほど蒸し焼きにします。火加減は中火のままです。
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【10】手順2のパプリカを加え、全体を混ぜ合わせてふたをし4~5分ほど蒸し焼きにします。火加減は中火のままです。
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【11】手順1のピーマン、残りのココナッツミルクをすべて加え、鶏ガラスープの素も加え全体をかき混ぜてなじませます。
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【12】ふたをします。中火のまま、充分に蒸気が出るまで4~5分ほど煮ます。
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【13】仕上げ用調味料を加え全体をかき混ぜてなじませ、再び沸騰したら火を止めます。再び沸騰したら味見をします。薄いようなら、ナンプラー小さじ1、砂糖小さじ1/2ずつ加えて調整します。
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【14】保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。カレーですので、汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
手順1~4で具材の下ごしらえをします。これらの作業は手順6以降でそれぞれの具材を加熱しながら、順に行って加えていくと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
鶏もも肉は①水洗いして水気を拭き取る②血合いや黄色い脂を取り除く③筋を断ち切ってから調理すると、臭みや雑味が取り除かれ、硬く不快な舌触りもなくなります。
再び沸騰したら味見をします。薄いようならナンプラー小さじ1、砂糖小さじ1/2ずつ加えて調整します。
保存の際は、粗熱を取ってから充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
スープですので汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと粗熱が取れます。
■アレンジのヒント
一緒に加えて・差し替えておいしい具材:お好みのきのこ類/たけのこ/ブロッコリー/ほうれん草(ゆで)/アスパラガス/かぼちゃ/さつまいも/じゃがいも/ヤングコーン/ベーコン
鶏もも肉の代わりに:えび/あさり/いか/豚バラ肉薄切り
いただく際、添えておいしい香味野菜:パクチー/バジル/ミント
かけると合う炭水化物:ご飯(ジャスミン米がおすすめです)/そうめん/フォー/緑豆春雨/中華麺
もしあれば、砂糖はパームシュガーを使うと、より本格的な味わいになります。
※みやすさのために書式を一部改変しています。