生きたまま腸まで届くプロバイオティクスで様々な健康効果に期待。
BONIQの低温調理でおいしく経済的に量産!日々の健康習慣に。
材料
無調整牛乳(未開封)
1ℓ
カスピ海ヨーグルト
100g
料理を安全に楽しむための注意事項 -
BONIQをセット
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高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、上限水位最大の水量を用意する。
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牛乳パックの3/4の高さに水位がくるようにする。
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27℃ 7:00(7時間)に設定する。
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ヨーグルトを入れて混ぜる
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牛乳パックの口を全開にし、カスピ海ヨーグルトを入れて底の方までよく混ぜる。
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(混ぜる際は熱湯消毒をした清潔な器具を使用する。消毒した器具はキッチンペーパーで完全に水滴を拭き、あら熱を取ってから使用する。)
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パックの口を閉じ、輪ゴム等を使ってしっかり密封する。
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BONIQに投入
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BONIQが設定温度に達したら牛乳パックを湯せんに入れ、低温調理をする。
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コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
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仕上げ
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BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったら牛乳パックを取り出し、そのまま冷蔵庫で2時間以上冷やして出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
BONIQの水位が牛乳パックの3/4の高さになるように水量を調整してください。牛乳パックの全体が湯せんに浸かる必要はありません。
レシピで使用しているヤシマ 北海道3.7牛乳とフジッコ カスピ海ヨーグルトでは、牛乳パックにヨーグルトを追加しても溢れることなく入りきりますが、異なる商品の場合入りきらずに溢れることがあります。
その場合、牛乳とヨーグルトを同割合で減らす(例:それぞれ半量にし、牛乳500mlとヨーグルト50gなど)、もしくは他の容器に移し替えて全量をご使用ください。
移し替える容器や移し替える際に使用する器具などは全て、水滴などもしっかりと拭き取った消毒済みの清潔なものを使用してください。
カスピ海ヨーグルトに含まれるクレモリス乳酸菌の発酵温度は普通のヨーグルトとは異なり、20℃〜30℃です。(普通のヨーグルトは40℃〜43℃で発酵します)
30℃以上になると菌が弱まり食中毒のもとになる雑菌が増えるため、特に夏場などは室温に気をつけましょう。
BONIQ後固まったかを確認するためにパックを振りたくなりますが、これはNGです。固まりかけのヨーグルトを振ったり(スプーンなどを入れて)触ったりすると後に固まらなくなってしまいます。開けてみて固まってそうであればひと先ず冷蔵庫で冷やします。
今回使用した市販のカスピ海ヨーグルトの容器に「種菌としての使用はうまく出来ない可能性があるため、おすすめできません」と書かれていますが、成功したので問題ないと思います。なお、レシピで使用した種菌以外のメーカーのものでは仕上がりが異なる可能性があります。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
カスピ海ヨーグルトとは、酸味が少なくて粘りが強いヨーグルトを作り出す「クレモリス菌FC株」という乳酸菌を使って発酵させたヨーグルトです。
酸味が弱いので食べやすく、胃酸などにも強いので乳酸菌が活きたまま腸に届くことが特徴です。
ただし、カスピ海ヨーグルトと書かれていなくても、無糖のヨーグルトならよほどのことがない限りこの方法でヨーグルトを作ることができます。
また、乳酸菌は死滅しても、腸の中の常駐善玉菌のエサとなり有用に使われるので「絶対生きたまま腸まで届けなくてはいけない」ということはありません。
クレモリス菌FC株は糖質の吸収を抑えてくれたり、皮膚機能を改善してくれる働きがあります。
おなかの調子を整えてくれるヨーグルト。手作りすることで身体にもお財布にもやさしく日常的に摂取することができますね。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
※みやすさのために書式を一部改変しています。