脂がたっぷりとのった焼き魚の定番「鮭」。グリルで焼くことが多いですが、油などで汚れたグリルを洗うのはちょっと面倒ですよね。そんなときにおすすめなのがフライパン調理!今回は、フライパンで鮭をおいしく焼く方法をご紹介します。鮭を使ったおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
【11月11日は鮭の日】フライパンだけでふっくらジューシー!鮭をおいしく焼く3つの方法とは?
さっそく検証スタート!
ご紹介する焼き方はこちらの3つです。
1.基本の焼き方
2.酒で蒸し焼き
3.オイルパックをしてから焼く
今回は塩鮭を使用します。それぞれの方法で調理して、味わいや食感などの仕上がりを比べてみました。それではさっそく見ていきましょう!
1.基本の焼き方
まずは、基本の焼き方で作ってみます。
鮭はキッチンペーパーで水気を拭き取っておきましょう。生鮭を使う場合は塩をふって5分ほどおいてから、水気を拭き取ってくださいね。
熱したフライパンに薄くサラダ油をひき、焼き目がつくまで4〜5分ほど焼き、裏面も同じように焼いて完成です。
焼いた鮭はほどよく脂がのっていて、噛むほどに旨味も感じられておいしく仕上がりました。
2.酒で蒸し焼き
つづいては、料理酒を加えて蒸し焼きにする方法です。
鮭は、先ほどと同様にキッチンペーパーで水気を拭き取ってから使います。こちらも生鮭を使う場合は、塩をふって5分ほどおいてから水気をふきとってくださいね。
熱したフライパンに薄くサラダ油をひき、片面に焼き目をつけたら裏返します。鮭1切れに対して料理酒大さじ1/2と水50mlを加え、蓋をして2~3分蒸し焼きにします。
2〜3分経ったらお湯を切り、少し火にかけて残った水分を飛ばしたらできあがりです。
蒸し焼きにした鮭は身がとてもふわっとしていて、口のなかでほどけるような食感でした。パサつきはなく旨味も十分で、とてもおいしかったです!
3.オイルパックをしてから焼く
最後は、鮭を油でパックしてから焼く方法を試してみます。今回はサラダ油を使用しますが、オリーブオイルなどでも代用できますよ。
まずは大きめに切ったラップに鮭をのせ、サラダ油をかけます。全体に油がいきわたるようにたっぷりめに使うのがおすすめ!空気が入らないようラップでぴっちりと包んだら、冷蔵庫で20分以上寝かせます。前日のうちに仕込んでおくのもOKですよ。
ラップを外したら、余分な油はキッチンペーパーで拭きとりましょう。熱したフライパンに薄く油をひき、1の焼き方と同様に焼き目がつくまで両面を焼きます。
油でパックした鮭はほかの2つと比べてとてもジューシーで、身がしっとりとしていました。
寝かせる時間はかかりますが、その手間も惜しくないほど大満足の仕上がりです!買ってきた鮭の脂乗りがイマイチなときにも活用できそうです。
蒸し焼きはふっくら、オイルパックはしっとりな仕上がり!
3つの焼き方を試してみた結果、基本の焼き方と比べて蒸し焼きはふっくらとやわらかく、オイルパックはしっとりジューシーな仕上がりになりました。ぜひみなさんもお好みの焼き方を試してみてくださいね。
おすすめレシピをご紹介!
ここからは、鮭を使ったおすすめレシピをご紹介します。今回は、フライパンでジューシーに焼き上げる照り焼き風味の鮭おかずをピックアップしました。やみつき必至なおいしさですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
鮭のバター風味照り焼き
バターの香りに食欲がそそられる、鮭の照り焼きを作ってみましょう!旨味たっぷりの鮭に照り焼き味がよく絡み、ごはんがモリモリ進むおいしさです。めんつゆで手軽に味が決まるのもうれしいポイント。鮭は薄力粉をまぶしてから焼くと、味のなじみがよくなりますよ。今が旬の秋鮭を使って、ぜひ作ってみてくださいね!
材料(2人前)
- 鮭 (切り身)・・・2切れ
- 塩・・・ふたつまみ
- 薄力粉・・・大さじ1
- (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1
- (A)みりん・・・小さじ2
- (A)料理酒・・・小さじ2
- 有塩バター・・・10g
- エリンギ (計40g)・・・2本
添え物
- 大葉・・・2枚
作り方
1.エリンギは薄切りにします。
2.ボウルに(A)を入れ、混ぜ合わせます。
3.鮭に塩をふり、薄力粉を茶漉しでふるいかけます。
4.フライパンに有塩バターを入れ、中火にかけ、バターが溶けたら、1、3を入れて焼きます。
5.鮭に焼き色が付いたら裏返し、鮭に火が通るまで中火で焼きます。
6.2を入れて中火で炒め合わせ、全体に味がなじみ、照りが出たら火から下ろします。
7.お皿に大葉を敷き、6を盛り付けたら完成です。
おうちで絶品鮭料理を作ろう!
いかがでしたか?今回は鮭をフライパンでおいしく焼く方法と、鮭を使ったおすすめレシピをご紹介しました。旨味がたっぷりの鮭はシンプルに塩焼きにするのはもちろん、ほかの食材と組み合わせても絶品です。ぜひこの記事を参考にして、いろいろな鮭料理を作ってみてくださいね。