世代を問わず人気の肉料理「生姜焼き」。手軽に作れてごはんとの相性も抜群なので、おうちでよく作るという方も多いのでは?今回は、フレンチの名店シェフに教えていただいたひと味違う生姜焼きの作り方をご紹介します。家庭料理の定番の生姜焼きが、フレンチシェフの手にかかるといったいどのように仕上がるのでしょうか。ぜひ最後までご覧くださいね。
「酒とみりんを使わない!?」名店シェフが作るひと味違う"美味しい"生姜焼きの作り方
教えてくれる「星野晃彦」シェフってどんな人?
星野晃彦シェフは、東京・銀座にあるフレンチの名店「ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座」の料理長。ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座では、フランス料理界の巨匠ポール・ボキューズ氏の哲学をもとに伝統とモダンをコンセプトにしたフランス料理を味わうことができます。
ご紹介するレシピはこちら!
生姜焼きといえば、味つけにみりんや料理酒などを使うのが一般的ですよね。ところが、今回星野シェフに教えていただいた生姜焼きはひと味違います!
まず、みりんや料理酒の代わりに使うのが「白ワイン」。そして「チキンコンソメパウダー」で旨味をプラスします。フレンチといえばバターのイメージが強いですが、今回はオリーブオイルを使ってさらっと食べやすい生姜焼きに仕上げるそうですよ。
それではさっそく作り方を見ていきましょう!
豚の生姜焼き
材料(1人前)
- 豚ロース (スライス・4枚)・・・100g
- 強力粉・・・適量
- 生姜・・・10g
ソース
- しょうゆ・・・40ml
- 白ワイン・・・30ml
- 水・・・25ml
- グラニュー糖・・・20g
- チキンコンソメパウダー・・・0.1g
- オリーブオイル・・・適量
付け合わせ
- キャベツ (千切り)・・・50g
作り方
1.ボウルにソースの材料を入れます。
2.生姜はスプーンで皮をむき、すりおろし、1に入れて混ぜ合わせます。
3.豚ロースに強力粉を薄くまぶします。
4.フライパンにオリーブオイルをひき、3を入れて中火にかけます。火が通り、焼き色が付くまで裏返しながら焼きます。
フライパンにオリーブオイルをひいたら火をつける前に豚肉を並べておくのがポイント!そうすることで肉に均一に火が入ります。
ここで、星野シェフに教えていただいた、肉をきれいに焼くコツをご紹介します。
ひとつ目は、「肉にまぶした強力粉を焼く」イメージで焼くこと!そうすると焼き目をきれいにつけることができるそうです。
ふたつ目は、肉を動かしながら焼くことです。肉を焼いている最中はあまり触らない方がよいというイメージがある方も多いかもしれませんが、豚肉が反ってくるのを抑えたり、動かしながら焼くことできれいに焼き上がりますよ。
5.中火のまま、2を入れてしっかりと絡め、ソースにとろみが付いたら火から下ろします。
6.器にキャベツ、5を盛り付けて完成です。
肉を盛り付けるときは、1枚目を右側に置き、少しずつずらしながら左に重ねていくときれいな並び方に。ほかの料理にも応用できるので、ぜひ覚えておきたいポイントです!
※こちらのレシピは白ワインを使用しております。加熱の状態によってはアルコールが含まれる可能性がありますので、お子様やアルコールに弱い方、妊娠中の方、授乳中の方はご注意ください。また、運転時、スポーツ時、入浴時はアルコールの摂取をお控えください。
いつもの生姜焼きが軽やかで上品な味わいに!
いかがでしたか?今回は、フレンチシェフがおすすめする生姜焼きの作り方をご紹介しました。調味料を少し変えて作るだけで、いつもの生姜焼きとはガラッと印象の違う仕上がりになります。おうちでも試しやすいレシピなので、ぜひこの機会に味わってみてくださいね。