クセや臭みがあまりなく、脂ののった身がおいしい「アジ」。お好きな方も多いのではないでしょうか。体内で合成できないDHAやEPAが含まれ、栄養価が高いという点でも注目の食材です。
アジの保存方法|長持ちのコツ|鮮度を保つ方法
そんな「アジ」の正しい保存方法をご存じでしょうか。今回は、おいしさを長持ちさせる保存方法をご紹介します。
- 目次
- 鮮度が命!
- 水分を取り除いてから保存
- 正しい保存方法でおいしく新鮮なアジを!
鮮度が命!
アジは、鮮度を守ることがなによりも重要なポイントです。内臓のついたアジをそのまま冷蔵庫に入れておくと、時間の経過とともに鮮度が落ち、傷みが発生してしまいます。また、内臓や血合いはそのままにしておくと臭みの原因にもなります。 そのため、購入したらまず内臓を取り除きましょう。
水分を取り除いてから保存
アジに限らず、魚は保存している間に余分な水分が出てきます。この水分は「ドリップ」と呼ばれるもので、生臭さの原因となります。また、ドリップが出ることでアジ本来のうまみ成分も流れ出してしまいます。アジをおいしく保存するためには、キッチンペーパーなどで十分に水気を取ってから保存するようにしましょう。
■冷蔵保存
①内臓を取り除いたアジをよく洗い、水気をキッチンペーパーでふき取る
②1尾ずつキッチンペーパーでくるみ、さらに上からラップでくるむ
③そのまま冷蔵庫で保存する
■冷凍保存
①内臓を取り除いたアジをよく洗い、水気をキッチンペーパーでふき取る
②1尾ずつラップでくるみ、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存する
■切り身を冷蔵保存する場合
①キッチンペーパーで表面の水気をふき取る
②1切れずつキッチンペーパーでくるみ、さらに上からラップでくるむ
③冷蔵庫で保存する
■干物を保存する場合
①1尾ずつラップできっちりとくるむ
②ジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫で保存する
冷凍用保存袋に入れれば冷凍することも可能です。保存中は酸化が進み、だんだんと味が落ちてしまいます。酸化を防ぐため、保存期間が長くなる場合は冷凍で保存するようにしましょう。
正しい保存方法でおいしく新鮮なアジを!
お刺身でも、焼いてもおいしい「アジ」。新鮮な状態でおいしく食べたいですよね。魚は、一見保存が難しいように思えますが、きちんとした方法で保存すればおいしさをキープすることが出来ます。
クラシルでは、アジの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。