1年に1度のおせち作り。せっかくなら見た目も華やかに仕上げたいですよね。そこで、手軽にできる食材の飾り切りにチャレンジしてみませんか?
「こうやるのか...!」正月にぴったりな”にんじん”や”かまぼこ”の飾り切りとは?
今回は、おせち作りにぴったりな飾り切りを4つご紹介します。かまぼこの菊花飾りや手綱こんにゃく、花れんこんなど、飾り切りが始めてでも簡単に作れるものをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.にんじんの飾り切り
お花の形がかわいらしい、にんじんの飾り切りをご紹介します。クッキーの型で型抜きをするので、飾り切りは始めてという方も簡単に作れますよ。上手に作るコツは、にんじんを輪切りにするときに薄く切りすぎないこと!1㎝程度の厚みをもたせておくと、その後の飾り切りがしやすいですよ。表と裏の両面とも飾り切りにすると、火の通りがよくなり見栄えもぐっとよくなります。
材料(4個分)
- にんじん・・・4cm
作り方
1.にんじんを1cmの輪切りにします。
2.花型の型抜きでくり抜きます。
3.花びらの間に包丁を入れて、にんじんの中央部まで切り込みを入れます。
4.花びらの外側から、削ぎ落とすように切り込みを入れます。
2.2種のかまぼこの飾り切り
かまぼこで2種類の飾り切りに挑戦してみましょう。菊の花に見立てた「菊花飾り」と、ひねりがおしゃれな「手綱切り」をご紹介します。菊花飾りは、仕上げに添えるゆずの皮が彩りを添え、華やかな仕上がりになりますよ。かまぼこだけで手軽に飾り切りをしたい!というときには手綱切りがおすすめです。どちらもとても簡単なので、試してみてくださいね。
材料(4個分)
- かまぼこ・・・1本
- ゆず (皮)・・・少々
作り方
1.【菊花飾り】 かまぼこを2cm幅に切り、半分に切ります。
2.底から1cmほどを残して、縦横直角に切り込みを入れます。切り込みを花びらのように広げ、ゆず皮のみじん切りを中央にのせて出来上がりです。
3.【手綱切り】 かまぼこを1cm幅に切ります。上部の色の境目に沿って皮を剥くように、2/3程そぎます。
4.そいだ側の中央に1cm程の切り込みを入れ、そいだ端を切り込みにくぐらせて出来上がりです。
3.花れんこんの作り方
これだけで料理がパッと華やかになる、覚えておくと便利な飾り切りです。レンコンを5㎜~1㎝程度の幅に切ったら、皮をむいて穴と穴の間にV字の切り込みを入れていきます。花れんこんを作るときは、レンコンの穴の大きさが均一なものを選ぶとよりきれいな花の形に仕上がりますよ。おせちの酢れんこんや煮しめにはもちろん、ひな祭りのちらし寿司などにもおすすめです。
材料(2人前)
- レンコン・・・300g
作り方
1.レンコンを5mm~1cmの一定の幅に切ります。
2.レンコンの丸みに沿って、薄く皮を剥きます。
3.レンコンを持ち、穴と穴の間にV字の切り込みを入れます。
4.切り込みを入れた尖っている部分をなめらかになるように面取りします。
4.手網こんにゃくの切り方
手綱こんにゃくの作り方をご紹介します。手順はとてもシンプルなので、コツをつかめば誰でも簡単に作れますよ。上手に作るポイントは、こんにゃくを太く切りすぎないこと!太すぎると中央の切り込みにくぐらせにくくなるので、5㎜幅くらいがおすすめです。煮物やおでんなど普段のお料理にも活用できるので、ぜひ挑戦してみてください。
材料(1人前)
- こんにゃく・・・1枚
作り方
1.こんにゃくを横長になるように置き、5mm幅に切ります。
2.切った断面を上にして縦に置き、上下1cm程度残して中央に切りこみを入れます。
3.中央の切り込みに、片端をくぐらせて両端を引っ張って形を整えます。この状態が「手網こんにゃく」です。
飾り切りで華やかなおせちにしよう!
いかがでしたか。今回は、おせち作りにぴったりな飾り切りをご紹介しました。特別な日だけでなく普段の料理にも活用できるので、覚えておくと重宝するものばかりです。ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね。