淡白な味わいがおいしい「タラ」。あっさりした白身なので、さまざまな料理と相性のよい魚です。冬場は鍋物に使われることも多いですよね。今回は、タラに含まれる栄養素と、おいしいタラの選び方についてご紹介します!冬に旬を迎えるタラのおいしさを存分に味わってみてくださいね。
タラの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」
- 目次
- タラの種類
- 主要な栄養価はこちら
- タラはたんぱく質がたっぷり!
- おいしいタラを選ぶ3つのポイント!
- タラのおいしさと栄養をたっぷり味わおう!
タラの種類
■マダラ
日本海北部やオホーツク海など、寒い海に生息しています。淡白な白身で、鍋物に使われることが多いです。たらの精巣は「白子(しらこ)」と呼ばれ、鍋物や汁物に使われますが、特にマダラのものは高級とされています。
■スケトウダラ
北太平洋と日本海に生息しています。鮮度が落ちやすいため、主に練り製品や干物にして食べられます。また、スケトウダラの卵巣を加工したものが「たらこ」です。
主要な栄養価はこちら
マダラ100gに含まれる主な栄養価は以下の通りです。
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エネルギー 72kcal
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たんぱく質 17.6g
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脂質 0.2g
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炭水化物 0.1g
- ビタミンD 1.0μg
タラはたんぱく質がたっぷり!
主要な栄養価がわかったところで、続いては栄養素についてチェックしてみましょう。タラはたんぱく質が豊富に含まれているんですよ。
■たんぱく質
炭水化物や脂質とともに三大栄養素と呼ばれる重要な栄養素のひとつです。筋肉や臓器、皮膚を作るだけでなく、代謝の調節や抗体の生成にも関わります。
■ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収をよくする働きがあります。体内で生成されるビタミンDには限りがあるため、食事により補う必要がある栄養素のひとつです。
おいしいタラを選ぶ3つのポイント!
ここからは、おいしいタラを選ぶためのポイントをご紹介します!せっかくなら新鮮でおいしいものを食べたいですよね。
①透明感がある
身の色は、透明感があるものを選びましょう。皮が白っぽかったり、身の色がくすんでいるものは鮮度が落ちている可能性が高いです。
②パックに水がたまっていない
パックの中に水分がたまっているものは、時間が経っていることが多いです。
③しっかり弾力があり、みずみずしい
身にハリがあり、みずみずしいものが新鮮です。また、切り口がシャープなものを選ぶとよいでしょう。
タラのおいしさと栄養をたっぷり味わおう!
タラに含まれる栄養素と、おいしいタラの選び方についてご紹介しました。旬を迎えたタラは、脂がたっぷりのって絶品です。ぜひ選び方のポイントを押さえて、タラのおいしさを楽しんでくださいね。
またクラシルでは、タラの保存方法についてもご紹介しています。おいしいタラを選んだら、正しく保存することでおいしさを保つことができますよ。ぜひ参考にしてみてください。