学校の友達から、毎日のように「お弁当見せて」と声をかけられる女子高生。なぜなら彼女のお弁当は、いつも顔のついたおにぎりやハート型のおかずなど、細かいところまでとってもかわいらしいからなんです。でもそのお弁当には、隠された秘密が…。いったいどんな秘密なのでしょうか?
「誰にも言えない」女子高生が学校で毎日食べる、可愛い弁当に隠された"秘密"とは…?
いつもかわいいお弁当の秘密。それはじつは、おじいちゃんが作っていたということ!周りの友達はみんなお母さんが作っていると思い込んでいましたが、じつはおじいちゃんがかわいいお弁当を作るのにハマッて、毎朝作ってくれているのでした。たくあんをハート型にしたり、おにぎりにのりで顔をつけたりと、かわいくて手の込んだお弁当を毎朝作ってくれるおじいちゃん。うれしいけれど、なんとなく友達には言いづらい女子高生なのでした。
Illustrator:こたつラボ
ささっと作れるお弁当のおかずレシピをご紹介!
さてここからはエピソードにちなんで、ささっとできるお弁当のおかずレシピをご紹介します。チーズの旨みがクセになるチーズちくわの肉巻きや、シャキシャキの歯ごたえがうれしいピーマンとかまぼこのきんぴらなど、毎日のお弁当作りに助かる簡単レシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.お弁当に チーズちくわの肉巻き
食材の旨みがあふれる、チーズちくわの肉巻きのレシピをご紹介します。旨みたっぷりのちくわにチーズと大葉を詰め、ジューシーな豚バラ肉で巻いて甘辛く焼き上げれば完成です。ちくわ、チーズ、豚バラ肉それぞれの旨みが重なり、大葉のさわやかな香りがいいアクセントになって、とってもおいしいですよ。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (しゃぶしゃぶ用)・・・100g
- ちくわ・・・4本
- ベビーチーズ (計60g)・・・4個
- 大葉・・・4枚
- (A)しょうゆ・・・大さじ1
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- サラダ油・・・小さじ2
添え物
- 大葉・・・2枚
作り方
準備.大葉は軸を切り落としておきます。
1.ちくわは縦に切り込みを入れます。
2.ベビーチーズは縦に半分に切ります。
3.大葉を広げ、2をのせくるくると巻き、1の切り込みに入れます。
4.豚バラ肉を広げ3をのせ、全体に巻きます。
5.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、4を入れ、豚バラ肉に火が通るまで10分程焼き、(A)を入れ全体に味がなじんだら火から下ろします。
6.お好みの大きさに切り分け、大葉を添えたお皿にのせてできあがりです。
2.万能おかず なすの味噌バター
お弁当にごはんが進むおかずを入れたいときは、ナスのみそバターを作ってみませんか?バターで焼いたナスに甘いみそだれを絡めた、コクのある味わいの一品です。仕上げにさらにバターを追加しているので、とっても風味よく仕上がりますよ。お弁当の定番おかずになること間違いなしなので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ナス (計200g)・・・2本
- (A)みそ・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- 有塩バター (焼く用)・・・20g
- 有塩バター (仕上げ用)・・・5g
作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、縞目状にピーラーで皮をむき、1cm幅の輪切りにします。
2.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンに焼く用の有塩バターを入れて中火で熱し、1を入れます。
4.両面に焼き色がついたら2を加え弱火で炒めます。汁気がなくなったら火を止め、仕上げ用の有塩バターを加え、混ぜ合わせます。
5.器に盛り付けて完成です。
3.お弁当に ピーマンとかまぼこのきんぴら
シャキシャキとした歯ごたえがうれしい、ピーマンとかまぼこのきんぴらのレシピをご紹介します。かまぼこの旨みがシャキシャキのピーマンと相性抜群で、甘辛い味つけなのでごはんが進みます。かまぼこは、お好みでさつま揚げやちくわに変えてもおいしくお作りいただけます。お弁当に緑色を添えたいときに、ぜひどうぞ。
材料(2人前)
- ピーマン (計120g)・・・3個
- かまぼこ・・・50g
- (A)しょうゆ・・・大さじ1/2
- (A)みりん・・・小さじ1
- (A)料理酒・・・小さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/2
- ごま油・・・大さじ1/2
- 一味唐辛子・・・適量
作り方
準備.ピーマンはヘタと種を取っておきます。
1.ピーマンは細切りにします。
2.かまぼこは細切りにします。
3.中火で熱したフライパンにごま油をひき、1、2を入れ、ピーマンに油がまわるまで中火で炒めます。
4.(A)を入れ、全体がなじむまで中火で炒め、火から下ろします。
5.器に盛り付け、一味唐辛子を散らして出来上がりです。
ササッと作れるおかずでお弁当作りを楽しもう!
いかがでしたか?今回は女子高生のお弁当のエピソードと、ささっとできるお弁当のおかずレシピをご紹介しました。簡単なお弁当おかずのレパートリーがあれば、朝の忙しい時間帯でもパパッとお弁当が作れますよね。ぜひ今回ご紹介したレシピを試してみてくださいね!
※お弁当として持ち運ぶ際は食中毒に配慮し、衛生的な環境下で調理を行ってください。持ち運びの際は保冷剤をつけて冷蔵庫やなるべく涼しい場所に保管してください。加熱の必要があるものは必ずよく火を通し、しっかりと粗熱を取り、余分な汁気は切ってからお弁当に詰めてください。