材料
生の鯛の子(無ければ生の鱈の子) 200〜250g
生姜 千切り ふたかけ
■煮汁
お水 400cc
お酒 200cc
みりん 70cc
薄口醤油 30cc
お砂糖 大さじ1
関西の春を注げる鯛の子。春先に出回る鯛の子の含め煮です。丁寧な下処理で生臭みも取り除けます。
作り方
[1] 鯛の子は塩水のなかで優しく洗いぬめりと汚れを落とす。
[2] 鯛の子はハート型に対になっているので真ん中で切り離してたてに切れ目を入れる。
[3] 塩少々(分量外)を30㎝ぐらい上から降り(薄塩)30分ほど置き水分をキッチンペーパーでそっと拭き取る。
[4] 鯛の子をひとくち大に切る。
[5] お鍋にお水を入れ沸騰したらお酒を加え火を少し弱め(グツグツしない状態)網杓子に鯛の子を3〜4個乗せお湯の中にそっと入れる
[6] お湯に加えるお酒は少々(分量外)でいいです。
[7] 鯛の子が花のように開いたら網杓子を取り出し冷水に鯛の子をさらす。残りの鯛の子も同じようにする。
[8] お鍋に煮汁の調味料を全て入れて沸騰したらお水を切った鯛の子と生姜の千切りを入れて再沸騰したら火を中火にして10分煮る。
[9] 10分経ったら火を止めて蓋をして冷めるまで置いておき味を含ませる。
[10] 仕上げに煮汁でさっと煮た生わかめ(無ければお水で戻した乾燥わかめ)や木の芽を添える。
[11] うすいえんどうと一緒に煮て卵とじにしても美味しいです!
■コツ・ポイント
冷めるまでしっかりお出汁の味を含ませてください。鯛の子に花を咲かせる時はバラバラにならないか心配になりますが大丈夫なのでお湯をグツグツ煮立たせないで網杓子でそっと入れてみてください。生の鯛の子が手に入らない時は生の鱈の子で代用できます。
■このレシピの生い立ち
春になると母がよく作ってくれた鯛の子とうすいえんどうの卵とじのシンプルバージョンです。生の鯛の子が手に入らない場合は生の鱈の子で代用できます。