大人気の定番メニュー「鶏の唐揚げ」。外はカリッ!中はジュワ~!っと、たまらないおいしさですよね。ご家庭で作る機会の多い唐揚げですが、味が染みていない、べチャッとしちゃう、なんてお悩みはありませんか?唐揚げをカラッと仕上げるには、衣のつけ方と揚げ方がポイント!下味の上手なつけ方も解説するのでチェックしてみてくださいね。
【永久保存版】カラッと仕上がる“唐揚げ”の作り方のコツとよくある質問!
- 目次
- 鶏の唐揚げを作るときのポイント
- 下味をしっかり染み込ませるには?
- 上手な衣のつけ方は?
- 片栗粉?薄力粉?
- カラッとする揚げ方は?
- 応用編!二度揚げ
- ポイントをおさえて唐揚げのアレンジにも挑戦!
- 鶏むね肉と大葉の塩からあげ
鶏の唐揚げを作るときのポイント
おいしい唐揚げの条件といえば、味がしっかり染みて、中はジューシー、外はカラッとしていることですよね。おいしくできる唐揚げの作り方を、順番に詳しくみていきましょう!
下味をしっかり染み込ませるには?
よく揉み込んで、時間を置くのがポイントです。下味を揉み込むと、短時間で味がなじみます。さらに時間を置くことでしっかり味が染み込み、中までやわらかくジューシーに仕上がります。漬け込む前に鶏もも肉をフォークで数か所刺すと、より効果的ですよ。
上手な衣のつけ方は?
衣には肉汁を閉じ込める効果があるので、衣の片栗粉は鶏もも肉にまんべんなくまぶします。この時に余分な片栗粉ははたき落としてください。ムラなく片栗粉をつけることで、サクッと軽い、食感のよい衣になります。余分な片栗粉がついていると、油を吸って食感が悪くなるので均一につけるようにしましょう。
片栗粉?薄力粉?
唐揚げの衣といえば、片栗粉か薄力粉です。片栗粉はカリッとかための衣に、薄力粉はしっとりやわらかめの衣になります。片栗粉と薄力粉を半量ずつ混ぜると、よい所が合わさった仕上がりになりますよ。お好みの食感に合わせて衣を選んでください。
カラッとする揚げ方は?
唐揚げを失敗なく揚げるのに大切なのは温度!目安は180℃です。油に木製の菜箸を入れた際に箸全体から勢いよく気泡が出る頃が180℃の目安です。 油の温度が低いと衣がベタッとして、衣が剥がれる原因にもなるので低温は禁物ですよ。
一度にたくさん揚げると油の温度が下がってまうので、少しずつ入れると温度が下がりすぎず温度が保てます。
逆に油の温度が高すぎると、中に火が通る前に揚げ色が付きすぎるので、常に180℃になるように火加減を調整しましょう。
応用編!二度揚げ
180℃で一気に揚げる方法でも充分おいしいですが、よりカリッとジューシーに仕上げるなら二度揚げもおすすめです。 二度揚げにする場合は、170℃に温めた油で鶏もも肉に火が通るまで揚げ、油を切ってから190℃に上げた油で衣がカラっと色づくまで揚げます。
一度目に揚げる際は表面の衣が固まり、薄いキツネ色になるまで菜箸で触りすぎないように気をつけてくださいね。 二度揚げする際は高温の油で短時間に揚げることがポイントです。揚げ油190℃は、油に木製の菜箸を入れた際に箸先から大きな泡が勢いよく出る状態が目安です。
ポイントをおさえて唐揚げのアレンジにも挑戦!
唐揚げをカラッとジューシーに揚げるコツをおさえたら、唐揚げのアレンジレシピにも挑戦してみましょう!衣に少しアレンジを加えるだけで、いつもとは違った味わいを楽しめますよ。
鶏むね肉と大葉の塩からあげ
鶏むね肉を使った、あっさりとした食べやすい塩からあげです。ぱさつきがちな鶏むね肉ですが、コツをしっかりおさえて作れば、ジューシーに仕上がりますよ。塩味に大葉が効いていて、いつもとひと味違った味わいです。さっぱりとお箸が進むおいしさですよ。
材料(2人前)
- 鶏むね肉・・・300g
- 大葉・・・10枚
- (A)酒・・・大さじ4
- (A)すりおろしニンニク・・・小さじ1
- (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
- (A)レモン汁・・・小さじ1
- (A)ごま油・・・小さじ1
- (A)塩・・・小さじ1/2
- (A)黒こしょう・・・少々
- 片栗粉・・・大さじ3
- 揚げ油・・・適量
- レモン (仕上げ用)・・・適量
- パセリ (生)・・・適量
作り方
1.大葉は1cm角に切ります。
2.鶏むね肉は一口大に切ります。
3.ポリ袋に(A)と、1、2を加えてよく揉み、冷蔵庫に入れて10分ほど味を馴染ませます。
4.3の水気を切り、1つずつまんべんなく片栗粉をまぶします。
5.鍋の底から3cmほどの180℃に熱した揚げ油に4を入れ、薄いきつね色になり中に火が通るまで5分程揚げたら油を切ります。器に盛り付けてパセリとレモンを添えて完成です。
スパイシー唐揚げ
フワッと香りのよいスパイスをプラスした、ピリ辛でスパイシーな唐揚げです。ごはんはもちろん、葉野菜と一緒にパンにはさむのもおすすめ!お酒のおつまみにもなる、食べ方のアレンジが効く一品です。使用するのはスーパーで手に入るスパイスばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・400g
-----調味だれ-----
- 料理酒・・・大さじ2
- しょうゆ・・・大さじ1
- マヨネーズ・・・大さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- チリパウダー・・・小さじ2
- クミンパウダー・・・小さじ1/2
- コリアンダー・・・小さじ1/4
- 塩・・・ひとつまみ
- 黒こしょう・・・ひとつまみ
- 片栗粉・・・50g
- 揚げ油・・・適量
- ミニトマト・・・1個
- キャベツ・・・適量
- パセリ・・・適量
作り方
1.鶏もも肉は厚みを均一にして、一口大に切ります。
2.ボウルに調味だれの材料を入れて混ぜ合わせます。
3.2に1を入れて混ぜ合わせます。落としラップをして、冷蔵庫で30分程漬け込みます。
4.全体に片栗粉をまぶします。
5.鍋の底から5cm程の揚げ油を入れて、180℃に熱します。4を入れて、中に火が通るまで5分程揚げ、油を切ります。
6.器に盛り付けミニトマト、キャベツ、パセリを添えたら出来上がりです。
唐揚げをカラッと仕上げるコツをつかんでいつだって大成功!
意外と成功するのが難しい、唐揚げを上手に作るコツ、ポイントをご紹介しました。唐揚げはお誕生日やお弁当など、失敗したくない時に作ることが多いメニューですよね。いつでもおいしい、カラッとジューシーな唐揚げができるように、今回ご紹介したポイントを参考にぜひ作ってみてくださいね。