秋から冬にかけておいしい時期を迎えるカリフラワー。味にクセが少なく、様々な料理に活躍する食材ですよね。
カリフラワーの保存方法|長持ちのコツ|香りを保つ方法
サラダやスープ、パスタなど、活用の幅が広くとても便利なカリフラワーですが、傷みやすい野菜でもあります。特に特徴の1つである白い色みは、何もしないとすぐに損なわれてしまい、茶褐色に変色してしまいます。そうなると見た目が悪くなるだけでなく風味も落ちてしまうので、上手に保存して少しでも長持ちさせたいですね。
そこで今回は、カリフラワーを色み良くできるだけ長持ちさせる保存方法をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
- 目次
- すぐに使わないのであれば加熱して保存がおすすめ
- 加熱後は冷蔵庫、もしくは冷凍庫で保存
- 上手に保存してカリフラワーをおいしく食べきろう!
すぐに使わないのであれば加熱して保存がおすすめ
カリフラワーを保存する際は、乾燥を避けるためにビニール袋などに入れるかラップをして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。その際、横に寝かせると下になった部分が傷みやすくなるので、なるべく立てて保存するようにしましょう。
ただし、カリフラワーは基本的に日持ちしない野菜です。特に生の状態だと、茎が伸びたり花蕾が開くなど成長が進み、おいしさが損なわれてしまいます。
そうならないためにも、すぐに食べないのであば、早めに加熱してしまうのがおすすめです。
また、冷蔵庫で保存する場合は、熟成を促す成分である「エチレン」の多く生成するリンゴやトマトなどとは分けて保存するようにしましょう。一緒に保存してしまうと早く傷んでしまう可能性があります。
加熱後は冷蔵庫、もしくは冷凍庫で保存
カリフラワーを色みやおいしさを保ちつつなるべく長持ちさせるのなら、加熱して冷蔵庫、もしくは冷凍庫で保存しましょう。 ここからは、おすすめの手順をご紹介します。
①カリフラワーを小房切りにし、ゆでるか蒸す、もしくは電子レンジなどで加熱する
②しっかりと水気を切り、少量ずつラップに包む
③冷蔵庫、もしくは冷凍庫にて保存
④ジッパー付き冷凍保存袋に入れて冷凍保存
【ポイント】
・冷蔵保存や冷凍保存したカリフラワーは後ほど調理に使用する際に熱が加わるので、やや固めにゆでるのがおすすめです。
・加熱したカリフラワーは、表面に水気が残っていると傷みやすくなってしまうため、キッチンペーパーなどを使いしっかりと水気を取り除きましょう。
・加熱することで茎が伸びたり花蕾が開くことは抑えられますが、冷蔵庫に入れても長くは保存できません。食感は少々変わってしまいますが、すぐに調理しないのであれば冷凍保存がおすすめです。
・冷凍保存したカリフラワーを調理に使用する際は、スープや煮物などの汁物には凍ったまま入れても問題ありませんが、サラダなどに使用する場合はしっかりと再加熱をしてから使用してくださいね。
・冷凍保存する際はジッパー付き冷凍保存袋に重ならないように、厚みを均一にして入れ、空気をしっかりと抜くことで、冷凍焼けを防ぎ、おいしく保存することができますよ。
サラダに使う場合は、必ず加熱調理をしてから使うようにしてください。冷凍前と同様、茹でる、蒸す、電子レンジを使用するなど方法は何でも構いません。
上手に保存してカリフラワーをおいしく食べきろう!
いかがでしたか。 カリフラワーは加熱して小分けに保存することで、必要な分だけ無駄なく調理に使うことができます。今回ご紹介した方法で保存すれば、最後までおいしく食べ切ることができそうですね。
クラシルでは、おいしいカリフラワーの選び方や加熱の際のポイントもご紹介しています。こちらもぜひ合わせて参考にしてくださいね。
※食材の状態や気温、冷蔵庫の機種になどにより、保存可能な期間が異なりますため、期間に関してはお答えできかねます。 なるべくお早めに、新鮮な状態のものをお召し上がりいただくことをおすすめします。風味や色などに少しでも異変を感じたらご使用はおやめください。