最終更新日 2023.9.11

ぶりの保存方法|長持ちのコツ|余分な水分を取り除いて保存

ぶりの保存方法|長持ちのコツ|余分な水分を取り除いて保存

「ぶり」といえば、照り焼きや塩焼き、ぶり大根がおなじみですが、実は洋風や中華、エスニック料理などにもアレンジができて、幅広い調理法で楽しむことができるんです。また、切り身で売られているため調理も簡単。使い勝手がいいうえに栄養素も豊富なので、積極的に取り入れたいですね。

そんなぶりのおいしさを保つためはどのように保存すればいいのでしょうか?今回は、ぶりの正しい保存方法についてご紹介します。

  • 目次
  • 余分な水分を取り除いて保存
  • ぶりの解凍方法
  • 正しく保存しておいしいぶりを楽しもう

余分な水分を取り除いて保存

ぶりは傷みやすい魚なので、購入したらなるべく早く食べ切るようにしましょう。すぐに使わずに保存したい場合は、余分な水分を取り除いてから冷蔵または冷凍で保存することができます。

■冷蔵庫で保存する場合

①ぶりの表面についた水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取る

②1切れずつラップで包む

③ジッパー付き保存袋に並べて入れ、空気を抜いて密封する

④冷蔵庫で保存する

切り身で購入したぶりは、そのまま冷蔵庫に入れてしまうと、表面についた水分やドリップに雑菌が繁殖し、臭みの原因になります。必ず水分を拭き取ってから保存するようにしましょう。使う際は、ふり塩をしてから調理してくださいね。

■冷凍庫で保存する場合

①ぶりの両面にまんべんなく塩をふり(ぶり1切れに対し塩ふたつまみが目安)、冷蔵庫で10~15分程置く

②ぶりの表面に出てきた水分をキッチンペーパーで丁寧に拭き取る

③1切れずつラップで包む

④冷凍用保存袋に並べて入れ、空気を抜いて密封する

⑤金属製のトレイにのせて冷凍庫で保存する

ふり塩をすることで臭みが取れ、味が染み込みやすくなります 。ゆっくり凍らせると鮮度が落ちて臭みが出てしまうので、金属製のトレイにぶりが重ならないようにのせることで、冷凍の速度を少しでも早めるのがおすすめです。

ぶりの解凍方法

凍らせたぶりは冷蔵庫で解凍させるのがおすすめです。夜食べる場合は朝から、朝食べる場合は夜のうちから冷蔵庫に移しておきましょう。

急いで解凍させたい場合は、氷水解凍が便利です。氷水解凍は、氷水を張ったボウルにぶりを冷凍用保存袋ごと浸して解凍する方法です。短時間で解凍できるので、長時間浸さないように注意しましょう。

電子レンジでの解凍はドリップが出たり、解凍ムラができたりすることがあるので、なるべく上記の方法がおすすめです。

真冬の寒い時期でも常温での自然解凍はNGです。急激な温度変化はドリップが出る原因になるだけでなく、菌が繁殖しやすくなるので食中毒の危険性が出てきます。

正しく保存しておいしいぶりを楽しもう

脂がのったぶりは、ごはんのおかずやお酒のおつまみにもぴったりで、和食には欠かせません。正しく保存することで鮮度を保てるので、ひと手間かかりますが、ぜひ実践してみてくださいね。

クラシルでは、ぶりの選び方についてもご紹介しています。ぜひこちらも合わせてご覧ください。

※食材の状態や気温、冷蔵庫の機種になどにより、保存可能な期間が異なりますため、期間に関してはお答えできかねます。 なるべくお早めに、新鮮な状態のものをお召し上がりいただくことをおすすめします。風味や色などに少しでも異変を感じたらご使用はおやめください。

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