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【野菜ひとつ】フライドポテト

【野菜ひとつ】フライドポテト

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今日は、フライドポテトのレシピをご紹介します。 じゃがいもを切って、生のまま調味料をつけ冷たい状態の油から揚げます。 冷凍保存は調味料をつけた段階でも出来上がりでも、どちらでも可能です。調味料をつけた時点で冷凍してから仕上げるとよりおいしく仕上がります。カラッとザクッとした歯ざわり、中はホクホクに仕上がります。 ザクッとした食べごたえのある食感です。塩こしょうのシンプルな味付けですので、お好みでケチャップなどを添えたり、調味料にガーリックパウダーやコンソメなどを加えてもおいしく仕上がります。 付け合せにはもちろん、おつまみやお弁当のおかずにもどうぞ。

材料

(4人分)
  • じゃがいも
    500~600g(中4~6個、小なら8~12個)
  • 揚げ油
    適量(750ml~1リットル目安)
  • 薄力粉
    大さじ4
  • 小さじ1+1/2
  • こしょう(粗挽き、粉末、どちらでも構いません)
    小さじ1

手順

  • 【1】保存袋またはボウルに合わせ調味料の材料を混ぜ合わせておきます。
  • 【2】じゃがいもはよく洗って皮と芽を取り除き、8つに切りくし形にします。
  • 【3】じゃがいもを手順1の保存袋かボウルに入れ合わせ調味料をまんべんなくまぶしつけます。この時点で冷凍するとよりおいしく仕上がります。
  • 【4】フライパンに手順3のじゃがいもを広げ入れ、じゃがいもが完全にかぶる程度に揚げ油を注ぎ入れます。
  • 【5】ふたをしないで中火にかけます。さわらずそのまま15~20分ほど加熱します。
  • 【6】全体が色付き、じゃがいもに竹串が通ったら火を止め、油を切ります。
  • 【7】保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

