肉厚なのに、やわらかくしっとりジューシー!
低温調理した自家製チャーシューの虜に!
材料
豚肩ロース ブロック/塊肉
420g(厚み5cm)
<漬け込み液(甘辛チャーシューたれ)>
・水
130cc
・しょうゆ
50cc
・酒
50cc
・みりん
50cc
・三温糖、または上白糖
10g
・たかのつめ
1本分
・おろししょうが
小さじ1/2
・おろしにんにく
小さじ1/2
・長ねぎ
10cm分
<チャーシューご飯のオリジナルたれ>
・甘辛チャーシューたれ
残量のうちの半量
・バルサミコ酢
お好みの量
・粒マスタード
お好みの量
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漬け込み液を作る
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鍋に水、しょうゆを入れて火にかけ、みりん、酒、三温糖の順に加える。
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続いておろししょうが、おろしにんにく、スライスしたたかのつめを入れる。
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最後にねぎを加え、一煮立ちさせる。(仕上がりは200cc)
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フリーザーバッグに投入〜寝かせる
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あら熱を取った漬け込み汁 50cc程度と豚肩ロースをフリーザーバッグに入れ、上からよく揉み込んで馴染ませる。
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フリーザーバッグの口を閉じ、冷蔵庫で1日(時間があれば2日間)寝かせる。
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BONIQをセット
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高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、上限水位最大の水量を用意する。
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63℃ 4:00(4時間)に設定する。
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焼き色をつける
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フリーザーバッグから豚肩ロースのみを取り出し、強火に熱したフライパンで表面に焼き色をつける。
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(フリーザーバッグと漬け込み汁は捨てずに、そのまま置いておく。)
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BONIQに投入
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焼き色をつけた豚肩ロースをフリーザーバッグに戻す。
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BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
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この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
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(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
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コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
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たれを作る
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☆甘辛チャーシューたれ☆
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漬け込み液の残り150ccを鍋にとり、とろみがつくまで煮詰める。強火で煮詰め過ぎると味が濃くなりすぎるため、3~5分程が目安。
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仕上がったら半量ずつに分けておく。
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☆チャーシューご飯のオリジナルたれ☆
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仕上がった甘辛チャーシューたれの半量にバルサミコ酢と粒マスタードを加えて、よく混ぜる。それぞれ分量はお好みで。
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仕上げ
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら豚肩ロースを取り出し、ペーパーで水気を押さえてスライスする。
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皿に盛り付け、2種のたれを添えて出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
豚肉はロースのブロックを使用してください。程よく脂身があった方がチャーシューに向いています。
ネットで予め縛られていない場合はタコ糸で格子に巻いてください。
チャーシューは焼き目もポイントです。そのため、ネットごと焼き付けます。
四隅を転がすように中~強火で焼きましょう。この焼き目がジューシでチャーシューの味を引き立てます。
焼いた後、フリーザーバッグに戻すときに上手く綺麗に戻せなかったら新しいフリーザーバッグに漬け汁を移して入れ替えてください。
フリーザーバッグの口回りに油が付着すると、しっかり閉じられずに隙間から水が入ってしまう可能性があります。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
レシピの1/5分の栄養価を計算しています。
チャーシューに使用している豚ロース肉の栄養素の中で、注目すべきはビタミンB1とタンパク質です。
ビタミンB1は体内で糖質をエネルギーに変換する時に必要なビタミンです。ビタミンB1が不足すると糖質の消費が滞り、脳や体がエネルギー不足を起こす可能性があります。
また、ビタミンB1は疲労回復を促すビタミンでもあり、玉ねぎなどのネギ類と一緒に摂取することでより働きが強まります。
1日に必要なビタミンB1量は男性で1.4㎎、女性で1.1㎎。そのうち、このレシピのチャーシューを1人前食べると0.6㎎のビタミンB1を摂取することができます。
これは、1日に必要な摂取量の約半分量を満たします。
また、豚肉のタンパク質には体の組織を作る働きがあります。そのため、ダイエット中の運動で壊れた筋肉の組織を回復させるためにはタンパク質の積極的な摂取が必要です。
タンパク質は体を動 かすエネルギーとしても消費されてしまうので、ハードな運動をするときほど多めにタンパク質を摂取することを心がけましょう。
※煮汁も含めた栄養価のため、煮汁を残した場合は糖質がもう少し低くなります。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。