■保存期間
冷蔵5日/冷凍1か月
■紹介文
今日は、切干大根とひじきの煮物のレシピをご紹介します。
切干大根は水戻しなし、具材は油で炒めずにだし汁と酒で煮込みますので、切干大根、にんじん、薄揚げ、それぞれの甘味と旨味がそのまま煮汁に溶け込み、それぞれの具材にじんわりとしみ込みます。
味付けに砂糖やみりんは加えませんが、ひと口含むとやさしい甘味と旨味がふわっと広がります。
常備菜として、もうあと一品の副菜やお弁当のおかずに活用いただけますと幸いです。
切干大根
30g
乾燥ひじき
20g
にんじん
1/2本(150~200g×1/2本)
薄揚げ
1枚
だし汁
400ml
(または)水400ml+顆粒和風だしの素
小さじ1
酒
大さじ2
しょうゆ
小さじ4
手順
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【1】ひじきはたっぷりの水に10~15分間つけて戻し、ざるにあげて水気を切っておきます。
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戻している間に、次の手順に進んでおくと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
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上のほうからすくうようにしてざるに取り、ごみが多いようなら2~3度水をかえて軽くすすぎ、水気をよく切ります。
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砂などがついていることがあるので、砂を落とすように、ひじきをすくって取り出すと良いです。
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【2】薄揚げは縦半分に切ってから1.5cm幅程度に切ります。1.5cm幅は人差し指の幅を目安にすると良いです。
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薄揚げの油抜き用のお湯を沸かし始めてから、薄揚げを切ると、効率良く進めます。4人分200ml、8人分400ml目安です。
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【3】お湯が沸いたら中火にし手順2の薄揚げを入れ、ヘラなどで押さえながら30秒ほど加熱し、ざるに上げておきます。
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油抜きをすることで、味含みを良くして、他の具材や煮汁に余分な油分が移ることを防ぎます。
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【4】切干大根は表面のごみを落とす程度にさっと洗い、長ければキッチンバサミで切ります。
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【5】にんじんは皮ごと4~5cm長さ×3~5mm幅の細切りにします。まず、4~5cm長さ(指3本分の幅目安)に切ります。
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この長さが、仕上がりの長さになります。
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【6】続いて縦に置き、3~5mm幅(人差し指の1/3幅より細い程度を目標)程度に切ります。
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この幅が、仕上がりの幅になります。
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【7】横に並べて端から3~5mm幅に切っていきます。
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たくさん重ねて切るとズルッとすべって非常に危険ですので、重ねても3枚程度にし、並べて切りましょう。
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これで下ごしらえは完了です。
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【8】フライパンか鍋に下ごしらえをしたひじき、薄揚げ、切干大根、にんじんを入れ、だし汁、酒を加え、全体をならします。
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火はまだつけません。
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【9】ふたをして中火にかけます。蒸気が立ったらそのままガーッと8~9分ほど煮ます。
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【10】煮汁が1/3以下程度になったらしょうゆを加え、全体に行き渡るように混ぜて、沸騰したら30秒~1分程度で火を止めます。
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このように、「沸騰したら、ひと呼吸置いて、すぐに火を止める」ことを、「ひと煮立ちする(させる)」といいます。
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しょうゆや、みそなど、長く煮ると香りが飛んでしまうもの、かつお節のように長く煮ると臭みが出るものは、「ひと煮立ち」のタイミングで火を止めると、おいしく仕上がります。
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【11】煮汁は少し残る程度がベストです。冷めるときに具材が煮汁を吸い、味がしみ込みます。
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【12】保存の際は粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
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煮物は、冷めるときに味がしみ込みます。その日の食卓でいただく場合も、いったん冷まし、いただく際に再度温めると、よく味がしみ込んで、さらにおいしくいただけます。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
ひじきを戻してざるに上げる際、砂などがついていることがあるので、砂を落とすように、ひじきをすくって取り出すと良いです。
薄揚げは油抜きをすることで、味含みを良くして、他の具材や煮汁に余分な油分が移ることを防ぎます。
にんじんを細切りにする際、たくさん重ねて切るとズルッとすべって非常に危険ですので、重ねても3枚程度にし、並べて切りましょう。
しょうゆや、みそなど、長く煮ると香りが飛んでしまうもの、かつお節のように長く煮ると臭みが出るものは、「ひと煮立ち」のタイミングで火を止めると、おいしく仕上がります。
煮物は、冷めるときに味がしみ込みます。その日の食卓でいただく場合も、いったん冷まし、いただく際に再度温めると、よく味がしみ込んで、さらにおいしくいただけます。
保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
■アレンジのヒント
一緒に加えておいしい具材:干ししいたけ(戻し汁はぜひだし汁に加えましょう。4人分でだし汁300ml+戻し汁100ml目安です。)/高野豆腐/昆布/干しえび/大豆/枝豆/ごぼう(ささがき)/いりごま
いただく際、彩りにゆでて切ったさやいんげんを散らしても。
作り置いて冷えた状態のものに、マヨネーズを少し加えると、サラダ風のアレンジになります。
※みやすさのために書式を一部改変しています。