お雑煮用の余りや鏡開きなど、お正月を過ぎたあともなにかと食べる機会の多い「餅」。ただ、食べすぎるとカロリーが気になる…という方も多いのでは?そこで今回は、餅のカロリーやおすすめの食べ方をご紹介します。記事の後半では簡単に作れる定番餅レシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
お餅のカロリーはどのくらい?おすすめの食べ方もご紹介
餅のカロリーはどのくらい?
切り餅1個を約50g、丸餅1個を約35g、ごはん1人前を約150gとし、カロリーを比較してみました。
食品名 | エネルギー | |
---|---|---|
切り餅 1個(約50g) | 112kcal | |
丸餅 1個(約35g) | 78kcal | |
ごはん 1人前(約150g) | 234kcal |
切り餅1個とごはん1人前を比較すると、ごはんの方がグラム数が多いため高カロリーに思えますが、100gあたりで比べてみると、切り餅は223kcal、ごはんは156kcalと、実は餅の方が高カロリーです。また、丸餅3個で切り餅2個、またはごはん1杯分のカロリーに相当します。切り餅1個は約100kcalなので、カロリー調整をするときに覚えておくと便利ですよ。
お餅と相性抜群!おすすめの食べ方
餅のカロリーがわかったところで、ここからは餅のおすすめの食べ方を3つご紹介します。今回は、年末年始につい食べすぎてしまった…というときにもぴったりな食材をピックアップしました。
大根おろし
大根には消化酵素が豊富に含まれています。消化酵素は食べたものの消化や吸収を促進して胃腸の働きを活発にする栄養素ですが、熱に弱いため大根おろしでいただくのがおすすめですよ。
つきたての餅に大根おろしをかけた「からみ餅」は、さっぱりとした味わいで絶品です!
納豆
納豆には糖質や脂質、たんぱく質の代謝を支えるビタミンB2が含まれています。また食物繊維も含まれているため、整腸作用や血糖値の上昇をゆるやかにするといった効果も期待できます。
餅に絡めて食べれば、お米のやさしい甘味に納豆の旨味がプラスされてやみつきになるおいしさですよ。
きなこ
大豆を原料とするきなこには、食物繊維のなかでも特に「不溶性食物繊維」が多く含まれており、お通じの促進や整腸作用などが期待できます。また、糖質の吸収をゆるやかにしてくれる水溶性の食物繊維も含まれていますよ。
きなこ餅のやさしい甘さと素朴な味わいに、ほっと癒されること間違いなしですね。
切り餅のおすすめレシピをご紹介!
ここからは上記で紹介した大根おろしや納豆、きなこを使った簡単切り餅レシピをピックアップしました。ぜひ作ってみてくださいね。
切り餅で からみ餅
切り餅をゆでることで、まるでつきたてのお餅のようにやわらかく、もちもちな食感になります。大根おろしとしょうゆでさっぱりと、シンプルに楽しめる一品です。ぜひお試しくださいね。
甘から納豆餅
甘じょっぱい味付けで納豆がお餅に絡み、ボリュームたっぷり食べごたえのある一品です。簡単なので時間のない時にもぴったりですよ。ねぎや海苔もお好みでトッピングしてくださいね。
電子レンジで作る きなこもち
電子レンジでお餅をやわらかくする方法を覚えておけば、手軽にお餅を楽しむことができます。カロリーが気になる方は、お砂糖の量を調整してみてください。きなこをたっぷりかけると、おやつ感覚でおいしくいただけますよ。
カロリーを覚えて上手に調整しよう!
いかがでしたか。今回は餅のカロリーやおすすめの食べ方、簡単に作れる磯辺焼きのレシピをご紹介しました。餅を何個食べようか迷ったときは、「切り餅2個=ごはん1人前」を思い出してカロリーを調整してみてくださいね。