ホクホクおいしい“焼き芋”の作り方3つを比較してみた！一番おいしく作れたのは...

秋の味覚といえば「さつまいも」！ホクホクで甘い焼き芋は、秋になると食べたくなる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おうちでできる焼き芋の作り方を3つご紹介します。それぞれの仕上がりを比べてみたので、ぜひお好みの作り方を見つけてみてくださいね。

今回は、以下の3つのキッチン家電を使った作り方をご紹介します。

①オーブン
②電子レンジ
③オーブントースター

さつまいもはホクホクとした食感が特徴の「紅あずま」を使用しました。それではひとつずつ手順を見ていきましょう！

まずはオーブンで作ってみます！

天板にクッキングシートを敷き、洗って汚れを落としたさつまいもをそのままのせます。このとき、さつまいもは濡れたままでも大丈夫ですよ。

予熱なしのオーブンを170℃に設定し、80分間じっくりと焼いていきます。竹串がスッと通ればできあがり！

できあがった焼き芋はこちら。しっとりとしていてパサつきはなく、甘味も感じられてとてもおいしく仕上がりました！

つづいては電子レンジで作ってみました。

洗ったさつまいもを水で濡らしたキッチンペーパーで包み、さらにその上からラップで包みます。

電子レンジに入れたらまずは600Wで1分加熱し、そのあと160Wで15分加熱しました。

電子レンジで作った焼き芋は、オーブンに比べると水分が抜けていてパサつきが気になりました。甘味も少し弱く感じましたが、バターをのせて食べてみるとパサつかず、甘味と塩味がマッチしていてとてもおいしかったです！

電子レンジなら時短で作れるので、すぐに食べたいときや料理の材料として使いたいときなどにはぴったりな方法ですよ。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

最後はオーブントースターです！

網の上にアルミホイルを敷き、洗ったさつまいもをそのままのせます。200℃（または850W）で20分加熱し、裏返してさらに20分加熱しました。

できあがった焼き芋がこちらです。これまでの2つとの大きな違いは皮の香ばしさ！オーブントースターで加熱すると皮に焦げ目がついて、焼き芋らしい香ばしさが楽しめました。甘味や食感は電子レンジで作ったものと近い仕上がりです。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は850W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

※アルミホイルが熱源に直接触れると溶けてしまう恐れがあります。熱源に触れないようご注意ください。

3つの方法で焼き芋を作ってみた結果、一番おいしく作れたのはオーブンでした！

時間をかけてじっくりと焼くほど甘味がでて、しっとりと仕上がることがわかりました。時間をかけてしっとり甘い焼き芋を作りたいときはオーブン、時短で作りたいときは電子レンジ、香ばしさを楽しみたいときはオーブントースターといったように、ぜひ用途や好みに合わせて試してみてくださいね！

※さつまいもの品種やサイズにより仕上がりが異なる場合があります。

ここからは、焼き芋を使った絶品スイーツレシピをご紹介します。今回は濃厚な味わいのチーズケーキのレシピをピックアップ！裏技を試したあとは、ぜひお菓子作りにも挑戦してみてくださいね。

混ぜて焼くだけのお手軽レシピ！焼き芋のチーズケーキはいかがでしょうか。コクのあるクリームチーズにさつまいものやさしい甘みが加わった絶品スイーツです。しっとりとした上品な口当たりで、コーヒーや紅茶にはもちろん、緑茶にも合いますよ。簡単にできるので、お菓子作り初心者の方もぜひ試してみてくださいね。

材料(1台分（15cm丸型）)

• さつまいも (焼き芋)・・・250g
• (A)クリームチーズ・・・200g
• (A)牛乳・・・200ml
• (A)グラニュー糖・・・70g
• (A)卵・・・2個
• 薄力粉・・・15g
• 粉糖・・・適量

作り方

準備.クリームチーズは常温に戻しておきます。 オーブンは170℃に予熱しておきます。 型にクッキングシートを敷いておきます。
1.焼き芋は皮をむきます。
2.フードプロセッサーに1と(A)を入れて全体がなめらかになるまで攪拌し、裏ごしします。 3.ボウルに2を入れ、薄力粉をふるい入れて、切るように混ぜあわせます。
4.170℃のオーブンで50分焼きます。竹串を刺して生地が付かなければ焼き上がりです。粗熱をとって、冷蔵庫で冷やします。冷えたら型から外します。
5.お皿に4を盛って、粉糖をかけて出来上がりです。

いかがでしたか？今回は焼き芋の作り方と、おすすめのスイーツレシピをご紹介しました。焼き芋はそのまま食べるだけでなく、手づくりおやつの材料としても活躍します。ぜひこの記事を参考にしていただき、おやつに秋の味覚の焼き芋をおいしく味わってくださいね。