手軽に食べられておいしい「バナナ」。朝ごはんやおやつに常備している方も多いのではないでしょうか。ただ、ひとつ気になるのが傷みやすいこと。あっという間に黒くなってしまいますよね。そこで今回は、バナナが長持ちするといわれている「ある方法」を検証してみます!おすすめレシピもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。
バナナを長持ちさせる裏技とは?道具いらずの簡単な方法を検証してみた
- 目次
- バナナが傷むのはなぜ?
- バナナを長持ちさせる裏技を実際に検証してみた!
- バナナを長持ちさせるなら冷蔵庫がおすすめ!
- バナナで作るおすすめおやつレシピをご紹介!
- バナナのキャラメリゼ
- バナナを長持ちさせておいしく食べよう!
バナナが傷むのはなぜ?
そもそもバナナが傷む原因は、バナナから発生する「エチレンガス」にあります。エチレンガスが発生することでバナナは追熟して甘味が強くなりますが、同時に傷みの原因にもなってしまうんです。
バナナの傷む原因がわかったところで、今回は下の2つの方法を検証していきます!
1.バナナを房から1本ずつ切り離し、ポリ袋に入れる
同じ房のバナナや、ほかの野菜などから出るエチレンガスの影響を防ぎます。
2.冷蔵庫(野菜室)で保存する
暑い地域で育つバナナは低温に弱いため、冷蔵庫の野菜室に入れておくとエチレンガスの発生が減って追熟が進みにくくなります。
バナナを長持ちさせる裏技を実際に検証してみた!
房から切り離したバナナをポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。常温で置いておくものと比べるとどのような違いが出るのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
検証開始から5日後の様子がこちら。
常温で置いていたもの(右側)は黒い斑点が出てきているのに対し、冷蔵庫に入れていたもの(左側)は全体的に茶色がかってきています。
ちなみに、常温に置いていたバナナに出てきた黒い斑点の正体は「シュガースポット」といい、バナナの成熟が進んで甘くなった証拠なんです。甘くてやわらかいバナナが好きな方は、このシュガースポットを食べごろの目安にしてみてくださいね。
検証開始からちょうど1週間後。
冷蔵庫に入れていたバナナはすっかり茶色くなっており、常温で置いていたバナナも全体的に茶色い部分が増えています。パッと見では冷蔵庫に入れていたものの方が傷んでしまっているようにも見えますが、はたして中身はどうなっているのでしょうか?
皮をむいてみると…
常温で置いておいたバナナの中身はわずかに茶色くなってきている部分がありましたが、冷蔵庫に入れていたバナナは一切変色せずとてもきれいな状態でした!また、常温のバナナは皮がしなびていたのに対して、冷蔵庫のバナナは皮にハリがあったのも大きな違いでした。
バナナを長持ちさせるなら冷蔵庫がおすすめ!
バナナを冷蔵庫の野菜室に入れると、皮は茶色く色が変わったものの、中身はきれいな状態で日持ちさせることができました!今回の検証では常温で保存したバナナにも目立った傷みはありませんでしたが、夏場に保存する場合や、より日持ちさせたいときは冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
バナナで作るおすすめおやつレシピをご紹介!
バナナはそのまま食べたり、ヨーグルトなどに添えて食べるという方が多いかもしれませんが、実は焼いて食べても絶品です!簡単にお作りいただけるレシピをピックアップしたので、ぜひおやつに召し上がってみてはいかがでしょうか。
バナナのキャラメリゼ
ほろ苦いカラメルとバターの風味がたまらない、バナナのキャラメリゼをご紹介します。こんがりと焼きあげたバナナは、とろっとやわらかい食感でやみつきになること間違いなし!冷たいバニラアイスと温かいバナナの組み合わせがあとひくおいしさです。ひと手間加えるだけで、いつものバナナが絶品スイーツに早変わり。ぜひこの機会に試してみてくださいね。
材料(1人前)
- バナナ・・・1本
- 有塩バター・・・10g
- グラニュー糖・・・大さじ1
- バニラアイス・・・50g
- チャービル・・・適量
作り方
準備.バナナは皮を剥いておきます。
1.バナナは縦に半分に切ります。
2.中火に熱したフライパンに有塩バターをひき、グラニュー糖をバナナの形に合わせて入れます。
3.1をのせて中火で焼きます。
4.グラニュー糖がカラメル色になったら、裏返します。中火のままさらに1分程焼いて火から下ろします。
5.お皿に4とバニラアイスを盛り付け、チャービルを添えて完成です。
バナナを長持ちさせておいしく食べよう!
いかがでしたか。今回はバナナを日持ちさせる方法と、おすすめレシピをご紹介しました。季節によって傷むスピードが違うバナナも、この方法を覚えておけば1年を通しておいしく食べられますね!ぜひおすすめレシピとあわせて参考にしてみてくださいね。