食卓に登場すれば家族みんなが喜ぶ「カレー」。完成してさあ盛り付けというときに、よそう途中でおたまからポタポタとカレーがたれてしまうなんていうこと、よくありませんか?今回は、道具を使わずにほんの小さなひと工夫で、カレーがスムーズによそえる画期的な方法をご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
もうこぼさない!カレーをぽたぽた垂らさずによそう方法とは?すぐにマネできる簡単裏ワザ
どうしたらたれずによそえる?検証スタート!
今回ご紹介するのは、カレーをすくったあと、鍋にあるカレーの表面におたまの底を一度つけてから持ち上げるという方法です!
この方法は、おたまの裏についているカレーが、表面張力により鍋のカレーに引っ張られて吸収されるという原理を利用したものです。さっそく詳しく見ていきましょう。
カレーをすくってからバットの上で5秒間保持して検証してみました。普通にすくった場合と、おたまの底を一度つけた場合でたれる量を比較します。
カレーは、市販のカレールーのパッケージに表記されているレシピ通りに調理したものを使用しました。
まずは普通にすくいあげた場合を見てみましょう。普通にすくったときは5秒間ポタポタとたれ続けていました。これでは盛り付けるときにこぼしてしまいます。
次に、裏技を使ってすくいあげたときの様子を見てみましょう。一度お玉の底を鍋の中にあるカレーにつけてから持ち上げてみると、一滴もたれることなく5秒間保持できました!ちょっとした工夫でこれだけ大きな効果が出るのは驚きですね。
参考までに同じ方法で味噌汁でも検証してみました。味噌汁はカレーよりさらさらとしているため、普通にすくうとカレーよりもたれやすいですよね。さて結果はどうでしょう?
こちらは普通にすくってみた様子です。やはりたくさんたれてしまいました。
裏技を使って一度お玉の底をつけてから持ち上げると、こちらもたれることなく5秒間保持できました!
こぼさずきれい!おたまの底をつけるべし
検証の結果、カレーも味噌汁も一度お玉の底をつけてから持ち上げると、たれずによそうことができました!汁物であれば、ほかの料理でも応用できるのでぜひ試してみてくださいね。
ひと味違うカレーレシピをご紹介!
ここからは、裏技にちなんでカレーのレシピをご紹介します。今回は、中華料理とカレーという意外な組み合わせ!中華風エビチリカレーのレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
旨辛 中華風エビチリカレー
ひと味違うカレーが食べたいときにぴったりな、辛くておいしい中華風エビチリカレーのご紹介です。いつものカレールーに鶏ガラスープの素、豆板醤やケチャップを加えることで、簡単にエビチリ風のアレンジができます。エビは旨味たっぷり!ぐっと深い味わいのカレーになりますよ。ピリッと中華風の辛味がアクセントになって、クセになるおいしさです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- ごはん・・・400g
- エビ (むき・冷凍)・・・150g
- 長ねぎ・・・2本
- 玉ねぎ・・・1/2個
- すりおろし生姜・・・大さじ1
- 水・・・300ml
- (A)ケチャップ・・・大さじ2
- (A)豆板醤・・・小さじ2
- (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ2
- カレールー・・・20g
- サラダ油・・・大さじ1
- パクチー (葉)・・・10g
作り方
準備.エビはパッケージの表記通りに解凍し、背わたを取り除いておきます。長ねぎは青い部分と根元を切り落としておきます。
1.長ねぎと玉ねぎはみじん切りにします。
2.弱火で熱したフライパンにサラダ油をひき、すりおろし生姜を入れ炒め、香りが立ったら中火にし、1を入れ炒めます。
3.玉ねぎがしんなりしてきたらエビを入れ表面の色が変わるまで炒めたら、水、(A)を入れ中火にし、エビに火が通るまで10分程度煮込みます。
4.弱火にしてカレールーを入れ、カレールーが溶けるまで混ぜ、火から下ろします。
5.器にごはんをよそい、4をかけ、パクチーを添えたら出来上がりです。
今日から試したい!簡単なひと工夫できれいに盛り付け
いかがでしたか。今回はおたまからカレーがたれない裏技と、いつもとはひと味違うカレーレシピをご紹介しました。この裏技は特別な道具もコツもいらず、誰でも簡単にできます。ぜひきれいに盛り付けをして、食卓に並べてみてくださいね。