最終更新日 2024.2.9

ジンバックってどんなカクテル?度数や味わい、作り方について解説!

ジンバックってどんなカクテル?度数や味わい、作り方について解説!

爽やかな味わいが特徴の「ジンバック」。ジンをベースにしたロングカクテルです。ジントニックやジンライムなど、ジンを使ったカクテルはたくさんあるので、違いがよく分からない方も多いかもしれません。そこで今回は、ジンバックの特徴や由来をはじめ、その味わいやアルコール度数、おいしい作り方などをご紹介します。

  • 目次
  • ジンバックとは?
  • 「ジンバック」の由来とは
  • 味わいやアルコール度数はどれくらい?
  • ジンバックの作り方について
  • 材料(1杯分)
  • 手順
  • おいしく作るためのポイント
  • ジンを使ったカクテルをご紹介! 

ジンバックとは?

ジンバックとは、ジンをジンジャーエールで割り、レモンジュースを加えたカクテルのことを指します。ジンの爽やかな風味にジンジャーエールの刺激、レモンジュースの酸味が絶妙にマッチした、甘酸っぱく爽やかな味わいが魅力のロングカクテルです。

「ジンバック」の由来とは

スピリッツである「ジン」と、英語で”雄鹿”を意味する「バック(buck)」に由来しています。飲みやすいわりにアルコール度数が高いので「雄鹿のキックのように効く強いカクテル」という意味もあるそうです。

ちなみに、「バック」とはスピリッツ(蒸留酒)をジンジャーエールで割り、レモンジュースを加えたロングカクテルのことで、ジンバック以外にも「ラムバック」「テキーラバック」「ウィスキーバック」など、さまざまな種類があります。

味わいやアルコール度数はどれくらい?

ジンバックはジン、ジンジャーエール、レモンジュースの3つで作られていて、甘味と酸味のバランスがよく、すっきりと爽快な味わいです。バーではカットレモンが添えられることも多いですが、これは見た目の華やかさやフルーティーな風味をプラスするためです。暑い季節に喉を潤したいときに、ぴったりなカクテルといえるでしょう。

ただし、アルコール度数は12〜15%とやや高いので、飲みすぎには注意が必要です。これはワインや日本酒と同じくらいの度数であり、ジンを使ったカクテルの代表格であるジントニックは約5%、ビールも5%前後であることが多いので、チェイサーを片手にゆっくりと飲むことをおすすめします。

ジンバックの作り方について

ジンバックは、グラスに材料を直接入れて混ぜる「ビルド」という製法で作られます。シェイカーなど特別な材料は必要ないので、ご家庭でも手軽に作ることができますよ!その作り方やポイントをご紹介しましょう。

材料(1杯分)

■ジン      45ml

■レモンジュース 15~20ml

■ジンジャエール 適量

■カットレモン  お好み

レモンジュースはレモン汁でも代用できます。酸味が苦手な方は加えずに作っても構いません。ちなみに、レモンをライムに変えると「ドラゴンフライ」というカクテルになりますよ。

手順

手順①グラスに氷とジンを入れ、マドラーで混ぜます

手順②ジンがしっかり冷えたら、レモンジュース、ジンジャーエールを静かに注ぎます

手順③マドラーで1〜2回氷を持ち上げるように静かに混ぜ合わせます

手順④お好みでカットレモンを添えて完成です

ジンやレモンジュースの量もお好みで調整してお召し上がりください。

おいしく作るためのポイント

ジンバックの作り方は簡単ですが、おいしく作るためにはいくつかポイントがあります。ぜひ参考にして、おうちでおいしいジンバックを作ってみてくださいね!

■氷にこだわる

ジンバックなどカクテルに使う氷は、スーパーなどで販売しているロックアイスがおすすめです。家庭用フリーザーの氷は、空気を多く含んでいるので溶けやすく、カクテルに使うとフレッシュなおいしさが薄まってしまいます。

■材料にこだわる

ジンやジンジャーエールは、メーカーによって味わいが異なります。ジンはお好みの風味のもの、ジンジャーエールは辛口・甘口を選んで、自分好みの味わいに仕上げてみましょう。

■材料を冷やしておく

おいしいカクテルを作るためには、材料をしっかりと冷やしておくことも大切です。混ぜるときに氷が溶けにくくなるうえ、ひと口目からひんやりとした口当たりを楽しむことができますよ。

■静かにかき混ぜる

ジンジャーエールを混ぜるときは、炭酸が抜けないように静かにかき混ぜることが大切です。マドラーやバースプーンを使って、氷を持ち上げるように縦に1〜2回混ぜ合わせるだけでOK。勢いよく混ぜ合わせると、炭酸が抜けておいしさが損なわれてしまいます。

ジンを使ったカクテルをご紹介! 

ジンとは、グレーン・スピリッツ(穀物の蒸留酒)に香草や薬草類を加えた蒸留酒のことで、カクテルベースとして広く使われています。ジンを使った代表的なカクテルを、いくつかご紹介しましょう。

ジントニック

ジンを使ったカクテルの代表格。ジンにトニックウォーターとライムを加えた、爽やかで飲みやすい味わいのロングカクテルです。

ジンリッキー

ジンにソーダとライムを加えた、キリッとドライな味わいのロングカクテルです。甘味がほとんどないので、甘いカクテルが苦手な方におすすめですよ。ちなみに、こちらに砂糖を加えるとジンフィズになります。

ジンライム

ジンにライムを合わせた、辛口のショートカクテルです。アルコール度数は高めですが、柑橘のフルーティーな酸味が心地よく、バーでは人気の高いカクテルです。

マティー二

ジンにベルモットを加え、ピックに刺したオリーブを添えたショートカクテルです。「カクテルの王様」と呼ばれる歴史あるカクテルで、そのキリッと辛口の味わいは多くの著名人を虜にしてきたと言われています。

ジンバックのレシピ

ジンの定番カクテル ジンバック

自宅でおいしいカクテルが作れるクリエイターのレシピをご紹介!レモンジュースやジンジャエールなどお好みで量を調節してお召し上がりくださいね。

すっきり爽やか!ジンバックを作ってみよう!

今回は、ジンバックの特徴や由来をはじめ、その味わいやアルコール度数、おいしい作り方などをご紹介しました。ジンバックとは、ジンとジンジャーエール、レモンジュースを合わせたカクテルのことで、すっきりと爽快な口当たりが魅力です。手に入りやすい材料で簡単に作ることができますので、ぜひそのおいしさを楽しんでみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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