■保存期間
冷蔵3日
■紹介文
今日は、めんつゆを使って作る、味玉(煮玉子)のレシピをご紹介します。
煮ないで作る煮玉子です。卵1個あたり、めんつゆ大さじ1です。密封できる袋に入れることで少量のめんつゆでも短時間でしっかりと味付けすることができます。
どの世代の方でも季節問わず安心して召し上がれる、手軽で確実、口当たりのよい柔らかめのゆで卵に仕上げます。
卵
4個
めんつゆ(3倍濃縮推奨)
大さじ4(60ml)
手順
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【1】卵をゆでます。卵のとがっていないほうに画鋲やキリで浅く穴をあけます。
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ゆでている間の圧力を逃すために、穴をあけます。こうすることで、ゆでている間に内側の圧力が膨張し、卵が割れてしまうことを防ぎます。
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卵のとがっていないほうは、卵を覆っている膜と、殻との間に隙間がありますので、ゆでている間に卵が飛び出ることが少ないです。
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冷蔵庫から出してすぐの卵で構いません。
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今回はワインオープナーを使っています。スクリュー半巻き分差し込んだ程度の穴を開けています。卵に穴を開けるツールがあれば、ぜひそちらを使いましょう。
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【2】鍋に卵を並べ、ひたひたに水を注ぎ、酢(分量外:水1リットルあたり大さじ1)を入れて、
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ここでいう、ひたひたの水とは、卵が少しだけ水から出ている状態です。直径22cmのフライパンに、水1リットルを入れています。卵8個でも同量の水で問題ありません。
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酢には2つの役割があります。
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1つは、たんぱく質を固まらせる働きがありますので、もし卵の殻が割れて白身が飛び出してきても、すぐに固め、それ以上卵が飛び出ないようにします。
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もうひとつは、卵の殻を柔らかくする働きがありますので、卵の殻がむきやすくなります。
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【3】ふたをして中火で加熱します。全体が充分に沸騰したら火を止め、ふたをしたまま7分蒸らします。
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【4】氷水にとって急冷し、3分程度冷やします。
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氷水につけ、手でさわれる程度に粗熱が取れたら、卵全体に軽くヒビを入れておいて冷やしておくと、さらに殻がむきやすくなります。
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殻にヒビを入れる際は、平らなところで転がすようにすると、白身が傷つきにくいです。
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【5】殻をむき水にさらします。こうすることで硫黄臭さが取れます。
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水にさらしている間に、保存用袋や調味料の用意をするとよいです。
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【6】密封できる保存用袋に水気を切った卵とめんつゆを入れ、空気を抜いて密封します。
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袋を立て掛けて固定できる容器などに、袋ごと入れて行うと、作業がしやすいです。
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【7】冷蔵庫に入れます。30分程度で味が付きますが、2時間後くらいからよりおいしく召し上がれます。
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漬ける前よりめんつゆの量が多めに見えるのは、めんつゆの浸透圧で卵の水分が抜け出て、めんつゆにしみ出しているためです。
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6時間以上漬けると、かなりしっかり濃いめの味付けになります。濃い味が苦手な方は、6時間経った頃、漬け汁から卵を取り出し、卵のみを充分に消毒した保存容器に入れて保存するとよいです。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
袋を立て掛けて固定できる容器などに、袋ごと入れて行うと作業がしやすいです。
冷蔵庫で保存します。30分程度で味が付きますが、2時間後くらいからよりおいしく召し上がれます。
6時間以上漬けるとかなりしっかり濃いめの味付けになります。濃い味が苦手な方は6時間経った頃、漬け汁から卵を取り出し、卵のみを充分に消毒した保存容器に入れて保存するとよいです。
■アレンジのヒント
一緒に加えておいしい香辛料(4人分あたりすべて小さじ1目安):にんにくすりおろし/しょうがすりおろし/輪切り唐辛子/こしょう(4人分あたり小さじ1/2目安)
一緒に加えておいしい調味料(4人分あたりすべて小さじ4(20ml)目安):酢/ごま油/ラー油
2倍、希釈なしなど、お好みの濃さのめんつゆで作っても。
※みやすさのために書式を一部改変しています。