【漢字クイズ】「独活」“どっかつ”ではありません。これは何の食材？気になる正解は…

「独活」この漢字を何と読むかわかりますか？ある食べ物の名前なんですが、漢字からだとどんな食べ物なのかも想像がつきませんよね。ほかの野菜に比べて、おうちで調理する機会の少ない、ちょっと珍しい食材ですよ。正解発表のあとは、独活などの野菜を使ったおかずのレシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。

この漢字は、「うど」と読みます！

うどは高さ1.5mほどの山菜です。光を当てずに栽培され白い色をしている「軟白うど」と、光を浴びて育った緑色の「山うど」があります。穂先や茎、皮と、どの部位も食べることができるんですよ。

お店で買うときは、穂先がピンとしていて、茎が太くてまっすぐなものを選ぶといいですよ。また、触れると痛いくらいの産毛が全体的に生えているものが新鮮なうどの証拠です。

うどは光に当てると硬くなってしまうので、買ってきたら新聞紙に包んで冷暗所で保存するのがおすすめです。ただし、新鮮なものほどおいしいので、なるべく早く食べきってくださいね。

ここからは、ウドやそのほかの野菜を使ったおかずのレシピをご紹介します。ごはんが進む味わいのウドと牛肉のしぐれ煮や、ちゃんぽん風の野菜炒めなど、バリエーション豊かにピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

ごはんのおかずにぴったり！ウドと牛肉のしぐれ煮をご紹介します。アク抜きしたウドと牛肉を、しょうゆや砂糖を使った甘辛い味つけでさっと煮ました。ごはんが進むしっかりとした味つけで、ウドの風味やシャキシャキとした食感もお楽しみいただけますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• 牛切り落とし肉・・・150g
• ウド・・・150g
• 水・・・500ml
• 酢・・・小さじ1
• 生姜・・・20g
• 水・・・200ml
• (A)しょうゆ・・・大さじ2
• (A)料理酒・・・大さじ1
• (A)みりん・・・大さじ1
• (A)砂糖・・・小さじ1
• (A)顆粒和風だし・・・小さじ1

作り方

準備.生姜は皮を剥いておきます。
1.ウドの下部1cmの固い部分は切り落とし、4cm幅に切り、皮を剥いて短冊切りにします。穂先部分は細かい毛を包丁の背でこそぎ4cm幅に切ります。
2.ボウルに水、酢を入れ混ぜ合わせて1を入れ10分おきます。
3.生姜は千切りにします。
4.鍋に3、水、(A)を入れ中火にかけ煮立ったら牛肉を加え5分煮込みます。アクが出てきたら取りのぞきます。
5.水気を切った2を加え中火のまま5分煮込み、味がなじんだら器に盛り付けて出来上がりです。

シャキシャキ食感がたまらない、ウドの揚げ浸しを作ってみましょう。小麦粉をまぶしてさっくりと揚げたウドを、めんつゆや酢で作ったタレに浸していただきます。ウドの風味と歯ごたえが引き立ち、とってもおいしいですよ。シンプルな材料で意外と簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

• ウド・・・150g
• 水 (さらす用)・・・500ml
• 酢 (さらす用)・・・大さじ1
• 薄力粉・・・大さじ1
• 揚げ油・・・適量
• 水・・・100ml
• (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ2
• (A)みりん・・・大さじ1
• (A)酢・・・大さじ1
• (A)砂糖・・・小さじ1

作り方

1.ウドの下部1cmの固い部分は切り落とし、4cm幅に切り、皮を剥き縦半分に切ります。穂先部分は細かい毛を包丁の背でこそぎ4cm幅に切ります。
2.ボウルに水、酢を入れ混ぜ合わせて1を入れ10分おきます。
3.鍋に水、(A)を入れ煮立たせ、粗熱を取ります。
4.ウドに薄力粉をまぶします。
5.鍋に底から3cm程揚げ油を注ぎ、170℃に中火で熱し、4を入れ、うっすらきつね色になるまで揚げ、油切りをします。
6.器によそい、3をかけて出来上がりです。

ちゃんぽん風の味つけの野菜炒めはいかがでしょうか。鶏ガラとウインナーの旨味が野菜と相性抜群で、箸がどんどん進むおいしさですよ。きのこ類やもやし、かまぼこなど、お好みの具材を追加してアレンジするのもおすすめです。いつもとひと味違う野菜炒めを、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• ウインナー・・・4本
• キャベツ・・・200g
• にんじん・・・1本
• 玉ねぎ・・・1/2個
• 牛乳・・・50ml
• (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
• (A)塩こしょう・・・ひとつまみ
• ごま油・・・大さじ1

作り方

準備.にんじんは皮を剥いておきます。
1.キャベツは一口大に切ります。にんじんは短冊切りにします。玉ねぎは薄切りにします。
2.ウインナーは斜めに4等分に切ります。
3.フライパンを中火に熱し、ごま油をひいて2を炒めます。
4.焼き色が付いてきたら1を加え、中火でさらに炒め、野菜がしんなりしてきたら(A)を入れます。
5.全体に味が馴染んだら牛乳を入れて軽く炒め、火から下ろします。
6.器に盛って完成です。

今回は、「独活」の読み方と、ウドなどの野菜を使ったおかずのレシピをご紹介しました。ウドは「独活の大木」ということわざで「体ばかりが大きくて役に立たない」ことの例えとして使われていますが、実はとってもおいしい食べ物なんですよ。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。