■紹介文
小豆と抹茶はパンによく合うのは、抹茶のあんパンを焼いたときによく分かったんですが、小豆を甘露煮にした、あんこによく似た大納言甘納豆という食材がありますよね😊
大納言というのは小豆の名前で、普通の小豆よりも外皮の味が濃く煮ても崩れにくいので、売っている大納言甘納豆も、ちゃんと小豆の形が残った状態で売られています😉
小豆の形が残っているので、このままパンの材料に使えば、食べたときにパンから小豆がこぼれ落ちるような、そんなパンが出来るだろうなぁと思ったので、今回はウールロールパンの中に入れる材料として大納言甘納豆を使用してみました😊
大納言甘納豆は和スイーツの食材という事で、和スイーツには抹茶の方が良く合うので、今回のウールロールパンのパン生地は抹茶で仕上げました🙂
大納言甘納豆を生地の中に入れていくときに、何回かに分けて巻いて行くことで、切ったときに大納言甘納豆が偏らず生地全体に満遍なく散ってくれます。
なので、どこを食べてもパンと大納言甘納豆を一緒に食べられるウールロールパンになっていると思います😆
■材料(18cm型)
ーパン生地
強力粉(春よ恋)200g
ドライイースト(金サフ)2g
砂糖25g
スキムミルク10g
塩3.5g
無塩バター20g
40℃ぐらいのお湯45ml
牛乳100ml
抹茶5g
大納言甘納豆70g
ーその他
ドリュール(牛乳)あり
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202111224418
■作り方
【1】今回はパン生地に使う抹茶と、パンの中に入れる大納言甘納豆が特別な材料になります。抹茶はパン生地材料と一緒に最初に混ぜて使用します😉少しべとつきを感じる生地ですが、パン生地を混ぜある程度まとまったらバターを加えてこね上げます。バターがなじんで捏ね上がってくると、あまりベトつかず扱いやすい生地になります🙂
【2】一次発酵は30℃60分。つるんとした生地が綺麗に膨らんでますよねっ😁強力粉の量が少ない目なので、あまり大きく膨らんではいませんが、これで十分です😉
【3】一次発酵終わればガス抜きをして5つに切り分けます。切り分けた後、縦に15cmぐらいに伸ばし、くるくると巻いた状態にして、固く絞った濡れふきんをかぶせベンチタイム(15分)に入ります。できるだけ同じ生地の同じ重さになるように丁寧に切り分けましょう☝めん棒でぐいぐい生地を押して伸ばすと、めん棒にひっついてかえってべたっとした感じになるので、軽く伸ばす程度でOKです。
【4】ベンチタイムが終わったら、しっかりとガス抜きをして生地を6cm×20cmぐらいに伸ばします。あまり長く伸ばし過ぎると、巻いて行ったときに一回転以上巻くことになるので、長さは20cmぐらいにとどめておきましょう☝
【5】生地を伸ばし終わったら、生地の上10cmのところに横に目印をつけましょう。この目印まで生地を細い短冊状に切っていきます。
【6】生地を短冊状に切るときは、生地の内側から外側にスケッパーをスライドして切るのはいいですが、左右に振るのはやめましょう。短冊が細いので、隣の生地とひっついたり斜めにゆがんだりすると、綺麗な毛糸模様にならないので注意してください😉短冊の数に特に指定はありませんが、同じ幅でそこそこ細い方が綺麗な模様になりますね。
【7】短冊に切り終わったら、生地の下側に大納言甘納豆を並べて生きます。今回は三回に分けて並べていくので、一列に入れる大納言甘納豆の数は、重ならないように置けるだけ置くという感じでいいと思います。並べすぎると巻きにくくなるので、欲張らずに一列にしましょう。
【8】大納言甘納豆を一列並べ終わったら、しっかりと隙間を埋めるようにして一巻きします。巻き終わったら、もう一度大納言甘納豆を一列に並べ、巻いて行きます。もう一回大納言甘納豆を並べて巻けると思うので、三回目も同じようにしてください🙂
