■保存期間
冷蔵1週間/冷凍1か月
■紹介文
今日は、たたきごぼうのレシピをご紹介します。
ごぼうを酢水で下ゆでしてしっかりとアクを抜き、仕上げに調味料で火を通すことで、すりこぎで叩かずとも、簡単に確実に味がしみ込み、白く美しく仕上がります。
作り置きをしておけば、酒の肴、お弁当のおかずにはもちろん、あともう一品という時やそして何よりおせち料理にも大活躍します。
手順
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【1】フライパンか鍋に下ゆで用の水と酢を入れておきます。
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【2】ごぼうはたわしなどで泥を洗い落とします。皮はむきません。
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ごぼうは、皮と実の間に旨味、香り、栄養が詰まっていますので、皮はむかずに調理することをおすすめします。スポンジの硬い面、アルミタワシ、アルミホイルを軽く丸めたものなどが、ごぼうの皮をむくことなく、泥を落としやすいです。
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シンクが狭い場合は、長さを2つ3つに切ってから洗うと良いです。
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【3】根元の硬い部分は切り落とし、扱いやすい長さに切ります。
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【4】太いものは縦4等分~2等分にして7~8mm幅程度(人差し指の半分の幅目安)、4~5cm長さ(指3本分の幅目安)に切り、切ったそばから手順1のフライパンに入れていきます。
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切ったらすぐに酢水に入れることで、変色を防ぎます。
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【5】切ったごぼうをすべてフライパンに入れてふたをして強火にかけ、沸騰したら少し火を弱め、強めの中火で3分間加熱します。
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【6】ざるにあげて水気を切ります。
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【7】フライパンか鍋に合わせ調味料の材料を入れて強めの中火にかけ、充分に沸騰させます。
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充分に沸騰させることで、みりんのアルコール分を飛ばします。アルコール分が残ったままですと、雑味や余分な苦味が出てしまいます。
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調味料は煮立ててからごぼうを加えることで、歯ごたえがおいしい仕上がりになります。
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【8】手順6のごぼうを加え1~2分ほど加熱し、煮汁が底に少し残り、ヘラでなぞれる程度まで煮ます。
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火加減は強めの中火のままです。
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【9】すりごまを加え、全体をざっとかき混ぜてごぼう全体にすりごまが行き渡るように混ぜ合わせます。
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調味料の焦げ付きが気になるようなら、火は止めて余熱で絡めても構いません。
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【10】保存の際は保存容器に入れる際、ゴムベラを使うと無駄なく移せます。
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粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
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できたてでもおいしいですが、粗熱が取れてから冷蔵庫で30分以上ねかせると、さらに味がしみ込んで、おいしく召し上がれます。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
ごぼうは皮と実の間に旨味、香り、栄養が詰まっていますので皮はむかずに調理することをおすすめします。スポンジの硬い面やアルミタワシ、アルミホイルを軽く丸めたものなどが、ごぼうの皮をむくことなく泥を落としやすいです。
シンクが狭い場合は、ごぼうの長さを2つ3つに切ってから洗うと良いです。
切ったらすぐに酢水に入れることで、変色を防ぎます。
充分に沸騰させることでみりんのアルコール分を飛ばします。アルコール分が残ったままですと雑味や余分な苦味が出てしまいます。
調味料は煮立ててからごぼうを加えることで、歯ごたえがおいしい仕上がりになります。
すりごまを絡める際、調味料の焦げ付きが気になるようなら火は止めて行っても構いません。
保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
■アレンジのヒント
一緒に煮ておいしい具材:にんじん/れんこん/大根/薄揚げ
いただく際に添えておいしい具材:ゆず(果汁/皮)/一味唐辛子
マヨネーズと和えると、歯ごたえがしっかりとした、酒の肴にも合うサラダが出来上がります。
斜め薄切りや、ささがきにして作っても。
さらに細切りにし、ゆでた豚肉やハムなど、あればナッツ類を砕いたものと一緒に少量のマヨネーズと和えると、酒の肴にも合うサラダが出来上がります。
1~2cm幅くらいに切り、全体に片栗粉をまぶし付けたものを、フライパンに多めの油をひいて、軽く焦げ目が付くまで加熱すると、おつまみが出来上がります。お好みでにんにくすりおろしやめんつゆを絡めます。
ちらし寿司の具にも。かんぴょう、しいたけ、高野豆腐を甘辛く煮たものと合わせます。
※みやすさのために書式を一部改変しています。