カットしたキャベツを冷蔵庫で保存していたら、断面が黒く変色してしまったという経験はありませんか?今回は、そんなキャベツの変色を防ぐ「ある方法」をご紹介。どのくらいの効果があるのか、実際に検証してみました!キャベツの消費におすすめの絶品おかずもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
【裏技】キャベツの断面を変色させない保存テク!10日間検証した結果は?
キャベツが変色する原因とは…?
キャベツの断面が黒っぽく変色する原因は、キャベツに含まれる「ポリフェノール」。断面に空気が触れることでポリフェノールが酸化し、黒っぽく変色してしまうといいます。
一見カビのようにも見えてドキッとしてしまいますが、皮をむいたりんごが茶色っぽく変色するのと同じ現象なので、食べても心配はないそうですよ。
実際に検証してみた!
変色の原因が分かったところで、今回検証するのは酢水を含ませたキッチンペーパーで断面を覆う方法です。濡れたキッチンペーパーで断面を覆うことで空気に触れにくくし、さらに酢に含まれる成分がキャベツの酵素の働きを阻害して、変色を防ぐことができるそう。
はたしてどのくらいの効果があるのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
今回は、
- 1%の酢水
- 普通の水
- キッチンペーパーなし
の3種類を用意しました。
それぞれラップをかけて、冷蔵庫で10日間保存します。
10日後の様子がこちら。
あれ?どれもあまり変わらない?…と思いきや、よく見てみると少しずつ変色の具合に差が出ていました。
(↑キッチンペーパーなしで保存したもの)
(↑水を含ませたキッチンペーパーで覆ったもの)
(↑酢水を含ませたキッチンペーパーで覆ったもの)
よーく見てみると、そのまま保存したものと水を含ませたキッチンペーパーで覆ったものは断面が茶色く変色してきていました。その2つと比べると、酢水を含ませたキッチンペーパーで覆ったキャベツは、ほとんど変色せず、きれいな状態で保存できました。
変色を防ぐなら「酢水」がおすすめ!
検証した結果、酢水を使うことで予想以上に変色を防ぐことができました。キャベツに酢のにおいが移ることもなかったので、変色させずに保存したいときはこの方法がおすすめです。まだ試したことがない方は、ぜひこの機会にやってみてくださいね。
おすすめレシピをご紹介!
ここからは、キャベツの消費におすすめの絶品おかずレシピをご紹介します。キャベツとにんじんを豚バラ肉で巻いた、彩りのいい「キャベツの肉巻き」をピックアップ!やみつき必至のレシピをぜひチェックしてみてくださいね。
キャベツの肉巻き ぎゅうぎゅうロール
ごはんが進む、「キャベツの肉巻き ぎゅうぎゅうロール」のご紹介です。旨味たっぷりの豚バラ肉に野菜の甘味がベストマッチ!ほどよくニンニクが香るしょうゆベースの甘辛ダレで味つけしました。キャベツの中に入れたチーズがとろっととろけてタレと合わさると、やみつきになるおいしさですよ。たっぷりのキャベツがおいしく食べられる一品です。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・200g
- 薄力粉・・・小さじ1
- キャベツ・・・300g
- にんじん・・・1/3本
- スライスチーズ (とろけるタイプ)・・・2枚
- ごま油・・・大さじ1
-----タレ-----
- しょうゆ・・・大さじ1.5
- 酒・・・大さじ1.5
- みりん・・・大さじ1.5
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
作り方
1.にんじんは皮を剥き、拍子木切りにします。耐熱ボウルに入れてラップをして600Wのレンジで2分、中に火が通るまで加熱し、水気を切ります。
2.キャベツの芯を切り落とし、葉を剥がして耐熱ボウルに重ねて並べます。ラップをして600Wのレンジで3〜4分、しんなりするまで加熱し、水気を切ります。
3.スライスチーズを2枚並べ、1を並べて乗せ、巻きます。
4.2を、3の幅に合わせて重ねながら並べ、その上に3をのせて包むように巻きます。
5.ラップの上に豚バラ肉を4の横幅合わせて広げ、薄力粉をまぶし、4をのせて巻きます。
6.フライパンにごま油を入れ中火で熱し、5の巻き終わりを下にして焼きます。巻き終わりがくっついたら、全面に焼き色がつくように転がしながら焼きます。
7.タレの材料を加えて全体にからめながら中火で焼きます。タレがからんだら火からおろします。
8.食べやすい大きさに切り分けてお皿に盛り付け、タレをかけて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
キャベツをおいしく味わおう!
いかがでしたか。今回はキャベツの変色を防ぐ方法と、おすすめレシピをご紹介しました。1玉まるごと買うとつい余りがちなキャベツですが、上手に保存して最後までおいしく食べきりたいですよね。ぜひおすすめレシピとあわせて参考にしてみてくださいね。