【9】大納言甘納豆を巻き終わったら、短冊の終わりまで一気にくるくるっと巻いていきます。短冊が歪まないよう、出来るだけ手早く、まっすぐに巻いてしまうのがコツですね😉巻き終わりは、可能なら少し指で押さえて生地に貼り付けて、二次発酵や焼き上げの時に生地が広がらないようにしておきましょう。
【10】巻き終わった生地は、18cmの型の中に並べていきます。二次発酵前の生地の状態だと、これで本当に埋まるの?と思うぐらい隙間が空いていますが、大丈夫ですよっ。必ず二次発酵と焼き上げでググッと膨らんで、隙間は埋まるので😉全ての生地を天板に並べ終わったら、30℃60分で二次発酵。他のパンよりも温度を低めに、時間は倍ぐらいかけて膨らませています。
【11】二次発酵が終わった生地は膨らみますね😊(10)の生地と比べてもらうとよく分かるように、かなり膨らんでいますね😉まだ真ん中に隙間が空いていますが、焼き上げの時にももう少し膨らみますので、ある程度真ん中の穴は小さくなります。
【12】予熱をしている間にドリュールを塗ります。今回は抹茶の緑色を生かしたかったので、卵ではなく牛乳をドリュールとして使いました。ドリュールを塗り終わった後は、お好みで強力粉をふるって雪化粧みたいにしても、綺麗な仕上がりになりますよ😆
【13】焼き上げ前の生地を上から見ると横の膨らみしか確認出来ませんが、横から見ると型からはみ出るぐらい高さも出ていますよね😉均等に膨らんでいるのは、一次発酵後に同じ重さで切り分けているのと、短冊の幅も同じぐらいにしているからですね。
【14】焼き上げは200℃20分。ヘルシオを使用しているときは、230℃5分→210℃15分ぐらいでした。型にはまっているので側面がどのくらい焼けているかは出してみないと分かりませんが、表面は結構いい感じに焼き色がついてくるのが焼いている途中でも確認出来ます。抹茶の緑色がまだ分かるぐらいの範囲で焼き色をつけて焼き上げると、見た目が綺麗に仕上がると思います😊
【15】焼き上がって型から抜いたら、抹茶と大納言甘納豆のウールロールパンの完成です😋
【16】焼き上がったウールロールパンを切って横から見てみると、大納言甘納豆を一列ずつ生地の中に巻いて仕上げたので、一カ所に固まらずに均等にバラけて生地の中に織り込まれているのがよく分かります😆
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ドリュールのレシピはこちら
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【1】溶き卵をつくります。パン材料として溶き卵を使った残りでもドリュールとして使うことは出来ますが、溶き卵を一度こしてドリュールに仕上げますので、溶き卵の量が減っていると十分な量のドリュールを作れないことがあるので注意しましょう☝
【2】溶き卵を茶こしなどでこして、卵黄液を作ります。溶き卵をこしてつくるので、卵黄単体よりは少しサラサラした液体になります。あまりねっとり濃い状態だと、パン生地に塗るとき綺麗に塗ることが出来ないので、僕はこの方法が一番使いやすいと思います😉もしこした卵黄液の量が少ないときは、少量の牛乳などを混ぜて量を増やす事も可能です。
【3】卵黄液が出来たら、ひとつまみのわずかな塩を入れて混ぜればドリュールは完成です。塩をいれることで卵黄液ののびが良くなって、パン生地に塗りやすくなります😊
【4】ドリュールは一回にドバッと塗るのはやめましょう。液だれしたままパン生地に残り、焼きムラの原因になります。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。
【5】ドリュールは結構余りがちなので、僕は余ったドリュールは毎回卵焼きにしてます😉
■POINT
大納言甘納豆をあんこに置き換えても大丈夫だと思います😉
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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