2024.10.1

日本で1番“アジの干物”を作っている県は?3位大分、2位神奈川を抑えたダントツ1位は…

 日本で1番“アジの干物”を作っている県は?3位大分、2位神奈川を抑えたダントツ1位は…

ほどよい塩気でごはんが進み、食卓にあるとどこかホッとする「アジの干物」。そんなアジの干物、どこで多く作られているかご存じですか?今回は、アジの干物を多く作っている都道府県をランキング形式でご紹介します!後半では、アジの干物を使ったおすすめレシピをご紹介しますよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

ランキングの発表!

さっそく、ランキングの発表です!このランキングは、農林水産省の調査を参考に作成しました。年間のあじの塩干品の生産量を比べています。1位はどの都道府県か、予想してみてくださいね。

第5位・・・北海道    776 t

第4位・・・佐賀県    951 t

第3位・・・大分県   1,409 t

第2位・・・神奈川県  3,432 t

気になる第1位は...。

第1位・・・静岡県   8,503 t

1位は静岡県でした!ほかにも南は九州から北は北海道まで幅広い都道府県がランクインしており、日本各地でアジの干物が作られていることがわかりますね!

アジの干物のおすすめアレンジレシピをご紹介!

さてここからは、アジの干物で作る絶品レシピをご紹介します。紫玉ねぎを使った見た目も華やかなレモン風味パスタや、じゃがいもが入って食べごたえのあるチーズオムレツなどをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.アジの干物で レモン風味パスタ

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さっぱりおいしい、アジの干物で作るレモン風味パスタのご紹介です。パスタにアジの干物を使うのは意外かもしれませんが、じつはとってもよく合うんです!アジの旨味とレモンの酸味にニンニクの香りが相まって、やみつきになること間違いなしですよ。ランチにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(1人前)

  • スパゲティ・・・100g
  • お湯 (茹で用)・・・1000ml
  • 塩 (茹で用)・・・小さじ2
  • アジ (干物)・・・1尾
  • 紫玉ねぎ・・・1/4個
  • 水 (さらす用)・・・適量
  • すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
  • ハーブソルト・・・小さじ1/3
  • レモン汁・・・大さじ1
  • オリーブオイル・・・大さじ1
  • パセリ (生)・・・適量

手順

準備.パセリは刻んでおきます。
1.アルミホイルを敷いた天板にアジを乗せて、オーブントースターで10分程焼きます。粗熱が取れたら身を粗くほぐします。
2.紫玉ねぎは薄切りにして、水にさらします。
3.フライパンにお湯を沸かし、塩とスパゲティを入れます。パッケージの表記通りに茹でて、ザルに上げます。
4.別のフライパンを中火で熱し、オリーブオイルとすりおろしニンニクを入れます。
5.香りが立ったら1、3、ハーブソルトを入れて中火で炒めます。
6.全体に味が馴染んだら水気を切った2とレモン汁を入れて、中火でさっと炒めて火から下ろします。
7.器に盛り付け、パセリを散らして完成です。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W200℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

2.アジの干物で香味おろし和え

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箸休めにもうってつけの、アジの干物の香味おろし和えを作ってみましょう。こんがりと焼いたアジの干物が香ばしく、ミョウガや大葉のさわやかな風味とよく合いますよ。材料をポン酢で和えるだけのお手軽レシピなので、もう一品ほしいときにも重宝します。ぜひ献立に取り入れてみてくださいね。

材料(2人前)

  • アジの干物 (計150g)・・・2尾
  • 大根・・・200g
  • きゅうり・・・1/2本
  • ミョウガ・・・1個
  • 大葉・・・5枚
  • (A)ポン酢・・・大さじ2
  • (A)すりおろし生姜・・・小さじ1
  • サラダ油・・・小さじ2

手順

準備.大根は皮をむいておきます。きゅうりはヘタを切り落としておきます。大葉は軸を切り落としておきます。
1.大根はすりおろし、水気を切ります。
2.きゅうりとミョウガは縦半分に切り、斜め薄切りにします。大葉は千切りにします。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、アジの干物を皮目から焼き、こんがりと焼き色がついたら裏返します。
4.中火のまま5分程焼き、こんがりと焼き色がつき、中まで火が通ったら火から下ろし、粗熱が取れたら骨と身を分けてほぐします。
5.ボウルに1、2、(A)を入れて混ぜ、4を加え、全体になじむように和えます。
6.器に盛り付け完成です。

3.アジの干物とじゃがいものチーズオムレツ

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今晩のおかずに、アジの干物とじゃがいものチーズオムレツはいかがでしょうか。ホクホクと甘いじゃがいもとチーズのコクがベストマッチ!ふわふわの卵は、塩気のあるアジの干物と相性抜群ですよ。オムレツをひっくり返すのは大変に思えますが、お皿を使えば簡単にできます。ぜひお試しくださいね。

材料(2人前)

  • アジの干物・・・1尾
  • サラダ油・・・小さじ2
  • 卵 (Mサイズ)・・・4個
  • じゃがいも (200g)・・・1個
  • ピザ用チーズ・・・50g
  • (A)砂糖・・・大さじ1/2
  • (A)塩こしょう・・・小さじ1/2
  • サラダ油・・・大さじ1

手順

準備.じゃがいもは皮をむき、芽を取り除いておきます。
1.じゃがいもは5mm幅のいちょう切りにします。耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、やわらかくなるまで600Wの電子レンジで3分程加熱します。
2.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、アジの干物を皮目を下にして入れ、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
3.裏返して中火で3分程焼き、中まで火が通ったら火から下ろします。粗熱を取り、皮と骨を取り除き、身をほぐします。
4.ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、水気を切った1、3、ピザ用チーズ、(A)を入れ、混ぜ合わせます。
5.中火で熱した別のフライパンにサラダ油をひき、4を流し入れ、木べらで混ぜて全体を平らにならし、加熱します。縁が少し固まってきたら蓋をして、底が固まるまで弱火で5分程焼きます。
6.一度火を止めて裏返し、蓋をして弱火で3分程焼き、全体に焼き色がつき、中に火が通ったら火から下ろします。
7.器に盛り付けて完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

アジの干物でおいしいおかずを作ろう!

いかがでしたか?アジの干物を多く作っている都道府県ランキングと、アジの干物で作るおかずレシピをご紹介しました。アジの干物は、シンプルに焼くだけでももちろんおいしいですが、大根おろしや卵などと組み合わせてアレンジも楽しめますよ。ぜひアジの干物でおいしいおかずを作ってみてくださいね。

[出典] 農林水産省「令和4年水産加工統計(塩干品(あじ))」をもとに作成
(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/suisanryutu/suisankakou/)

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