夏から秋にかけて旬を迎える「梨」。和梨(幸水や豊水など)はみずみずしさとシャキシャキとした食感を楽しめ、洋梨(ラ・フランスやル・レクチェなど)は特有の甘さととろけるような食感を楽しめます。今回はそんな「梨」の保存方法を解説!実は和梨と洋梨は保存方法が異なるんです。それぞれ正しく保存することで、旬の時期のおいしさが長持ちしますよ。ぜひチェックしてくださいね。
みずみずしさを保つのが重要!梨の保存方法を冷蔵・冷凍それぞれご紹介
- 目次
- 梨の冷蔵庫での保存方法 ポイントは乾燥を防ぐこと
- 梨の冷凍保存方法 解凍時間で食感の変化も楽しめる!
- 洋梨を追熟させる方法
- 洋梨を追熟させたい場合
- ジューシーな果汁が滴る梨を楽しもう!
梨の冷蔵庫での保存方法 ポイントは乾燥を防ぐこと
洋梨も和梨も冷蔵庫での保存方法は一緒です。画像で確認していきましょう。
①キッチンペーパーや新聞紙などで包む
②ポリ袋や保存用袋に入れる
③軸を下にして(お尻を上にして)冷蔵庫の野菜室で保存
【ポイント】
- キッチンペーパーや紙で包むひと手間で、みずみずしい状態をキープできます。
- 定期的に袋の中の状態を確認し、こまめにキッチンペーパーや紙を取り替えましょう。
- 梨は、軸の部分を下にして保存することで梨自体の呼吸が抑えられ、劣化が緩やかになると言われています。
- 食べごろを迎えた梨は、追熟を促すエチレンガスを発生するリンゴなどの近くで保存するのは避けたほうがよいでしょう。
梨の冷凍保存方法 解凍時間で食感の変化も楽しめる!
梨は冷凍保存することも可能です。大量に手に入ったときなどにおすすめの方法なので、ぜひチェックしてくださいね。
①綺麗に洗い、しっかりと水気を拭き取る
②食べやすい大きさにカットし、皮をむき、軸や芯を取る
③ラップに包んで冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
【ポイント】
和梨の場合も洋ナシの場合も冷凍保存方法は同じです。洋ナシの場合は、皮付きのまま半分にカットし、ラップで包んでから冷凍保存するのもおすすめですよ。
水分を残したまま冷凍すると傷んでしまいますので、きちんと水気を拭き取るようにしましょう。
解凍する時間によって食感が変わります。環境にもよりますが、数分置けばシャーベットのようにシャリシャリとした食感に。解答時間を長くするととろとろとした食感になります。ミキサーにかけてスムージーなどにするのもおすすめですよ。
※冷凍前、調理する環境は必ず清潔な場所で行ってください。
※食材によって冷凍前と食感や風味は異なる場合がございますのでご注意ください。
洋梨を追熟させる方法
洋梨は和梨と異なり、追熟します。買ったときの状態によって保存方法を変えるのがおすすめです。以下で確認してみましょう。
洋梨を追熟させたい場合
①キッチンペーパーや新聞紙などの紙で包む
②直射日光を避けて、室温で保存
【ポイント】
- 洋ナシは収穫してから1週間~1ヶ月ほど追熟させると食べごろを迎えます。十分に成熟していない洋ナシは追熟させることで甘みが増します。そのため、成熟度をこまめにチェックして保存方法を変えることをおすすめします。
ジューシーな果汁が滴る梨を楽しもう!
今回は、梨の保存方法をご紹介しました。和梨と洋ナシは保存方法が異なるため、それぞれしっかりマスターして梨を余すことなく堪能しましょう。
梨はデザートやおやつとしてはもちろん、サラダやマリネ、スムージーなどにしてもとてもおいしい果物です。
また、梨にはいろいろな種類があるので食べ比べるのも楽しいですよ!
クラシルでは、梨の選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。