一日がんばった自分をいたわる晩酌の時間。楽しみにしながら冷やしていた缶ビールを取り出そうとしたら…うっかり手を滑らせて落としてしまった、という経験はありませんか?このまま缶を開けると、ビールは溢れ出てこぼれてしまい、なんだかもったいないですよね。今回は、缶ビールの吹きこぼれを防ぐ裏技を検証しました!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
缶ビールを落としても、泡が吹きこぼれない裏ワザがある!その方法とは…?「知れて得した!」
ビールが吹きこぼれてしまう原因とは?
ビールは炭酸が含まれているアルコール飲料です。炭酸飲料の中の気泡の正体は炭酸ガスで、缶の中は炭酸ガスを溶け込ませるために外の気圧よりも高い圧力となっています。ここで、缶を落としたり振ってしまうなどの衝撃を与えると、この気泡が増えてさらに圧力が上がり、開栓したときに圧力の差が一気になくなって気泡の勢いとともに液体も一緒に吹きこぼれてしまう、という原理なんだとか。
裏技を早速試してみた!
今回は2つの方法で、ビールの吹きこぼれを防ぐことができるのか検証しました。どちらも、冷蔵庫でよく冷やした350mlの缶ビールを使用しました。
まず、缶ビールを落とす代わりに、冷蔵庫から出した缶ビールを10秒間振って衝撃を加えます。その後、以下の①、②の方法をそれぞれ1分間ずつ行ってから缶を開けます。
①横に倒してころがす
この方法は、缶を横に倒した状態で、テーブルの上などで1分間ころころところがします。
1分後に開栓してみたところ、泡が勢いよく吹き出し、缶の上部には泡がこんもりと溜まりました。しかし、すぐに泡が消えはじめて、溢れてこぼれてしまうということはありませんでした!
②缶の全体をまんべんなくデコピンする
この方法は、1分間缶にまんべんなくデコピンをします。デコピン以外に、フォークやスプーンの柄の部分で叩いてもOKですよ!
開栓時には少し泡が吹き出しましたが、①のように泡が溜まることはなく、缶の上部に液体が少し広がる程度でした!そして、こちらもビールが溢れてこぼれることはありませんでした。
短時間で解決!吹きこぼさずに開けるには…
検証の結果、どちらも溢れてこぼれることはありませんでしたが、吹き出した泡の量はデコピンをしたものの方が少なかったです!ころがすよりもデコピンなどでまんべんなく叩く方が効果があるといえそうですね。(叩くことによって液体の中の気泡が缶の上部に集まるので、開栓時に液体を押し上げることなくガスだけが抜けてくれるというしくみです。)デコピンを1分間続けると疲れてしまうので、フォークやスプーンを使うのもおすすめですよ。
ビールに合うおつまみレシピをご紹介!
ここからは、検証した裏技にちなんで、ビールが進むおつまみのレシピをご紹介します。今回は、えのきとベーコンを使ったレシピをピックアップしました。ぜひ見てみてくださいね。
とろーりチーズの えのきベーコン巻き
とろけるチーズがたまらない、えのきベーコン巻きのご紹介です。こんがり焼いたベーコンとえのきの旨みがマッチして、お酒が進む一品です。ピザ用チーズのコクも加わって、ついつい手が伸びてしまいますよ。味つけはめんつゆとバターの間違いない組み合わせで、ごはんのおかずにもぴったりです。ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- えのき・・・100g
- 薄切りロングベーコン・・・6枚
- ピザ用チーズ・・・30g
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1
- 有塩バター・・・20g
作り方
1.えのきの石づきを切り落とし、6等分にします。
2.薄切りロングベーコンで1を巻き、巻き終わりをつまようじで留めます。
3.中火で熱したフライパンで有塩バターを溶かし、2の巻き終わりを下にして焼き色がつくまで焼きます。
4.めんつゆを回し入れ、中火で全体に絡めたら、弱火にし、ピザ用チーズを散らして蓋をし、チーズが溶けるまで5分蒸し焼きにします。
5.火からおろしてお皿に盛りつけて完成です。
ちょっとした工夫で、缶ビールを吹きこぼさない!
いかがでしたか。今回は、落としたり振動を与えたりしてしまった缶ビールを吹きこぼさないで開ける裏技と、ビールが飲みたくなるおつまみレシピをご紹介しました。1分間でできる簡単な裏技ですので、プシュッと缶を開ける前にぜひチャレンジしてみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。