最終更新日 2025.1.9

買ってきた“卵”を洗う?それとも洗わない?鮮度に差がでる事実に「そうだったんだ!」

買ってきた“卵”を洗う?それとも洗わない?鮮度に差がでる事実に「そうだったんだ!」

卵を冷蔵庫にしまうとき、殻が汚れているような気がすること、ありませんか?そんなとき、洗ってから冷蔵庫に入れた方がいいのか、ちょっと悩みますよね。でも実は卵は、「洗わない」ほうが長持ちするんです!今回はその理由と、卵が主役のメイン料理をご紹介します。ぜひ最後までお楽しみくださいね。

卵は「洗わない」のが正解!

卵の表面には、「クチクラ層」という薄い膜があります。この膜が雑菌などから卵の中身を守ってくれているのですが、卵を洗ってしまうと、このクチクラ層も一緒に洗い流されてしまいます。そのため、鮮度が落ちるスピードが早くなってしまうのです。

また、殻の表面には、「気孔」と呼ばれる小さな穴がたくさんあります。そのため、水洗いをしてしまうとその穴から雑菌が入る可能性があります。この2つの理由から、卵は洗わないで保管するほうがいい、といわれているんです。

それでも、殻の表面に気になる汚れなどがある場合もありますよね。そんなときは、キッチンペーパーなどでやさしく拭き取るか、調理直前に洗い流すのがおすすめです。

ちなみに、流通している卵のほとんどは殺菌洗浄されているので、気になることがなければ、再度洗う必要はないのだとか。

衛生的で下処理も不要な卵は、忙しい毎日でも献立に取り入れやすいので、ぜひ冷蔵庫に常備しておきたいですよね!

卵が主役のメイン料理をご紹介!

さて、ここからはそんなお役立ち食材の「卵」が主役のメイン料理をご紹介します。デミグラスソースのふわとろオムライスや卵とトマトの中華風炒めなど、ボリューム満点で作りやすい卵料理をピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.デミグラスソースの卵トロトロオムライス

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卵がとろとろなデミグラスソースのオムライスはいかがでしょうか。手軽に作れる濃厚デミグラスソースが、まろやかな味わいの半熟卵とケチャップライスによく合います。華やかな色味と盛り付けで、お祝いの日の献立にもぴったりですよ。バターの香りが食欲をそそる卵とデミグラスソースのハーモニーをぜひ味わってみてくださいね!

材料(1人前)

ケチャップライス

  • ごはん・・・200g
  • 玉ねぎ・・・1/4個
  • 薄切りハーフベーコン・・・30g
  • (A)塩こしょう・・・ふたつまみ
  • (A)コンソメ顆粒・・・小さじ1/2
  • ケチャップ・・・大さじ2
  • サラダ油・・・小さじ2

デミグラスソース

  • 水・・・大さじ2
  • ケチャップ・・・大さじ1
  • 中濃ソース・・・大さじ1
  • 砂糖・・・小さじ2
  • しょうゆ・・・小さじ1
  • 有塩バター・・・5g

たまご

  • 卵・・・2個
  • 牛乳・・・大さじ2
  • 塩こしょう・・・ひとつまみ
  • 有塩バター・・・10g
  • パセリ (乾燥)・・・適量

作り方

1.玉ねぎはみじん切りにします。
2.薄切りハーフベーコンは1cm幅に切ります。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、1を入れて炒めます。しんなりしてきたら2を入れてさらに炒め、ごはん、(A)を入れて炒め合わせます。
4.ケチャップをフライパンの底に当てるようにして入れ、中火で10秒程水分を飛ばし、全体になじませたら火から下ろします。
5.ボウルに卵を割り入れ、牛乳、塩こしょうを入れて混ぜ合わせます。
6.別のフライパンに有塩バターを入れて中火にかけ、5を流し入れ菜箸で大きくかき混ぜ、半熟状態で火から下ろします。
7.大きめの耐熱ボウルにデミグラスソースの材料を入れて混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで30秒程加熱します。
8.器に4を盛り付け、6をのせ、7をかけます。パセリを散らして完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

2.とっても簡単!卵とトマトの中華風炒め

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とっても簡単な卵とトマトの中華風炒めをご紹介します。ふっくらと仕上げた卵とトマトの爽やかな酸味が相まって、次々にお箸が進む一品に。トマトのジューシーな旨みと中華風の味つけがごはんにもよく合いますよ。さっと炒めて作れるので、もう一品欲しいときのおかずにもおすすめです。ぜひ卵料理のレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

  • トマト・・・2個
  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • (A)鶏ガラスープの素・・・小さじ1
  • (A)マヨネーズ・・・小さじ1
  • 塩・・・ふたつまみ
  • 粗挽きこしょう・・・ふたつまみ
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.トマトは半分に切り、ヘタを取り除いて8等分のくし切りにします。
2.ボウルに卵を溶きほぐし、(A)を加えて混ぜ合わせます。
3.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れ、菜箸で大きく混ぜ、半熟状になったら一度取り出します。
4.フライパンの余分な油を拭き取り、中火で熱し、1を入れて炒めます。トマトがしんなりしたら3を戻し入れます。
5.塩、粗挽き黒こしょうを入れて炒め合わせ、全体に味がなじみ、卵に火が通ったら火から下ろします。
6.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。

3.簡単 カニカマたまご

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忙しい朝やお料理初心者さんにもおすすめな、簡単カニカマたまごを作ってみましょう!包丁を使わず、あっという間に作れるうれしい一品です。カニカマの旨味と甘じょっぱい卵がごはんとも相性抜群で、丼仕立てにしても楽しめますよ。小ねぎを散らせば彩りや風味もアップ。お腹も大満足のおいしさなので、ぜひ試してみてくださいね。

材料(2人前)

  • 卵 (Mサイズ)・・・4個
  • カニカマ・・・6本
  • (A)しょうゆ・・・小さじ2
  • (A)砂糖・・・小さじ2
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方
1.カニカマは手でほぐします。
2.ボウルに卵、(A)を入れ溶きほぐします。1を入れ混ぜ合わせます。
3.強火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を流し入れます。大きく混ぜながら卵が半熟状になったら火から下ろします。
4.お皿に盛り付け小ねぎをのせて完成です。

卵が主役のメイン料理を作ってみよう!

いかがでしたか。今回は卵の雑学と、卵が主役のおすすめメイン料理をご紹介しました。鮮やかな色味で日持ちもする卵は、毎日の食卓にバリエーションをもたらしてくれる食材でもあります。今回ご紹介したレシピを参考に、ふんわり絶品卵料理に挑戦してみてくださいね!

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

※こちらの記事は2023.9.9に初公開した内容を再投稿したものです。

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