骨からお肉がほろほろ外れる!
ジューシーで皮がパリパリで香ばしい!
・骨付き鶏もも
2本(約350g)
・塩
5g(肉重量の1.2~1.5%)
・タイム、ローズマリー
適量
・にんにく(スライス)
1かけ分
・オリーブオイル
大さじ1
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1 鶏ももをマリネする
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鶏ももは余分な皮や脂があれば取り除き、袋に鶏もも、塩、タイム、ローズマリー、にんにくを入れて揉み込み、冷蔵庫で1日マリネする。
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2 BONIQをセット
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食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
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80℃ 3:00(3時間)に設定する。
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3 フリーザーバッグに投入
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①の鶏ももを袋から取り出して洗い、ペーパーで水気を拭き取ってオリーブオイルと共にフリーザーバッグに入れる。
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4 BONIQに投入
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BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
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この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
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(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
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※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
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5 鶏ももの皮目を焼く
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら鶏ももを取り出してペーパーで水気を拭き、フライパンで皮面だけをパリパリに焼く(テフロンパンの場合、油は必要ない)。
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6 仕上げ
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皿に盛り、お好みでディジョンマスタードや粒マスタード(分量外)を添えて。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
コンフィとは、たっぷりの油の中で肉を煮たフレンチの技法ですが、フレンチビストロなどで提供される鴨のコンフィでは、肉がひたひたに浸かる量の鴨脂の中で肉を煮ています。
しかし、ここではわずかなオリーブオイルしか使っていません。真空器を使って密封しているわけではないので、フリーザーバッグの中のわずかな空気を遮断するためにオイルを少し入れていますが、完全に真空にできるならばオイルも必要ありません。肉に火を通す温度と時間が重要になります。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
鶏もも肉は肉質が柔らかい部位ですが、低温のオイルで火を通すことで、しっとり柔らかくジューシーに仕上がります。
鶏もも肉は100g中にタンパク質16.6g、脂質14.2gを含みます。鶏むね肉が100g中にタンパク質21.3g、脂質5.9g含みますので、鶏むね肉と比較するとタンパク質が少なく、脂質は多い部位です。
鶏の皮が脂質を多く含むので、脂質が気になる方は皮を取り除けば、高タンパク質・低脂質な食材です。
栄養面では、ビタミンB2や鉄分、セレンが多いです。
ビタミンB2は、エネルギー代謝をサポートするだけでなく、発育のビタミンといわれ、体内でタンパク質の合成をサポートして、皮膚や髪の毛などをつくるのを促す働きがあります。
鉄分は、赤血球のヘモグロビンの構成している成分で、体内に酸素を運ぶ働きがあります。鉄分には体内に吸収されやすい形と吸収されにくい形がありますが、鶏肉に含まれる鉄分は吸収が良いタイプなので、効率よく鉄分が摂取できます。
またセレンは、抗酸化作用のある酵素の成分で、体内の活性酸素を分解します。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。