結婚してはじめてのお正月。関西出身の妻は、子どもの頃から慣れ親しんだ白みそのお雑煮を作りました。ところが、すまし汁のお雑煮で育ってきた関東出身の夫は「白みそのお雑煮なんてありえない」と全否定!お互い譲らず、口論になってしまいます。さてこのケンカの結末は…?
「絶対ありえない!」お正月に大喧嘩!?お雑煮の“絶対に譲れない条件”とは?
白みそか、すまし汁か。口論の末、両方のお雑煮を食べ比べて「我が家のお雑煮」を決めることにしたこの夫婦ですが、その結果…
お互いに悔しそうですが、どっちもおいしいという結論に! 結局この家庭のお雑煮は、1年ずつの交代制になったのでした。平和に解決したようで、よかったですね。
Illustrator:青山六郎
毎日おいしいごはんをもぐもぐしながら、一人娘を育てる母。日常の中で見つけた「好き」を漫画にしています。
お雑煮のアレンジレシピをご紹介!
お雑煮は、小さい頃から慣れ親しんだそれぞれの家庭の味がありますよね。今回は漫画に出てきた夫婦もびっくりの、洋風にアレンジしたレシピをご紹介します。お雑煮を食べ飽きてきたときにもぴったりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
洋風アレンジ ミネストローネ風雑煮
いつもと違うお雑煮を食べたくなったら、ミネストローネ風のお雑煮を作ってみませんか?酸味のあるトマトスープに野菜の旨みがしっかり溶けこんだミネストローネは、焼いて香ばしさをまとった丸餅にとってもよく合います。粉チーズの風味がアクセントになり、子どもも大人も大好きな味に仕上がりますよ。
材料(2人前)
- 丸餅 (2個)・・・70g
- キャベツ・・・80g
- 玉ねぎ・・・50g
- しめじ・・・50g
- にんじん・・・20g
トマトスープ
- カットトマト缶・・・200g
- 水・・・100ml
- コンソメ顆粒・・・小さじ1/2
- 塩こしょう・・・ひとつまみ
- オリーブオイル・・・大さじ1/2
トッピング
- 粉チーズ・・・小さじ1/2
- パセリ (乾燥)・・・適量
作り方
準備.しめじは石づきを切り落としておきます。 にんじんは皮をむいておきます。
1.キャベツ、玉ねぎ、にんじんは1cm角に切ります。
2.しめじは3等分に切ります。
3.中火で熱した鍋にオリーブオイルをひき、1、2を入れ、全体に油が回るまで炒めます。
4.トマトスープの材料を入れて中火でひと煮立ちさせ、にんじんがやわらかくなるまで時々かき混ぜながら3分程煮こみ、火から下ろします。
5.アルミホイルを敷いた天板に丸餅をのせ、オーブントースターでパッケージの表記通りに焼きます。
6.器に4を盛り付け、5をのせ、トッピングを散らして完成です。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
お雑煮アレンジは無限大!
いかがでしたか?今回はお雑煮の味つけで口論になった夫婦のエピソードと、お雑煮の洋風アレンジレシピをご紹介しました。お餅はアイデア次第でいろいろな味付けを楽しめるので、ぜひおうちでいろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね。