暑い時期になると、刺激を求めて辛いものが食べたくなりますよね。でも、辛みが強すぎて、口の中にいつまでも残っている…ということはありませんか?今回は、口の中に残る辛みを取りたいときにオススメの裏技を3つ検証しました。検証の後には、人気のおいしい激辛料理もご紹介しますよ!ぜひ最後までチェックしてくださいね。
激辛料理に“水”は意味がない!?辛みを和らげる方法3つを試してみた!一番効果があったのは…
応急処置で「水」はアリ?
辛いものを食べたとき、「水」はすぐに口にしやすい飲み物ですよね。しかし唐辛子に含まれている辛みのもととなる成分「カプサイシン」は脂溶性で水に溶けにくいため、水を飲んでもそれほど辛みは消えないんだそう。飲んだ瞬間ラクになる感覚があるのですが、また辛さがぶり返してくるのはそのせいだったんですね。
そんな「カプサイシン」の辛みを和らげてくれるものとはなんなのでしょうか?今回は、食材を使った裏技を3つご紹介します。
早速検証スタート!
唐辛子の辛みを和らげる効果があると言われているものは、この3つです。
①乳製品
②酸っぱいもの
③油を含むもの
裏技を比較するため、激辛の刀削麺を用意しました。食べすすめていき、辛さに耐えきれなくなった時点で、裏技の食材を口に入れてみます。
より正確に比較できるよう、裏技の食べ物をしばらく口に含んだまま、辛みが引くまでの様子を観察してみました。
1.牛乳
まず1つ目は、乳製品の牛乳を使って検証です。いかにも口の中がまろやかになりそうな印象がある食材ですが、辛みを和らげる効果はあるのでしょうか?
牛乳を口に含んでみると、すっと辛みが和らぐ感覚がありました。2〜3回口に含んでみるのを繰り返すことで、ある程度辛みが引いていくのを感じます。
2.梅
2つ目の方法は梅です。酸味には辛みを抜けやすくする効果があるようですが、果たしてどうでしょうか…?
こちらも口に含んでから、酸味を感じるようにゆっくりと味わいながら食べると、辛みを軽減する効果がありました!
3.マヨネーズ
辛み成分の「カプサイシン」が油に溶けやすい性質であるということを逆手にとって、材料に油が使われているマヨネーズでも検証してみます。
マヨネーズには酢も使われているので、油と共に辛味を抜けやすくしてくれる最強コンビです!口に含んでいると、酸味を感じると同時に少しずつ辛みが引いていく感覚がありました。
辛みを和らげるには3つとも有効!
実際に試してみると、牛乳がいちばん辛みをなくすのに効果があると感じました。ほかの2つも、牛乳ほどではないものの、口に長く含んでおくことで同等の効果を感じることができます。
辛い料理にはラッシーやレモンなどが添えられていることが多いですが、辛みを抑えるための理に適った方法なのかもしれません。どれも家庭によくある食材を使った裏技なので、ぜひ試してみてくださいね!
おすすめレシピをご紹介!
ここまで読んできて辛いものが食べたくなってきた人には、こちらの激辛レシピがおすすめ!今回はクセになるおいしさの激辛麻婆豆腐をご紹介します。辛すぎたときには裏技も活用しつつ、ぜひ味わってみてくださいね!
クセになる 激辛麻婆豆腐
辛いもの好きにはたまらない!激辛の麻婆豆腐はいかがでしょうか。豆板醤をたっぷり使い、痺れる辛さの花山椒を加えて、クセになる味わいに仕上げました。ピリッとした辛さに豚ひき肉の旨みがマッチして、ごはんがモリモリ進むこと間違いなし!豆腐がたくさん入って食べ応えも抜群ですよ。材料さえそろえてしまえば簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 絹ごし豆腐・・・400g
- 長ねぎ・・・1/2本
- 豚ひき肉・・・200g
- 水・・・100ml
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- (A)豆板醤・・・大さじ2
- (B)甜麺醤・・・大さじ1
- (B)花山椒・・・大さじ1
- (B)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- 水溶き片栗粉・・・大さじ1
- ごま油・・・大さじ1
作り方
1.絹ごし豆腐は2cm角に切ります。
2.長ねぎはみじん切りにし、仕上げ用に少し取り分けます。
3.中火で熱したフライパンにごま油をひき、(A)を入れて炒めます。ニンニクの香りが立ったら豚ひき肉を入れて炒めます。
4.豚ひき肉に火が通ったら(B)、水、1を入れて中火で熱し、ひと煮立ちさせます。
5.全体がなじんだら水溶き片栗粉を入れてかき混ぜながら中火で熱し、とろみがついたら火から下ろします。器に盛り付け、仕上げ用の2をのせて完成です。
辛い料理を食べて夏の暑さを吹き飛ばそう!
いかがでしたか?今回は口の中の「辛み」を和らげる方法をご紹介しました。激辛のメニューに挑戦してみたいけれど、辛すぎるかも…と躊躇している方にはぴったりの裏技ですよ。ぜひこの夏は激辛料理に挑戦してみてくださいね!