冬に旬を迎える大根。お店には通年並んでいますが、旬の大根は甘みが強く、みずみずしくておいしいですよね。今回はそんな大根をたくさん購入している都市を、ランキング形式でご紹介します。1位の東京都区部に迫る勢いの2位の都市はどこなのか、当ててみてくださいね。ランキングのあとには、大根を使ったおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね。
日本で“大根”にお金を使っているのはどこ?1位は東京都23区、少しの差で2位だったのは…
ランキングの発表!
さっそくランキングの発表です!このランキングは、総務省統計局の調査をもとに作成しました。1世帯当たりの年間大根支出金額を比べています。1位に僅差で届かなかった第2位の都市を当ててみてくださいね。
第5位・・・神奈川県 横浜市 1,987 円
第4位・・・岩手県 盛岡市 1,995 円
第3位・・・京都府 京都市 2,001 円
第2位・・・???
第1位・・・東京都 区部 2,047 円
気になる第2位は...。
第2位・・・栃木県 宇都宮市 2,044 円
第2位は栃木県宇都宮市でした!予想は当たりましたか?
大根は部位によって味わいが異なる野菜です。それぞれの特徴を順にみていくと…。
葉に近い上部は最も甘みが強く、水分もたっぷり。サラダなどにして生で食べるのに適しています。甘い大根おろしが好きな方は、上部を使うといいですよ。
真ん中部分は甘みと辛みのバランスがよく、味が染みこみやすいのが特徴です。おでんなどの煮物にするとおいしいですよ。
下部は辛みが強く、水分量も少なくなります。みそ汁や漬物にしたり、辛みのある大根おろしが食べたいときはこの部分を使うのがおすすめです。
それぞれの部位の特徴を知っていると、1本丸ごと買ったときにもおいしく食べきれそうですね!
大根のおすすめレシピをご紹介!
さてここからはランキングにちなんで、大根を使ったおすすめレシピをご紹介します。ごはんによく合う大根の照り焼き炒めや、さっぱりして箸休めにぴったりなゆず大根など、旬の大根を味わい尽くせるおすすめレシピばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.ご飯のお供に!大根の照り焼き炒め
ごはんが進むおかずをお探しなら、大根の照り焼き炒めがおすすめです!素朴な味わいの大根にジューシーな豚バラ肉の旨みがしっかり染み込み、食べはじめたら止まらなくなるおいしさです。甘辛い味つけで、ごはんのお供にもぴったりですよ。大根は電子レンジで加熱してから炒め合わせることで、味馴染みがよくなります。手軽に作れるので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 大根・・・150g
- 豚バラ肉 (薄切り)・・・100g
- (A)料理酒・・・大さじ1
- (A)顆粒和風だし・・・小さじ1/4
- (A)みりん・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1.5
- サラダ油・・・大さじ1
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
作り方
準備.大根は皮をむいておきます。
1.大根は1cm幅のいちょう切りにします。
2.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
3.耐熱ボウルに1を入れてラップをし、600Wの電子レンジで2分加熱します。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を入れて炒め、色が変わったら3を入れて炒めます。
5.大根に油がなじんだら(A)を加えて強火で炒め、とろみがついて照りが出てきたら火から下ろします。
6.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。
2.豚バラと大根のミルフィーユ鍋
寒い日にうれしい、豚バラと大根のミルフィーユ鍋のレシピをご紹介します。白菜で作ることが多いミルフィーユ鍋ですが、みずみずしい大根で作るのもおすすめですよ。薄めに切った大根は短時間で火が通ってやわらかくなり、ジューシーな豚バラ肉と相性抜群!ポン酢をつけながら、さっぱりと召し上がってくださいね。
材料(4人前)
- 豚バラ肉 (スライス)・・・200g
- 大根・・・500g
- (A)水・・・500ml
- (A)酒・・・50ml
- (A)顆粒和風だし・・・大さじ1
- (A)塩・・・少々
- ポン酢・・・大さじ3
- かいわれ大根・・・1パック
作り方
準備.かいわれ大根は根元を切り落としておきます。
1.大根は皮をむき、5mm幅の輪切りにします。
2.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
3.鍋に1と2を交互に重ねて並べ、(A)を加えます。強火でひと煮立ちさせたら蓋して中火で20分ほど煮込みます。
4.大根がやわらかくなり、火が通ったらポン酢を加え、かいわれ大根を中央にのせて完成です。
3.さっぱりシャキシャキ ゆず大根
さっぱりとした味わいで箸休めにぴったりな、シャキシャキのゆず大根を作ってみませんか?フレッシュな大根にゆずを香らせた甘酢が染みて、ひとつ食べると止まらなくなるおいしさです。辛味が苦手な方は、鷹の爪を抜いてもおいしくお作りいただけますよ。ゆずの皮の苦みが気になる方は、一度ゆでこぼしてから使ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 大根・・・500g
- 塩・・・小さじ1
- ゆず・・・1個
- (A)砂糖・・・大さじ3
- (A)酢・・・大さじ2
- (A)塩・・・小さじ1
- (A)鷹の爪輪切り・・・小さじ1
作り方
1.大根は皮をむき、拍子切りにします。塩をふりかけて5分ほど置き、水気を絞ります。
2.ゆずは果汁を大さじ1程絞り、皮の黄色い部分をむいて千切りにします。
3.ボウルに(A)、2の種を取り除いた果汁を入れて混ぜます。
4.ジップ付き保存袋に1、2の皮、3を入れて、冷蔵庫で1時間ほど冷やします。味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
旬の大根を味わいつくそう!
いかがでしたか?今回は大根の支出額が多い都市ランキングと、旬の大根をおいしく召し上がれるおすすめレシピをご紹介しました。冬の大根は、甘くてみずみずしい味わいが魅力です。ぜひいろいろなレシピを試して、旬の大根のおいしさを味わいつくしてくださいね。