料理に風味や食感を加えたり、旬のものを食べて季節を感じたりと、野菜は料理に欠かすことのできない食材ですよね。海外でもさまざまな野菜が料理に使われていますが、いちばん野菜をよく食べるのはどこの国だと思いますか?気になる答えを、ランキング形式で発表します!
野菜を一番食べている国はどこ!?3位は韓国、2位はギリシア、気になる1位は…
ランキングの後には、野菜を使ったおすすめレシピもご紹介します。やみつき必至のおかずレシピを集めたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ランキングの発表!
さっそく発表です!今回は、ひとり当たりの1日の供給量でランキングを作成しました。1位の国はどこか、予想しながら読み進めてみてくださいね。
第5位・・・イタリア 416.16g
第4位・・・スペイン 426.71g
第3位・・・韓国 584.63g
第2位・・・ギリシア 659.45g
ここまではヨーロッパやアジアの国がランクインしていますね。気になる第1位は...。
第1位・・・中国 766.83g
なじみ深い料理も多い、中国が1位でした!古くから薬食同源思想のある中国において、野菜は欠かすことのできない食材です。そのため、中国の伝統的な料理には必ずと言っていいほど多種の野菜が入っているんですよ。日本は10位にとどまっていて、肉をよく食べるイメージがあるアメリカよりも下位となっています。予想していた国はランクインしていたでしょうか?
おすすめレシピをご紹介!
ここからは、上位にランクインした中国や韓国の野菜おかずレシピをご紹介します。ナムルや炒め物など、やみつき必至のレシピをピックアップしました。どれも手軽に作れるので、ぜひご覧くださいね。
1.レンジで簡単 もやしとにんじんのナムル
ついついお箸が進む!もやしとにんじんのナムルをご紹介します。ニンニクやごま油の香りで、野菜のおいしさがぐっと引き立ちます。お酢を少し入れることで全体の味が引き締まり、コクがありながらもさっぱりとした味わいになりますよ。電子レンジで加熱した野菜に調味料を和えるだけなので、あと一品欲しいときにもぴったりの一品です。
材料(2人前)
- もやし・・・100g
- にんじん (100g)・・・1/2本
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- (A)酢・・・小さじ1
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- (A)ごま油・・・大さじ1
- 白いりごま・・・小さじ1
作り方
準備.にんじんは皮をむいておきます。
1.にんじんは細切りにします。
2.耐熱ボウルに1ともやしを入れて、ラップをかけ、600Wの電子レンジで4分ほど加熱します。
3.ザルに広げて水気を切り、粗熱を取ります。
4.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせ、3を加えてよく和えます。
5.味がなじんだらお皿に盛り付け、白いりごまをかけて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
2.簡単!青菜の中華炒め
中華料理の定番、青菜の炒め物を作ってみましょう。ニンニクやごま油の香りが食欲をそそる一品です。とろみがついているので、チンゲン菜にしっかりと味が絡んでたまらないおいしさですよ。チンゲン菜は先にゆでておくことで炒める時間が短時間で済みます。青菜の食感を残すために、炒めるときは強火で手早く仕上げてくださいね。
材料(2人前)
- チンゲン菜・・・250g
- ニンニク・・・1片
- サラダ油・・・大さじ1
- 鷹の爪・・・適量
- 紹興酒・・・大さじ1
- (A)お湯・・・大さじ1
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/4
- (A)砂糖・・・小さじ1/4
- (A)片栗粉・・・小さじ1
- お湯・・・800ml
- 塩・・・適量
- ごま油・・・小さじ1
- 糸唐辛子・・・適量
作り方
準備.チンゲン菜は茎の部分を切り離し、洗っておきます。ニンニクは皮を剥きます。
1.(A)を混ぜ合わせます。
2.チンゲン菜は、3cm幅に切り、ニンニクは薄切りにします。
3.フライパンにお湯を沸かし、塩とごま油を加えチンゲン菜を軽く茹でてザルにあげ、フライパンのお湯は捨てます。
4.3のフライパンを熱し、サラダ油をひき、ニンニクを弱火で炒めます。
5.4に鷹の爪と水気を切ったチンゲン菜を入れて、強火で炒めます。
6.5に紹興酒を入れて軽く炒め、1を加えて強火でさっと炒めます。
7.6を器に盛りつけ糸唐辛子を飾ったら完成です。
3.お手軽 基本の八宝菜
食材の旨味が詰まった、八宝菜はいかがでしょうか。とろっとした白菜や食感のいいタケノコ、旨味のあるしいたけなど、一品でいろいろな味わいが楽しめます。オイスターソースが味の決め手になり、やみつきになるおいしさ!ごはんとの相性も抜群なので、中華丼にアレンジしてもおいしいですよ。お好みの野菜を使って、ぜひ具だくさんの八宝菜を作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 豚こま切れ肉・・・100g
- 白菜・・・150g
- タケノコ (水煮)・・・40g
- にんじん・・・50g
- イカ (冷凍、胴のみ)・・・50g
- しいたけ・・・2個
- うずら卵の水煮・・・4個
- 水・・・200ml
- (A)酒・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ1
- (A)オイスターソース・・・小さじ2
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1.5
- (A)塩こしょう・・・少々
- 水溶き片栗粉・・・大さじ2
- サラダ油・・・大さじ2
作り方
準備.イカはパッケージの表記に従い解凍しておきます。
1.白菜を一口大のざく切りにします。
2.しいたけの軸を取って、薄切りにします。
3.タケノコを一口大に切ります。
4.人参を2cm幅の短冊に切ります。
5.豚こま切れ肉を一口大に切ります。
6.フライパンを中火で熱してサラダ油をひき、5を炒めます。
7.豚こま切れ肉に火が通ったら強火にして1、2、3、4とイカ、うずらの卵の水煮を加えて炒めます。
8.しんなりとしてきたら水、(A)を加えて中火で5分煮ます。
9.イカに火が通り、にんじんがやわらかくなったら水溶き片栗粉を加えてとろみがついたら火から下ろします。お皿に盛って完成です。
野菜おかずはアレンジも自由自在!
いかがでしたか。今回は野菜をよく食べる国のランキングと、おすすめ野菜おかずレシピをご紹介しました。今回ご紹介したレシピはどれもお好みの野菜でアレンジが可能です。好きな野菜や、冷蔵庫に余っている野菜などを使ってぜひ試してみてくださいね。
[出典] FAOSTAT 2007年