今回ご紹介するのは超本格的なジェノベーゼのレシピです!
ジェノベーゼと聞くとバジルを使った緑色のパスタを思い浮かべる方が多いと思います。
が、実は本場イタリアではジェノベーゼというと多くの場合、別の料理を指すんです。
試しにと検索してみてください。
見慣れない茶色いソースがヒットするかと思います。
これは正式にはGenovese Napoletana(ジェノベーゼナポレターナ、ナポリ風ジェノベーゼ)という、肉と大量の玉ねぎを長時間煮込んだもので、文字通りナポリの名物料理です。
名前の由来は諸説あるそうですが、その昔ナポリに移り住んだジェノバ出身のシェフが開いたトラットリアの名物料理が広まったとか。
玉ねぎの酵素の力を利用して硬いお肉を柔らかく調理するというなんとも理にかなった料理で、玉ねぎのコクとホロホロのお肉がたまらない一品です。
構成要素的にはさしづめイタリアの牛丼といったとこでしょうか?
ちなみに、バジルソースは正式にはPesto alla Genovese(ペストアッラジェノベーゼ)といい、どちらかというとペストという呼び方が一般的です。
豆知識はこれくらいにしてレシピの紹介いきましょう。
牛スネ肉
700g
玉ねぎ
大(6個)1.5kg
白ワイン
100cc
ローリエ
2枚
塩
小さじ1,1/2
胡椒
適量
EXVオリーブオイル
大さじ1
イタリアンパセリ
お好み
パルミジャーノレッジャーノ
お好み
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玉ねぎ6~7個は半割りにして繊維に逆らってスライスする。
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ここが最初にして最大の難関!涙をこらえて頑張りましょう。
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牛スネ肉700gは大きめにカットし、1%の塩=7g(小さじ1,1/2)と胡椒適量をまぶす。
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鍋を強火で熱してEXVオリーブオイル大さじ1をひいて、牛スネ肉を焼く。
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※アルミやステンレスの鍋は肉がくっついてしまうので、テフロン加工か鉄のものをおすすめします。
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もちろんフライパンでもOK。
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両面ともしっかりと焼き目がついたら、玉ねぎとローリエ2枚、白ワイン100ccを加えて弱火に落とし、蓋をして2時間~2時間半煮込む。
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※この時点では水分がかなり少ないですが、煮込むうちに玉ねぎから水分がでてひたひたになります。
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※時々焦げないようにかき混ぜてください。
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3時間煮込むと肉の焼色と玉ねぎの糖分がキャラメル化して全体が茶色く、そして肉はほろっほろに。
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味見をして塩コショウで味を整えたら完成!
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お好みでイタリアンパセリのみじん切り、パルミジャーノレッジャーノ、胡椒をかけてどうぞ。
投稿者からのコメント
そしてこの料理は、パスタのソースとしても使えます!
合わせるパスタはズィーティという太くて長いマカロニが定番ですが、手に入りやすいペンネやリガトーニで代用可能です。
もちろん、お好みでスパゲッティなどのロングパスタでも美味しいですよ。
パスタを茹でる際は、お湯に味噌汁と同じくらいの塩っぱさになるように塩を入れて表記時間ジャストかお好みで30秒前に茹で上げてください。
ソースはさっと和えるだけか、上からかけるだけでもOK。
こちらもお好みでパルミジャーノレッジャーノ、イタリアンパセリ、胡椒などを散らして召し上がってください。
いかがでしょうか?
肉と玉ねぎの組み合わせ、皆好きに決まっていますよね😚
ぜひナポリ風ジェノベーゼ試してみてください!
※みやすさのために書式を一部改変しています。