投稿者からのコメント

■保存期間 冷蔵4日/冷凍1か月 ■じゃがいもについて 今回は、じゃがいもを皮ごと一口大に切って使っています。 じゃがいもの選び方や、食べ方について少しご説明いたします。 【じゃがいもの選び方】 炒め物にしたり、煮崩れすると台無しになる料理、シチューやスープなどは長卵型のメークインが向いています。 じゃがいものほくほくとした食感を味わったり、加熱してつぶしていただく料理、ポテトサラダやマッシュポテトは、丸形の男爵が向いています。 今回のレシピでは、どちらでも構いませんが、強いて言うなら、ほくほくとした食感の男爵が良いでしょうか。 皮がピンと張っていて、しっかりと硬いものがよいです。シワが寄っていたり、芽が出始めているものや、皮の部分が緑色になっているものは避けましょう。 じゃがいもの食中毒について】 【じゃがいもは食中毒に注意しましょう。 私は折に触れて消毒の話をしたり、食中毒について記載していますが、だいたい自分が酷い目に遭った経験から、しつこく話をしています。 じゃがいもが持っている栄養の大部分は、糖分です。そして、じゃがいもは植物ですので、植物由来の窒素を含んだアルカリ性物質、この「糖」とアルカリ性物質「アルカロイド」から「グリコ(糖)アルカロイド」というものができます。じゃがいもに含まれるグリコアルカロイドの約95%は、αソラニン、αチャコニンというものです。これらは、天然毒素です。苦味を持ちます。 じゃがいもを皮ごと食べると、皮は少し苦味を感じることがあると思います。あれは、毒素の味だからです。可食部に含まれる毒素のうち、3割~8割が皮の部分に含まれています。100gあたり平均7.5mgです。 植物は外敵に食べられないように進化します。じゃがいもは、地下の茎が発達して、でんぷん糖を蓄積し、かたまりのようになった「塊茎(かいけい)」です。動物や虫からすると、格好の栄養分です。それらから身を守るため、皮の部分や、成長しようとしている芽の部分に、がっつりと毒を盛るんです。 ですのでこの毒素は、芽の部分に一番多く含まれています。また、たまに皮が緑色になっていることがありますが、あれは毒の塊やと思ってください。100gあたり100mg以上含まれています。先述の数値の約13倍強含まれています。買わない、うっかり混じっていたら必ず包丁で深くえぐり取りましょう。 この毒素は、皮、何より芽や緑色の部分、つまりじゃがいもは成長しようとするとワーッと毒を盛りますので、じゃがいもを保存する際は、日の当たらない、暗くて涼しい、かつ通気性のよい場所に保存しましょう。20℃以上になると発芽したり、腐りやすくなります。 また、皮にたくさん含まれること、繰り返しになりますが日にあたって成長しようとするとワーッと毒を盛りますので、家庭菜園や、保育所や小学校で一生懸命育てました的なじゃがいもは要注意です。 家庭菜園も、プロフェッショナルな方で、要は成長時や乾燥時にしっかりと管理をしている場合は良いのですが、育ち方が未熟だったり、土が充分に被っておらず皮に日光当たりまくりで皮が緑色になったり、収穫し乾燥の際に日光にムダにさらして皮が緑色になっていたり、「わーちっちゃくてかわいいー 新じゃがみたいー」それ、全部毒の塊です。50mg摂取すると症状が出る可能性があり、150mg~300mg摂取、もっと具体的には、体重1kg当たり3mg~6mgすると死に至る可能性があります。大切なことなのでもう一度いいます。食中毒は、死ぬのです。また、子どもの場合、大人より少ない量で発症する可能性があり、体重1kg当たり0.42mgでの発症が報告されています。 この毒素は加熱しても分解されません。グリコアルカロイドの融点は271–273℃です。 とはいえ、めちゃくちゃ怖がる必要はありません。じゃがいもは誰もが年間を通じて頻繁に少しづつ食べています。一般的なグリコアルカロイドの濃度(100gあたり2~10mg)で適切に栽培・収穫・流通・調理されていれば、摂取しても健康上の懸念にならないと考えられています。 じゃがいもの毒素は、 可食部に含まれる毒素のうち、3割~8割が皮の部分に含まれている(100gあたり平均7.5mg)こと 芽や、皮が緑色になっている部分に一番多く含まれる(100gあたり100mg以上)こと 50mg摂取すると症状が出る可能性があり、150mg~300mg摂取、体重1kg当たり3mg~6mgすると死に至る可能性があること 子どもの場合、大人より少ない量で発症する可能性があること(体重1kg当たり0.42mgでの発症が報告されている) 融点は271–273℃なので加熱しても分解されないこと 一般的なグリコアルカロイドの濃度(100gあたり2~10mg)で適切に栽培・収穫・流通・調理されていれば、摂取しても健康上の懸念にならないと考えられる というものです。 これらを知った上で、皮をむくむかないの判断をし、安全においしく食べましょう。 あと、下痢や嘔吐といった症状は、原因となる物質を外に逃がそうとする、身体そのものの防御反応です。気持ち悪くなったり、お腹が痛くなったりしたら、むやみに市販の下痢止めなどの薬を服用する・させるのではなく、早めにお医者さんの診断を受けましょう。 ■作り置きのコツ・ポイント じゃがいもの緑色になっている部分や芽は必ず取り除きましょう。また、古いじゃがいもを使う場合や、小さいお子さんやご高齢の方が召し上がる場合は、皮はむいて使うことをおすすめします。 合わせ調味料をじゃがいもに付ける際、あまり意地になって長時間もみこむと、粉に粘り気が出てしまい、じゃがいもからはがれてしまいます。それよりは多少ムラになっても構いませんので、できるだけ全体に行き渡るように手早くまぶしつけましょう。 合わせ調味料をじゃがいもに付けた時点で冷凍できます。冷凍したほうがよりおいしく仕上がります。冷凍することで、細胞が壊れて余分な水分が抜け、よりカラッとザクッとした歯ざわりに中はホクホクとした仕上がりになります。 揚げている間は放置しましょう。むやみにいじると火の通りが悪くなってしまいます。洗い物をしたり油を切る準備をしておきましょう。 保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。 ■アレンジのヒント 一緒に加えておいしい調味料・香辛料:ガーリックパウダー/チリパウダー/顆粒コンソメ いただく際に添えておいしい調味料・香辛料:ケチャップ/マヨネーズ/粗挽きマスタード/青のり/カレー粉 スパイシーな味付けでも。4人分:薄力粉大さじ3、チリパウダー大さじ1、顆粒コンソメ小さじ2、こしょう小さじ1、塩小さじ1/2 ボリュームサラダの具材としても。 オーブン焼き、オープンオムレツの具材としても。
※みやすさのために書式を一部改変しています。

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