2024.3.25

「実は危険が潜んでいる!?」意外とやりがちな“お弁当のNG行為”5選

「実は危険が潜んでいる!?」意外とやりがちな“お弁当のNG行為”5選

朝の一番忙しい時間帯に作る「お弁当」。ついつい手早くパパッと詰め合わせてしまいたくなりますよね。でも何気なくやっているその行為の中に、じつは「やってはいけないNG行為」が潜んでいるかも…?

そこで今回は、覚えておくと必ず役に立つ「お弁当のNG行為」をご紹介します!後半ではお弁当にぴったりのひと口おかずのレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

お弁当のNG行為5選とは…?

お弁当は「持ち運ぶ」というのが大きな特徴ですよね。作ってすぐに食べるわけではないので、気をつけなくてはいけない注意点がいくつかあります。

お弁当による食中毒を防ぐには、「つけない」「増やさない」「やっつける」が三原則!この三原則を守るために覚えておきたいお弁当の「NG行為」をご紹介しますね。

NG行為①作り置きをそのまま詰める

前日の作り置きおかずなどをお弁当に詰める場合、そのまま詰めるのは「NG」!前日から朝までの間に増えたかもしれない菌を「やっつける」ために、お弁当に詰める前に十分に再加熱してから詰めるようにしましょう。

NG行為②おにぎりを素手で握る

お弁当に登場することの多いおにぎりですが、素手で握るのはNGです。調理の前に手をきれいに洗うのは大前提ですが、それでも手に食中毒菌が残っている可能性もあります。菌を「つけない」ために、必ずラップや使い捨て手袋などを使って握るようにしてくださいね。

同じ理由で、キャラ弁などの細工も素手で行うのは避け、使い捨て手袋をつけて作業するようにしましょう。

NG行為③ミニトマトをヘタつきのまま詰める

ミニトマトの赤色はお弁当に彩りを添えてくれる、頼もしい存在ですよね。そんなトマトにも注意すべきNGポイントがあります!それは「ヘタ」。ミニトマトのヘタの周りは細かいくぼみがあるため、水でよく洗っても細菌が残ってしまうことがあるんです。ミニトマトをお弁当に入れる場合はヘタを取ってから水洗いし、ペーパータオルで水分を拭き取ってから入れるようにしてくださいね。

NG行為④おかずにソースやケチャップをかけて詰める

お弁当箱に詰めたおかずに、ソースやケチャップをかけてからふたをしていませんか?じつはこれもNG行為。調味料には水分が多いので、その水分によって細菌が増える可能性があるからです。細菌を「増やさない」ために、調味料は別の容器に入れて持ち運び、食べる直前にかけるようにするといいですよ。

NG行為⑤熱いうちに詰めてふたをする

お弁当箱に詰めたおかずやごはんがまだ熱いうちに蓋をしてしまうと、湯気などでふたに水滴がつき、水分が発生します。この水分による湿度とお弁当の栄養、温かい温度という3つが揃った場所は、食中毒菌が増えるのにもってこいの環境になってしまいます!食中毒菌を「増やさない」ために、お弁当箱のふたはおかずやごはんが完全に冷めてから閉めるようにしてくださいね。

お弁当を作る際のNG行為を5つご紹介しました。中には「普段意外とやってしまいがちだな…」ということもあったのではないでしょうか?菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」の三原則に気をつけながら、おいしくて安全なお弁当を作ってくださいね。

お弁当に入れたいひとくちおかずのレシピをピックアップ!

お弁当を作る際の「NG行為」をひととおり見てきたところで、ここからはお弁当にぴったりなひとくちおかずのレシピをご紹介します。大人も子どもも大好きなハンバーグや、餃子の皮を使ったベーコンアスパラチーズ巻きなど、お弁当に入れたいかわいいサイズのおかずばかりです。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.ひとくちハンバーグ

※クリックすると別のページに遷移します

人気の洋食おかず「ハンバーグ」を、お弁当にぴったりなひとくちサイズで作ってみませんか?ケチャップベースの甘めなソースがジューシーなハンバーグにしっかり絡んで、ごはんが進む味わいです。焦げてしまったり生焼けになってしまったりと焼き具合が難しいハンバーグですが、ひとくちサイズなら失敗しにくいですよ。ぜひお試しくださいね。

材料(10個分)

ハンバーグ

  • 牛豚合びき肉・・・400g
  • 玉ねぎ・・・1/2個
  • 卵 (Mサイズ)・・・1個
  • パン粉・・・20g
  • 塩・・・ふたつまみ
  • 黒こしょう・・・ひとつまみ
  • 料理酒・・・大さじ2

