じわーっと、染み入る旨さ。
滑らかでパーフェクトな旬の味を、ぜひご家庭で♪
あん肝(生)
350g
塩
大さじ1~2
酒
大さじ2
ポン酢
もみじおろし
小口ねぎ
大葉
わかめ
-
BONIQをセット
-
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
-
80℃ 1:00(1時間)に設定する。
-
あん肝の太い血管や薄皮を取り除く。
-
塩をまぶし、20分置く。あん肝を水で洗って、水気を切る。
-
さらに酒をまぶして20分置いたら、ペーパーで水気を拭き取る。
-
あん肝を、アルミホイルでキャンディ状(円の直径は約4.5cm)に巻く。
-
端が出っ張らないように曲げておく(突起がない方が、フリーザーバッグに入れた時に密封しやすいため)。
-
あん肝をフリーザーバッグに入れる。
-
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
-
浮いてきてしまう場合は耐熱性のある瓶やトングなどを使い、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
-
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
-
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
-
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、氷水で急冷する。
-
完全に冷えたら1日~3日冷蔵庫で休ませ、味をなじませる。
-
あん肝を適当な大きさにカットし、皿に盛り付ける。
-
お好みで、もみじおろし、小口ねぎ、大葉、わかめなどを添え、ポン酢をかけたら出来上がり。
投稿者からのコメント
調理後のあん肝は、冷蔵庫で完全に冷やすことで、しっかり固まります。
冷えきらないままカットすると、崩れやすいので注意してください。
形をさらに綺麗な円形にしたい場合は、調理後のあん肝を巻きすで巻いて冷蔵庫で冷やすと、美しい仕上がりに!
手順⑧、冷蔵庫で1~3日置くことをおすすめします。最低1日置くことでスライスしても崩れなくなり、味が落ち着きます。2日、3日と味がなじんでさらに美味しくなります。
シンプルな材料ながら、その栄養はたっぷりな一品です。
冬が旬のアンコウ。(アンコウ・あんこう・あんきも・あん肝)
その肝臓のあん肝は脂肪分を40%含み、その濃厚な味わいとまろやかな舌触りで、海のフォアグラと呼ばれています。
この脂肪分には、青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸「DHA」「EPA」が豊富で、血中の脂質のバランスを整えるため、動脈硬化の予防を期待できます。
そしてあん肝のビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンB12の含有量は食品の中でもトップクラスで、一日に摂取したい量をこの一品でクリアするほど。
また、葉酸も多く含みます。
ビタミンAは肌の潤いを保ち、ビタミンEは血行を良くするため、乾燥肌のケアや血色を良くするなど美肌を目指す方には嬉しい栄養素です。
葉酸とビタミンB12はお互いに協力しあって赤血球を作り出します。
どちらかの成分が不足してもうまく赤血球ができず、悪性貧血を招くため、しっかり摂りたい栄養素です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨にカルシウムを沈着させるのに必要な栄養素のため、骨の健康が気になる方におすすめです。
消化を助ける大根おろしと消化酵素の分泌を促す大葉の香り成分は、薬味としても大活躍です。
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
※みやすさのために書式を一部改変しています。