最終更新日 2024.4.29

固まった塩をサラサラに戻す超簡単な裏ワザ!砂糖とは違う?それぞれ徹底検証してみた

固まった塩をサラサラに戻す超簡単な裏ワザ!砂糖とは違う?それぞれ徹底検証してみた

「塩」と「砂糖」はどのご家庭にもある、料理にかかせない調味料ですよね。ところで、しばらく使っていない内にごろっと塊になってしまった…なんてことはありませんか?今回は、固まった塩と砂糖をサラサラに戻す方法と、保存方法を検証します!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

塩と砂糖が固まる原因は違う!?

なぜ塩や砂糖は放っておくと固まってしまうのでしょうか?

じつは塩と砂糖では理由が真逆なんです!

まず、塩が固まるのは湿気が原因です。湿気により塩の表面にわずかながらでも水分が付着すると、湿度が下がったときに周りの塩と結晶を作ります。この結晶がどんどん大きくなって塊になっていきます。

一方、砂糖は乾燥が原因で固まります。砂糖はもともと結晶を作りやすいため、乾燥しないように製造過程で糖分の入った液体が吹きかけられています。しかし、保存する場所が乾燥していると、砂糖が結晶化しやはり大きな塊になってしまいます。

湿気・乾燥から守る方法は?

原因がわかったところで、塩と砂糖をサラサラに復活させる方法と、そのあとの保存方法を実際に検証します。

➀フライパンで炒る方法

固まった塩をフライパンに入れ、焦げつかないようにヘラや菜箸で混ぜながら弱火でじっくり炒ります。

10分ほど炒り、ヘラで塊をつぶしてみると、小さな塊は残りましたが大きな塊はホロホロと崩れ、ほとんどの部分がサラサラの塩になりました!

➁ショートパスタを入れる方法

次に試すのは、塩が吸収してしまった湿気を吸収してくれるものを保存容器の中に入れる方法です。そこで活躍するのが、乾燥しているマカロニなどのショートパスタです!ショートパスタを数本、保存容器に入れておくだけなので、手間もいりません。

しばらく置いておくと、塊になった塩がスプーンで簡単に崩すことができ、サラサラになりました!日ごろから保存容器にこのようなショートパスタを入れておけば、乾燥材の役割をしてくれます。ショートパスタが湿気を吸ったら交換してくださいね。

フライパンで炒ると、小さな塊は残りましたがそれ以外はサラサラと使いやすい塩に。気になる場合は残った塊を取り除くとよさそうです。またショートパスタを入れておく方法は全体的に塊がほぐれ、なによりとても手軽です。お好みの方法を選んで試してみてはいかがでしょうか。

砂糖

砂糖は乾燥を防ぐことが大切です。そこで用意するのがぬらしたキッチンペーパー。これを、保存容器と蓋の間にはさんでふたを閉めます。

容器ごと保存袋などに入れて密閉すると、ほどよく湿度が保たれます。

しばらくすると、スプーンで軽くつついただけで、簡単に塊がなくなり、サラサラの砂糖に戻りました!

あとは袋から取り出しキッチンペーパーを外すだけ!とっても手軽に復活しました。

サラサラの塩・砂糖でスムーズに料理ができる

塩は乾燥パスタを入れ、反対に砂糖はキッチンペーパーで湿気を与えることで、どちらもサラサラに戻すことができました!湿気や乾燥から守るには、両方とも普段から密閉できる容器に入れて、湿度や温度変化の少ない場所で保管しましょう。今回、塩には手軽にショートパスタを使いましたが、湿気を吸収してくれる珪藻土スプーンを入れるのもおすすめですよ。

サラサラの塩を使って作るおすすめレシピをご紹介!

ここからは、検証にちなんで、サラサラの塩を使いたいおすすめレシピをご紹介します。今回は、一品で満足すること間違いなしのチーズボートトーストをピックアップしました!ご紹介した保存方法で復活させたら、ぜひ作ってみてくださいね。

ボリューミー!チーズボートトースト

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朝ごはんにぴったりなチーズボートトーストです。具材は卵とチーズだけとシンプルですが、その名の通りたっぷりのせたチーズのコクととろーり卵が絡んで食べ応えのあるトーストです。ピリっと効いたブラックペッパーの刺激がいいアクセントになって、最後までおいしく食べれますよ。簡単に作れるので、時間のないときにもおすすめです。

材料(2人前)

  • 食パン (6枚切り)・・・2枚
  • ピザ用チーズ・・・70g
  • 卵・・・2個
  • 塩・・・少々
  • 黒こしょう・・・少々

作り方

1.アルミホイルを敷いた天板に食パンをのせ、表面にスプーンの背を押し当てて、くぼみを作ります。
2.くぼみの周りにピザ用チーズをのせ、中央に生卵を入れます。
3.塩、黒こしょうをかけ、オーブントースターで卵が半熟状になるまで8~10分焼きます。
4.お皿に盛り付けて完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

もうカチカチの調味料にしない!かしこく保存しよう

いかがでしたか。今回は、固まった塩や砂糖をサラサラに復活させる方法を検証しました。サラサラの塩と砂糖は使い勝手がよく、味もなじみやすいですよね。ご紹介したレシピと合わせて、ぜひおうちで試してみてくださいね。

※こちらの記事は2022.12.2に初公開した内容を再投稿したものです。

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