ソース

  • ケチャップ・・・大さじ3
  • 料理酒・・・大さじ2
  • ウスターソース・・・大さじ2
  • 砂糖・・・小さじ1/2
  • サラダ油・・・大さじ1
  • パセリ (乾燥)・・・適量

作り方

1.ボウルにソースの材料を入れて混ぜます。
2.玉ねぎをみじん切りにします。耐熱ボウルに入れてふんわりラップをし、600Wの電子レンジで1分半加熱し、粗熱を取ります。
3.ボウルにハンバーグの材料、2を入れてよく捏ねます。10等分にし、円形に成形し、中心をくぼませます。
4.フライパンにサラダ油をひき、強火で熱します。3の半量を入れて両面に焼き色が付くまで焼きます。
5.弱火にして料理酒を加え、蓋をして中に火が通るまで3分程蒸し焼きにします。
6.1の半量を入れて5分程、弱火で煮詰めたら火から下ろします。同様に残りを焼き、器に盛り付け、パセリをかけて完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

2.チーズ入りはんぺんボール

※クリックすると別のページに遷移します

旨みたっぷりの食材ばかりを使った、チーズ入りはんぺんボールのレシピをご紹介します。魚の旨みたっぷりのはんぺんにツナ缶とかつお節を混ぜこみ、コクのあるチーズを包んで焼きました。焼き立てはチーズがとろけて、お酒のお供にもぴったりの一品ですよ。ぜひ一度作ってみてくださいね!

材料(6個分)

  • はんぺん・・・1枚
  • ツナ油漬け (1/2缶)・・・30g
  • かつお節・・・2g
  • ピザ用チーズ・・・30g
  • (A)片栗粉・・・大さじ1
  • (A)マヨネーズ・・・大さじ1
  • (A)塩こしょう・・・少々
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 水 (成型用)・・・適量

作り方

準備.ツナは油を切っておきます。
1.はんぺんはポリ袋に入れ、手で細かくなるまで潰します。
2.1をボウルに出したら、ツナ油漬け、かつお節、(A)を入れ練るようにスプーンでよく混ぜます。
3.6等分にした2を水をつけた手に乗せ、ピザ用チーズを包んで丸めます。
4.中火に熱したフライパンにサラダ油を入れ、3を入れたら転がしながら全面をきつね色になるまで焼いていきます。
5.4に火が通るまで焼いたら、器に盛り付けて完成です。

3.餃子の皮で!ベーコンアスパラチーズ巻き

※クリックすると別のページに遷移します

カリッと揚げ焼きにした餃子の皮が絶品な、ベーコンアスパラチーズ焼きを作ってみませんか?アスパラの甘みにチーズやベーコンの塩味が相性抜群で、お弁当にはもちろんおつまみにもおすすめです。餃子の皮が余ってしまったときの消費にもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(4人前)

  • 餃子の皮・・・8枚
  • 水 (のり用)・・・適量
  • アスパラガス・・・4本
  • ベビーチーズ・・・4個
  • 薄切りハーフベーコン (計60g)・・・8枚
  • 揚げ油・・・適量

トッピング

  • パセリ (乾燥)・・・適量

添え物

  • ケチャップ・・・大さじ1

作り方

1.アスパラガスは根元から1cm程を切り落とし、根元から1/3程のかたい皮をピーラーでむき、4等分に切ります。ベビーチーズは4等分に切ります。
2.薄切りハーフベーコンは半分に切ります。
3.餃子の皮は半分に切ります。
4.3に2、1の順にのせて巻き、巻き終わりに水を塗って留めます。
5.フライパンの底から1cm程の揚げ油を注ぎ、170℃に熱し、4を入れます。4分程揚げ焼きにして、こんがりと色づいたら油を切ります。
6.お皿に盛り付け、パセリをかけ、ケチャップを添えて完成です。

安全でおいしいお弁当を作ろう

いかがでしたか?今回はお弁当を作るときにやってしまいがちな「NG行為」5選と、お弁当に入れたいひとくちサイズのおかずレシピをご紹介しました。自分のために作るお弁当も誰かのために作るお弁当も、おいしく安全に作りたいですよね。今回ご紹介したNG行為も参考にしつつ、ぜひ毎日のお弁当作りを楽しんでくださいね!

※お弁当として持ち運ぶ際は食中毒に配慮し、衛生的な環境下で調理を行ってください。持ち運びの際は保冷剤をつけて冷蔵庫やなるべく涼しい場所に保管してください。加熱の必要があるものは必ずよく火を通し、しっかりと粗熱を取り、余分な汁気は切ってからお弁当に詰めてください。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

人気のカテゴリ