とろけるように甘い果肉と高級感あふれる香りが魅力の「メロン」。一口食べると甘くてジューシーな果汁が口いっぱいに広がって、至福のひとときが堪能できますよね。今回は、メロンの栄養や旬、品種だけでなくおいしいメロンの選び方についてもご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
メロンの栄養について知りたい!旬や品種、選び方についても解説!
- 目次
- メロンの旬は?
- メロンの品種をご紹介
- 北海道
- 静岡県
- 滋賀県
- 鳥取県
- 主要な栄養素はこちら
- メロンの栄養素について解説
メロンの旬は?
メロンの旬は4月から9月ごろまでのおよそ6ヶ月間とされています。メロンは全国各地で栽培されていて、地域によって気候や栽培方法が異なるので、旬の時期に幅があります。南の地方で育ったメロンは春ごろに出荷されますが、北海道などの寒い地方で栽培されたメロンは秋ごろになって初めて市場に出回るんですよ。
メロンの品種をご紹介
メロンはさまざまな品種が栽培されているため、地域別にいくつかご紹介します。
北海道
全国的にも有名な「夕張メロン」は、赤肉種と青肉種を交配して作られた北海道独自のメロンで、品種名は「夕張キング」。とろけるようにやわらかく、みずみずしい果肉が特徴です。
※『夕張メロン』は「夕張市農業協同組合」の登録商標又は商標です。
静岡県
静岡県産の「クラウンメロン」は、とても丁寧に栽培されていて、1本の木から1玉しか収穫できません。ふわっとやわらかい果肉は繊細な甘みがあり、高級品種として圧倒的な地位を築いています。
※『クラウンメロン』は「株式会社クラウンメロン」の登録商標又は商標です。
滋賀県
滋賀県で栽培される「モリヤマメロン」は、果肉が厚くて食べ応えたっぷり!皮のふちギリギリまでしっかりと甘く、最後までおいしくいただけますよ。
※『モリヤマメロン』は「レーク滋賀農業協同組合」の登録商標又は商標です。
鳥取県
鳥取県で知名度が高い「クレオパトラ」は、つるんとした黄色い皮で、大きいグレープフルーツのような見た目が特徴。果肉は白色で、適度な甘みとさっぱりとした後味が人気を集めるメロンです。
メロンにはたくさんの品種があるので、食べ比べしてみるのも楽しいですね!
主要な栄養素はこちら
メロン(露地メロン/緑肉種・赤肉種)100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
栄養素 | 数値 | |
---|---|---|
エネルギー | 45kcal | |
たんぱく質 | 1.0g | |
脂質 | 0.1g | |
炭水化物 | 10.4g | |
水分 | 87.9g | |
食物繊維 | 0.5g | |
カリウム | 350mg | |
ビタミンC | 25mg |
メロンの栄養素について解説
メロンには、食物繊維、カリウム、ビタミンCなどが含まれています。それぞれの栄養素にどのような働きがあるのか、詳しく見ていきましょう!
食物繊維
メロンには、ペクチンという水溶性食物繊維が含まれています。水に溶けやすい水溶性食物繊維は便の水分を保ち、やわらかくして体外に排出しやすくします。また、脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して排出する働きもあります。
カリウム
カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。筋肉の収縮や神経の働きにも密接にかかわる重要なミネラルのひとつです。
ビタミンC
ビタミンCは強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の発生を抑えたり、取り除く働きがあります。また、コラーゲンの生成に欠かせないビタミンとしても知られています。
おいしいメロンの選び方
おいしいメロンを選ぶポイントは以下の3つです。
表面の網目模様が細かい
まずは、メロンの表面をチェックしてみましょう。メロンの網目模様は、実が大きくなるときに皮がひび割れることでできます。網目が細かく、メロン全体をまんべんなく覆っているものが良品です。網目が粗かったり、ムラがあるものはきれいに成熟していない可能性があります。
ずっしりとした重みを感じる
メロンはジューシーな果汁がおいしい果物です。軽いものは、種が多くて実が詰まっていなかったり、水分が抜けていることがあります。手に持ったときにずっしりとした重みを感じるものを選ぶと、水分たっぷりでみずみずしいメロンを味わうことができますよ。
底の部分がほどよくやわらかい
熟したメロンを手に入れたいときは、メロンの底に注目してください。底の部分をそっと触ってみて、ほどよい弾力があるものが食べごろですよ。固いものを購入した場合は、風通しのよく直射日光が当たらない20〜25℃くらいの場所で追熟させてからいただきましょう。
おいしいメロンを選んで味わおう!
いかがでしたか。おいしいメロンの選び方と栄養素についてご紹介しました。今回の記事を参考にして、状態のよいものを選んでおいしいメロンを堪能してくださいね。
クラシルでは、メロンの保存方法についてもご紹介していますので、ぜひご覧ください。