さわやかな香りが心地よいハーブ「バジル」。パスタやピザ、サラダなどメインのお料理に添えるだけで見た目、味ともにワンランクアップさせてくれる名脇役でもあります。今回はそんなバジルの正しい保存方法をご紹介します。傷みやすく繊細なバジルだからこそきちんと保存したいですよね。ぜひ参考にしてみてください。
バジルの保存方法|長持ちのコツ|乾燥と冷えを防ぎみずみずしさを保つ
保存のポイントは「乾燥と冷えを防ぐ」と「基本は常温保存」
夏が旬のバジルは、乾燥と寒さが苦手です。
そのため、保存の基本は「常温」。常温で保存することで、バジル本来の芳醇な香りとおいしさを最大限に引き出すことができます。すぐに食べ切れない場合は正しく冷蔵・冷凍保存して、新鮮な状態を長持ちさせましょう。
それでは、バジルの保存方法をご紹介します。
■常温保存の場合
1.ボウルやコップに水を張り、バジルの切り口を浸す
2.直射日光が当たらない風通しのよい場所で保存する
【ポイント】
・日持ちはしないので、できるだけ早くお召し上がりください。
・水はこまめに入れ替えましょう。
■冷蔵保存の場合
1.水で湿らせたキッチンペーパーにバジルを包む
2.葉がつぶれないようにふんわりとラップをかける
3.冷蔵庫の野菜室で保存する
【ポイント】
・1枚ずつキッチンペーパーで包む必要はありません。複数枚重なった状態のまま保存しましょう。
・バジルのみずみずしさを保つため、軽く湿らせたキッチンペーパーで包みます。
・葉が折れないように気をつけてください。
・葉がしなびてきた場合は、冷たい水に10分ほど浸しましょう。水分が葉先まで行き渡り、ピンとみずみずしい状態に戻ります。
■冷凍保存の場合
1.バジルを水洗いする
2.キッチンペーパーでバジルの水気をしっかりと拭き取る
3.そのままか、食べやすい大きさにカットしてから冷凍用保存袋に入れる
4.冷凍庫で保存する
【ポイント】
・傷みや乾燥防止のため、バジルについた水分は丁寧に拭き取り、冷凍用保存袋の中の空気をしっかりと抜きましょう。
・冷凍用保存袋に入れる際は、バジルが重ならないよう平らに並べましょう。
・食べやすい大きさにカットしてから保存すると調理する際に使いやすく、時短にもつながります。
・冷凍用保存袋に保存した日にちをメモしておくと、管理しやすくなります。
正しく保存してフレッシュなバジルを楽しもう!
今回はバジルの保存方法をご紹介しました。
バジルは香りづけやアクセントとして少量ずつ使うことが多く、ついつい余らせてしまいがちですよね。いざ使いたいときに傷んでいたなんていうことがないよう、きちんと保存して、フレッシュなおいしさを最後まで楽しみましょう。
クラシルでは、バジルの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。