気持ちよく晴れたある日、とある親子が野菜の収穫体験をするために農家さんを訪れます。新鮮なナスやピーマンなどの夏野菜がたくさん実っている様子を見て、ワクワクする親子ふたり。その後、息子のとったある行動に母親はびっくりしてしまいます。さて、何が起こったのでしょうか?
「息子よ、抜け目ないな・・」野菜嫌いの息子の”巧妙な手口”に母驚愕…!
自分でフレッシュな野菜を収穫する体験を通して、苦手なピーマンも食べてくれるようになるかもしれない…と、母親は期待に胸を膨らませます。
ところが、息子が収穫してきた野菜を見てみてびっくり。色とりどりの野菜をよく見てみると、ちゃっかりピーマンだけ取ってきていないのです。息子の抜け目のなさに、「やられた!」と感じ、渋い表情を浮かべる母親でした。
Illustrator:こたつラボ
夏が旬の野菜を使った副菜レシピをご紹介!
さて、ここからはお話に出てきた野菜にちなんで、夏が旬の野菜を使った副菜レシピをご紹介します。オイルサーディンとトマトのイタリアン風サラダや、ナスのみそバターなど、夏野菜の旨みが引き立つ絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。
1.オイルサーディンとトマトのイタリアン風サラダ
おうちでイタリアン!オイルサーディンとトマトのイタリアン風サラダをご紹介します。オイルサーディンの濃厚な旨みと、さっぱりとしたトマトの酸味がバランスよくマッチしていて、クセになる味わいです。レモンの酸味が効いたドレッシングは絶品で、あと味がさっぱりしていますよ。おもてなしやワインのお供にもおすすめなので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- トマト (計450g)・・・2個
- オイルサーディン・・・80g
ドレッシング
- レモン汁・・・大さじ3
- EVオリーブオイル・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ1/2
- 塩・・・ひとつまみ
- 粗挽き黒こしょう・・・ひとつまみ
- イタリアンパセリ (飾り用)・・・適量
作り方
準備.オイルサーディンは汁気を切っておきます。
1.トマトはヘタを取り、8等分のくし切りにし、横半分に切ります。
2.オイルサーディンは尾を切り落とし、半分に切ります。
3.ボウルにドレッシングの材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
4.1、2を入れ、混ぜ合わせます。
5.器に盛り付け、イタリアンパセリをのせて出来上がりです。
2.万能おかず なすの味噌バター
おつまみにもおかずにも!ナスのみそバターを作ってみませんか?バターでこんがりと焼いたナスにほんのり甘いみそだれを絡めると、ごはんがモリモリ進む味つけに仕上がります。仕上げにバターを追加することで、さらに風味よく仕上がり絶品!一度食べたらきっとリピートしたくなりますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。
材料(2人前)
- ナス (計200g)・・・2本
- (A)みそ・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・大さじ1
- (A)料理酒・・・大さじ1
- 有塩バター (焼く用)・・・20g
- 有塩バター (仕上げ用)・・・5g
作り方
1.ナスはヘタを切り落とし、縞目状にピーラーで皮をむき、1cm幅の輪切りにします。
2.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンに焼く用の有塩バターを入れて中火で熱し、1を入れます。
4.両面に焼き色がついたら2を加え弱火で炒めます。汁気がなくなったら火を止め、仕上げ用の有塩バターを加え、混ぜ合わせます。
5.器に盛り付けて完成です。
3.ごま油香る 叩ききゅうりと鶏ササミの簡単和え
少ない材料でパパッと作れる!叩ききゅうりと鶏ささみの簡単和えをご紹介します。淡白な味わいの鶏ささみとみずみずしい食感のきゅうりを、ピリ辛味に仕上げた一品です。ごま油の風味や豆板醤の奥深い辛味が食欲をそそり、ついついお箸が進みますよ。スピードおつまみをお探しのときにもぴったりなので、ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- 鶏ささみ・・・1本
- 料理酒・・・大さじ1
- きゅうり・・・1本
- 塩 (塩もみ用)・・・小さじ1
- (A)しょうゆ・・・大さじ1/2
- (A)豆板醤・・・小さじ1/2
- (A)砂糖・・・小さじ1/4
- (A)ごま油・・・大さじ1
作り方
準備.鶏ささみは筋を取り除いておきます。
1.耐熱ボウルに鶏ささみ、料理酒を入れて、ラップをかけ、火が通るまで600Wの電子レンジで2分加熱します。菜箸でほぐして粗熱を取ります。
2.きゅうりはヘタを切り落として塩をふり、板ずりをします。流水で洗い、水気を切り、ジップ付き保存袋に入れて麺棒でたたき、一口大に割ります。
3.1、(A)を加えて混ぜ合わせ、味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。
夏野菜をおいしく味わおう!
いかがでしたか?野菜の収穫にまつわるエピソードと、お話にちなんで夏が旬の野菜を使った副菜レシピをご紹介しました。どのレシピも夏に旬を迎える野菜を使っているので、これからの季節に重宝しますよ。ぜひ参考にしていただき、夏野菜の旨みやみずみずしさをたっぷり堪能してくださいね!
※20歳未満の飲酒はやめましょう。