BONIQの低温調理でお米を炊くことはできるのか?を比較実験した、「95℃ エネルギー源!低温調理炊飯(ご飯炊き)」の結果を元に、低温調理でおこわ作り。
レシピ考案者の井澤は北海道生まれ北海道育ち。
食紅を使い、甘納豆を入れて蒸して作る北海道の赤飯は、見た目も華やか。
甘納豆の甘さとごま塩のしょっぱさのバランスも絶妙な、北海道の郷土料理を召し上がれ!
・もち米
1合(150g)
・水
150㏄
・食紅
少々
・甘納豆
60g
・ごま塩
少々
-
1 米を研ぐ
-
もち米はさっと水で研ぎ、ざるに上げておく。
-
2 BONIQをセット
-
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
-
95℃ 0:15(15分)に設定する。
-
3 フリーザーバッグに投入
-
フリーザーバックにもち米、水、甘納豆を半量入れる。
-
食紅はつまようじの先ですくい、少量入れるごとにバッグの中でよく混ぜる。
-
水の色が写真のように桜色になったらOK。
-
4 BONIQに投入
-
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
-
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
-
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
-
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
-
5 仕上げ
-
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、バッグの口を開けて残りの甘納豆を加え、軽く混ぜる。
-
器にお赤飯を盛り、ごま塩をふりかけたら出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
もち米はうるち米(普段白米として食べているお米)と違い、浸水時間なしで蒸し上げます。
もち米を蒸すと、150g(1合)のもち米が約300gになります。BONIQの低温調理ではフリーザーバック内の水分のみで蒸し上げることになるため、水分量がもち米の約2倍となるように調整しています。
2合、3合のもち米を一つのフリーザーバックで作る場合は加熱時間を延長する必要があります。炊きあがりは中心の米に芯があるかを確認してください。
芯がある場合はBONIQを5分~追加し、芯まで火を通すようにしてください。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
もち米とうるち米にはカロリーや栄養素的には差はありませんが、もち米のもちもち感は「アミロペクチン」というでんぷん質の多さが関係しています。
アミロペクチンは消化吸収が良く、エネルギー補給にはピッタリ。また、粘りがあるので租借回数が自然と増え、満腹中枢を刺激することにもなり食べすぎを防ぐことができます。
でんぷんは脳を動かすエネルギーとなります。逆に言うと、脳のエネルギーとなれるのは糖質だけ!
睡眠中も脳はエネルギーを使うので、寝起きが低血糖でスッキリしない人は糖質が足りていないかもしれません。寝る直前の食事はおすすめしませんが、夕食にお茶碗半分でも良いのでお米やもち米を食べてみてはいかがでしょうか。
北海道のお赤飯は、食紅で色を付け甘納豆を入れて作ります。
本来は、お米をピンク色の水に漬けてからせいろで蒸し、甘納豆と混ぜ合わせるのが昔からの作り方です。
端的に言うと甘納豆が入ったピンク色のおこわなので、栄養価は炭水化物(糖質)が多くなります。北海道の人はこれに砂糖をかける人も…。
BONIQなら、数種類のおこわを少量ずつ作ることができるので、少量ずつのおこわを数人でシェアすることが可能です。
一度に1人前全量を食べるとカロリーや糖質が心配になるかもしれませんが、小さなおにぎりにしてカラフルなおこわを楽しむ、そんなおしゃれな食卓にしてみるのも面白いですね。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。