ねばねばと粘り気のある食感がクセになる「長芋」。皮をむくときに手がつるつるすべって扱いにくい...なんて思ったことはありませんか?じつは、長芋は皮ごと食べられる根菜なんですよ!そこで今回は、長芋の皮ごと食べるときのポイントや長芋を使った簡単レシピをご紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
長芋は「皮ごと」食べられる?皮はむくべき?【たっぷり味わう方法を解説】
長芋は皮ごと食べてもいいの?
長芋は皮をむいて調理するイメージがありますが、長芋の皮は見た目以上に薄くクセが少ないので皮をむかずに食べることができます。また、長芋の皮にはたんぱく質の消化や吸収を助ける成分が多く含まれていて、栄養も豊富なんです!皮の食感が気になる方は、皮ごと長芋をすりおろすと食べやすいですよ。皮と一緒に味わうことで、長芋本来の風味をより一層感じることができます。
皮ごと食べるときのポイントは?
長芋は、皮も食べられることがわかりましたね。では、皮ごといただくときに気をつけるポイントはどんなことがあるのでしょうか。
■ 汚れは丁寧に洗い流す
地中に根を生やして育つ長芋。皮についた土には土壌菌がついている場合があります。たわしなどでこすり洗いをし、しっかりと水で流してから調理をしましょう。
■ ひげ根はあぶって取り除く
長芋の皮についているひげ根が気になる場合は、ひげ根を切るか、あぶり焼きをして取り除く方法があります。ガスコンロの火を使って、あぶってみましょう。チリチリとひげ根を焼きおとすことができますよ。ひげ根を取り除いたあとは、流水で汚れを落としそのまま調理ができます。
※長芋のひげ根をあぶり焼きする際は、やけどに十分ご注意ください。
皮ごと食べて長芋の風味を堪能しよう!
長芋はとろろなど生で食べるのはもちろん、焼いたり揚げたりするとホクホクになってまた違ったおいしさが楽しめますよね。長芋を調理すると手がかゆくなったり扱いにくいと思っていた方も、一度皮ごと調理してみてはいかがでしょうか。皮つきの長芋は風味が濃厚でおいしいですよ。ぜひいろいろな長芋料理を楽しんでみてくださいね。
長芋レシピをご紹介!
ここからは、長芋を使った絶品レシピをご紹介します。バターの香りが食欲をそそる長芋のステーキをピックアップしました。レシピでは皮をむいていますが、ぜひ皮をむかずに作って長芋の味わいをより一層感じてみてくださいね!
ほくほく 醤油バターで長芋のステーキ
箸が止まらないおいしさの、長芋のステーキを作ってみませんか?ホクホクに焼きあげた長芋に、バターしょうゆの香り高い味つけがクセになる一品です。香ばしいニンニクの香りが広がり、思わずパクパクと食べ進めてしまうこと間違いなし!簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
材料(2人前)
- 長芋・・・300g
- 塩こしょう・・・小さじ1/2
- ニンニク・・・1片
- (A)しょうゆ・・・大さじ2
- (A)酒・・・大さじ1
- (A)砂糖・・・小さじ2
- 有塩バター・・・10g
トッピング
- 小ねぎ (小口切り)・・・適量
- のり (刻み)・・・適量
作り方
準備.長芋は皮をむいておきます。
1.ニンニクはみじん切りにします。
2.長芋は2cm幅の輪切りにし、両面に塩こしょうをふります。
3.フライパンに有塩バター、1を加えて中火で加熱します。
4.ニンニクの香りが立ったら、2を入れて中火で両面を焼きます。
5.両面に焼き目がついたら、(A)を加えて、中火で炒め合わせます。
6.全体に味がなじんだら火から下ろし、お皿に盛り付け、トッピングをかけて完成です。
皮だって食べられる!長芋をたっぷり味わおう!
いかがでしたか?今回は長芋を皮ごと食べるときのポイントと、おすすめレシピをご紹介しました。一見そのまま食べることが難しそうにみえる長芋の皮ですが、おいしく食べることができるなんて驚きですよね。皮を捨てることがないので、後片付けもグッと楽になりますよ。ぜひ一度、皮をむかずに食べてみてはいかがでしょうか。