みずみずしくて独特の酸味があるキウイフルーツは、老若男女問わず人気のフルーツですよね!日本では一年を通して手に取ることのできるポピュラーなフルーツですが、実は中国が原産地と言われています。今回は、そんなキウイフルーツの栄養価とおいしいキウイフルーツの選び方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
キウイの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」
- 目次
- キウイフルーツの産地や旬は?
- 主要な栄養価はこちら
- キウイフルーツのうれしい栄養素
- おいしいキウイフルーツの選び方
- 正しい選び方でおいしさも栄養価もゲット!
キウイフルーツの産地や旬は?
キウイフルーツは、ニュージーランドやチリ、アメリカなどで多く栽培されているフルーツです。日本でも九州から東北にかけての広い地域で栽培されており、なかでも愛媛県や福岡県、和歌山県で多く生産されています。
とはいえ、やはり輸入ものが多く出回っているため、今では季節を問わず楽しむことができるフルーツのひとつですよね。実はキウイフルーツの旬は秋から冬だといわれています。輸入もののキウイフルーツは旬が分かりにくいですが、国内産のキウイフルーツを購入する際はぜひおいしい季節に購入してみてくださいね。
主要な栄養価はこちら
キウイフルーツ(緑肉種・生)100gに含まれる主な栄養価は下記の通りです。
・エネルギー 51kcal
・たんぱく質 1.0g
・脂質 0.2g
・炭水化物 13.4g
・食物繊維 2.6g
・カリウム 300mg
・ビタミンC 71mg
キウイフルーツ(黄肉種・生)100gに含まれる主な栄養価は下記の通りです。
・エネルギー 63kcal
・たんぱく質 1.1g
・脂質 0.2g
・炭水化物 14.9g
・食物繊維 1.4g
・カリウム 300mg
・ビタミンC 140mg
キウイフルーツのうれしい栄養素
キウイフルーツに含まれる栄養素の中でも、特に注目したいのが以下の3つです。
■食物繊維
便通を整えるために欠かせない成分として知られていますが、それ以外にも脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して排出する働きもあります。
■カリウム
カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。筋肉の収縮や神経の働きにも密接にかかわる重要なミネラルのひとつです。
■ビタミンC
ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑えたり、取り除く働きがあります。また、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンとしても知られています。
おいしいキウイフルーツの選び方
せっかくなら鮮度のよいものを選びたいですよね!おいしいキウイフルーツを選ぶ際にチェックしていただきたいポイントは2つです。
①表面がきれいで、傷がない
表面がきれいで傷などがないものを選びましょう。表面が変色している部分は傷んでいる可能性があるため、避けた方がよいでしょう。また、持った際に一部だけがやわらかいものは、その部分が傷んでいる可能性があるため、気をつけましょう。
②軸の部分が適度にやわらかい
キウイフルーツの中心の白い部分は、甘みを示すバロメーターです。キウイフルーツの軸の部分(頭とおしり)を指の腹で触り、やわらかければ甘みが増している証拠です。優しく触ってみて、成熟度をチェックしましょう。
購入後すぐに食べない場合は、少し硬いものを選び、持ち帰って追熟させるとよいですよ。また、酸味が強い方がお好みという場合も、軸の部分が少し硬いものを選ぶのがおすすめです。硬さをチェックする際は、果肉の部分を傷つけないように気をつけてくださいね。
正しい選び方でおいしさも栄養価もゲット!
今回は、キウイフルーツに含まれる栄養素と、おいしいキウイフルーツの選び方についてご紹介しました。何気なく手に取るのではなく、少しの知識で新鮮なものを選ぶことができるのはうれしいですよね。
クラシルでは、キウイフルーツの保存方法についてもご紹介しています。ぜひこちらも合わせて参考にしてみてくださいね。