今回は、ヤムウンセンのレシピをご紹介します。
ヤムウンセンはタイ料理のひとつで、春雨(ウンセン)を野菜やひき肉など色々な具材と和えた(ヤム)、酸味のあるさっぱりとしたヘルシーなサラダです。
タイ料理ですので、調味料にはナンプラーが登場します。
香菜(パクチー)やセロリ、ねぎなど、香りの強い野菜を用います。
「なんだか難しそう」「味見しても絶対わからない!」
大丈夫です。合わせ調味料に具材を順に加えて和えると出来上がります。具材を替えてもおいしくいただけます。
出来立ての温かいものはもちろん、冷やしてもおいしくいただける、このあたりが、タイ料理の懐の深さだと思います。
ぜひお試しくださいませ。
手順
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【1】乾燥きくらげは水につけて戻しておきます。
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【2】玉ねぎはスライサーで薄切りにします。
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【3】塩をふりかけて全体を混ぜ合わせておきます。
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【4】ここから、具材をどんどん切っていきます。自分の「人差し指と中指をそろえた幅」を覚えておくと、何かと便利です。
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【5】万能ねぎは3~4cm長さに切りそろえます。
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【6】セロリは葉の部分は3~4cm幅に切ります。
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【7】茎の部分は3~4cm長さの薄い斜め切りにします。
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【8】パクチーは茎、葉とも3~4cm幅に切りそろえます。
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【9】トマトは1cm幅程度に薄切りにします。
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【10】さらに縦1cm幅程度に切りそろえていきます。ヘタは取り除きます。
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【11】戻したきくらげは1cm幅程度に切ります。縮んだ形ですのでだいたいで構いません。
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【12】合わせ調味料を用意します。ボウルに砂糖と熱湯を入れよく混ぜ合わせ、砂糖を溶かします。
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【13】ナンプラー、レモン果汁、お好みで輪切り唐辛子を加え、よく混ぜ合わせておきます。
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【14】具材をゆでます。鍋に耐熱性のざるを重ね、水を7分目ほど入れ、火にかけて沸騰させます。
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【15】むきえびを入れます。
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【16】30秒ほどで表面が赤くなりますので、ざるごと引き上げて軽く水気を切り、合わせ調味料のボウルに入れます。
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【17】ひき肉を入れ菜箸でよくほぐしながらゆでます。全体が白くなったらざるごと引き上げて、軽く水気を切って合わせ調味料のボウルに入れます。
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【18】アクとりシートやキッチンペーパーを鍋に入れざっとアクを取ります。
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【19】きくらげと春雨を入れ、春雨を硬めにゆでます。
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【20】水気を軽く切って、合わせ調味料のボウルに入れます。
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【21】刻んでおいた野菜をすべて加えます。この時、玉ねぎは出てきた水分をぎゅっと絞って加えます。
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【22】全体をよく混ぜ合わせて出来上がりです。
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【23】保存の際は、粗熱を取ってから、よく消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
投稿者からのコメント
具材のバリエーション
ヤムウンセンは、色々な具材がよく合います。
上記の「材料」に記載した具材は、私が一番おいしいと思う組み合わせですが、むきえびは高価ですし、また、野菜が高騰していることもあります。
基本は、緑豆春雨/玉ねぎ/セロリ/香菜(パクチー)/ひき肉、があればOKです。
パクチーは香りが強いために苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、パクチーと、これまた香りの強いセロリとの組み合わせをナンプラーで味付けすると、驚くほど、まとまります。「あ、そうか、こういう味なんだ」と、スッと抵抗なく入る方も多いのでは、と思います。
おいしくするコツは、具材を野菜だけにせず、たんぱく質を必ず加えることです。調子に乗って具材を野菜だけにすると、「飽きる味」になります。最低でも4人分あたり、ひき肉100gを加えましょう。
あとは足すほど、おいしさが増します。
私が試して、おいしくいただけた具材、そして、それぞれの具材についての補足をメモしておきます。ご参考になれば幸いです。
作り置きのコツ・ポイント
野菜をおいしく、たくさん食べることができるレシピです。おいしくするコツは、ひき肉、エビや刻みナッツなどたんぱく質をたくさん入れることです。調子に乗って具材を野菜だけにすると「飽きる味」になります。最低でも4人分あたりひき肉100gは入れましょう。
むきエビは高いです。なくても良いですし、お好み焼きに入れるような安物の乾燥小エビでもおいしいです。その場合は10gくらいを手順4で加えます。
春雨はばれいしょではなく、ぜひ緑豆春雨を使用しましょう。歯ごたえがおいしいです。
ナンプラーはハマるおいしさですが塩分がキツいので、入れ過ぎると塩辛くなりますので注意しましょう。
保存中は時々大きくかき混ぜると、味にムラが出ません。
アレンジのヒント
ライスペーパーで包んでお手軽ゴイクン(生春巻き)。スイートチリソースでどうぞ。
お湯400mlあたり鶏ガラスープの素小さじ1を加えて沸かし、お好みでひと口サイズにそぎ切りにした鶏肉を加えてアクを取り、ヤムウンセンをお好きなだけ加えてひと煮立ちさせ、お好みで香辛料(カルダモン、コリアンダー、シナモン、クローブ各少量)を加え、ナンプラー小さじ1/2程度、こしょう少々で味を調え、パクチーを散らすと、なんちゃってバミーナーム(タイの麺料理)や、なんちゃってフォーが楽しめます。味はかなり本格ですが、肝心の麺が小麦粉や米ではなく緑豆春雨なので、なんちゃってということで。あと、香辛料がない!という場合は、しょうがのすりおろしが小さじ1ほどに代えてもおいしいです。
※みやすさのために書式を一部改変しています。