「キャベツ」は、食卓に登場する機会が多い野菜ですよね。ところで、キャベツの外側の葉を食べずに捨ててしまっていませんか?じつはあの部分は、食べられる上に栄養豊富なんです!今回はキャベツの外側の葉の特徴やおすすめの調理法、キャベツレシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
キャベツの“外側の葉”捨ててませんか?衝撃な事実に「次からそうしよう!」
キャベツの外側の葉は食べられる!
キャベツの外側の葉を捨てるのは、もったいないですよね。一方で、固くて食べにくい、食べ方が分からないといった理由で仕方なく捨てている方も多いのでは?
キャベツは骨の形成を促すビタミンKや胃腸の調子を整えるキャベジン、骨や歯の健康に欠かせないカルシウムなどの栄養がたっぷり。さらに、キャベツはビタミンCも豊富ですが、このビタミンCは外側の葉により多く含まれているんです!食べにくいイメージのキャベツの外側の葉ですが、工夫次第でおいしく食べられます。ここからは、おすすめの食べ方を見ていきましょう。
おすすめの食べ方は?
■ やわらかく火を通す
キャベツの外側の葉は苦味を含み筋っぽいことがあります。そのため、サラダなど生で食べるよりも、スープや蒸し料理などにしてじっくり火を通し、やわらかくすると食べやすくなります。葉がしっかりしているので、煮溶けることなく、程よく形が残りますよ。
■ 細かく刻む
キャベツのシャキシャキした食感を楽しみたい方は、小さめに切って炒め物や揚げ物などにして、食感を残した調理もおすすめです。繊維が気になる場合は、みじん切りや繊維を断つように千切りにし、餃子やお好み焼きなどの具材にすると食べやすいですよ。
栄養豊富な外側の葉、ぜひさまざまなキャベツ料理で楽しんでくださいね。
食べるときの注意点は?
キャベツは、いちばん外側の土がついた葉は収穫のときに取り除かれています。しかし、外側は内側の葉にくらべて汚れが気になる場合がありますよね。土や汚れが付着していたら、食べる前にしっかり洗い流せば大丈夫。葉をはがし、1枚ずつ洗ってくださいね。葉をはがして洗うことで、虫などが入りこんでいた場合にも気づきやすくなります。虫食いや変色など葉が傷んでいる部分があれば、取り除きましょう。
キャベツを使ったおすすめレシピをご紹介!
さて、キャベツの外側の葉は食べられることがわかったところで、ここからはキャベツを使ったおすすめレシピをご紹介します。キャベツの葉をたっぷり使って、キャベツの味わいを楽しんでみてくださいね!
合挽き肉とキャベツの回鍋肉風炒め
牛豚合びき肉を使った、回鍋肉風炒めを作ってみませんか?キャベツとねぎの食感とジューシーなひき肉の組み合わせがよく合い、たまらないおいしさです。オイスターソースやみそ、豆板醤などを加えた甘辛い味つけが具材に絡み、ごはんのおかわり必至です!何度もリピートしたくなる味なので、ぜひ作ってみてくださいね。
材料(2人前)
- 牛豚合びき肉・・・200g
- キャベツ・・・300g
- 長ねぎ (80g)・・・1本
合わせ調味料
- 酒・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ2
- みそ・・・大さじ1
- オイスターソース・・・小さじ1
- しょうゆ・・・小さじ1
- 豆板醤・・・小さじ1
- ごま油・・・大さじ1/2
作り方
1.キャベツは一口大に切ります。
2.長ねぎは1cm幅の斜め切りにします。
3.ボウルに合わせ調味料の材料を入れて、よく混ぜ合わせます。
4.中火に熱したフライパンにごま油をひき、牛豚合びき肉を入れて色が変わるまで中火で炒めます。
5.1、2を入れて、全体に油が馴染むまで中火で炒めます。
6.3を入れて、全体が馴染んだら火を止め、器に盛りつけて出来上がりです。
外の葉も食べてキャベツをたっぷり味わおう!
いかがでしたか?今回はキャベツの外側の葉を食べるときのポイントと、キャベツを使ったおすすめレシピをご紹介しました。今まで捨てていた部分も、ポイントをおさえて食べればフードロスの削減にもつながりますね。今回ご紹介した内容を参考に、一度外側の葉も食べてみてはいかがでしょうか?